山中で猟師が見た怪異は軍隊が駆逐した

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dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

今、狩猟に関する本を読んでいるが、大正年間頃から山中で怪現象に会う猟師が少なくなったらしい。猟師に軍隊経験者が増え、兵役で貨幣経済に触れるなどで意識の変革があったと

2012-05-10 00:48:53
dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

この前呟いた、猟師に軍隊経験者が増えることで山中の怪現象目撃例も減ったという話だが、その過程で大きな役割を果たしたのが村田銃で、単発式で軍用では短命だった村田銃も、それまでの菅打ち式と比較して高い精度と威力を誇り、第二次大戦後も日本の猟銃のナンバーワンかつオンリーワンだった

2012-05-13 14:21:07
dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

村田銃による狩猟の効率化と、徴兵による地方民への貨幣経済の浸透で、東北の猟師の中には高価な毛皮、クマの肝などで蔵が立つ程の財を成す者までいたという。このように貨幣経済に順応し、クマをも仕留める銃を持つに至った人間にとり山は恐怖の対象でなくなり、怪現象の目撃例も少なくなったのだろう

2012-05-13 14:28:08
arabiannightbreed @a_nightbreed

@dragoner_jp 軍隊で報告の徹底を叩き込まれるところから「自分の見たものを言語化するスキル」が浸透して、言語化できない「怪しい物」が無くなっていったのかもと思ったり。昔は、海や山で「言語化できない物」を見た人の話を、里に済む言語化できる人が怪異譚として膨らませたかも

2012-05-13 14:33:01
arabiannightbreed @a_nightbreed

「怪しいものを言語化するスキル」なのか、はたまた「言語化できないものを意識の外に追い出すスキル」なのかもしれませんが

2012-05-13 14:40:36