平成24年6月定例会 6月4日本会議

市長の図書館関連部分の書き起こし。
11
武雄市(公式) @takeocity

本日、武雄市議会平成24年6月定例会が開会します。Ustream http://t.co/GIuZGqJW で本日の本会議の模様を中継します。 http://t.co/uqpM57D4

2012-06-04 09:28:50

まず、CCC、武雄市図書館との連携の話について、自分の言葉でお話をしたいと思います。

なぜ、ここに至ったかと言いますと、わたしは市長を就任する前から、図書館のヘビーユーザーでありました。まあ色んな図書館を使ってまいりましたけれども、総じて武雄市立図書館は素晴らしい図書館であります。しかし、どの図書館でも、まあ色んな問題があります。ひとつは開館時間です。なんで、ユニバーサルサービスをしなきゃいけない図書館が、朝10時からしか開かないんでしょうか。そして、夕方の6時に閉まるんでしょうか。そして、多くの方々が嘆いておられますけれども、なぜ月曜日に閉まるんでしょうか。そして、休みが非常に多い。そういった中で、わたしは着任時からこれはブログにも度々書いて教育委員会を激しく批判したこともありましたけれども、やはり市民の目線に立ったサービス。これは、図書館は、武雄市の文化のみならず、発信の基地である。あるいは市民の情報収集、情報共有の場である観点から、度々教育委員会と論議を重ね、特に浦郷教育長になって、その議論が加速しました。

でその結果、どうなったかって言うと、去年の終わり現在で、休館日が34日。これは佐賀県内の公共図書館の中では、佐賀県立図書館を除けば、一番休みの少ない図書館になります。あるいは、色んな議論をしていただいて、月曜日が、開館する時間が多くなる。それと燻蒸の期間。過去は、すいません正確にはちょっと今数字をちょっと忘れましたけれども、かなり長い日数、その燻蒸に当ててます。これはわたしは本の燻蒸かなと思ったら、隣にある資料の燻蒸で、それと併設してる図書館が、そのために開けなくなったと、いうことから、その期間、これは長い、休館日に当たりますけど、様々、この、燻蒸日も、かなりの日数を減らし、これは、教育長、そして、並びに杉原図書館館長、そしてスタッフの皆さんたちのご努力のおかげであります。

で、しかし、ここが限界であります。わたしは常々、武雄市、朝日町にある、TSUTAYAのようなサービスができないかと、いうことを、常々、教育委員会に申し上げております。すなわち!チッ。365日。朝の11時から、午前1時。365日。休みなしですよ。正月も元旦も一緒ですよ。あ、これ一緒ですけれども、そういった中で、これがわたしは本当の市民に根差したサービスではないかと、いうことで、まあ教育長も耳が痛いと思いますけれども、常々TSUTAYAのようにできないかと、いうことを申し上げております。で、その結果重ねてでありますけども、だいぶ大幅な向上ができましたけれどもここが限界。

で、その時に、わたしは去年の年末、あるテレビ番組を見て、わたしの考えが誤りだということに気付きました。それはすなわち。TV東京系の、カンブリア宮殿であります。カンブリア宮殿に、出たのが、CCC、の、社長である、増田宗昭さん、で、あります。で、この方が、出られた、番組をたまたま拝見した時に、わたしの考えは間違いであります。それはとりもなおさず、TSUTAYAの社員として、あるいはCCCの、社員として、代官山の蔦屋書店の、立ち上げから今に至るまでを、放送されてましたけれども、これはCCCの社員しかできないわけですね、日本一の企画会社としての。で、わたしは、公務員の諸君にTSUTAYAのようになれと、いうこと自体が間違い。それはすなわち。キリスト教の人をイスラム教に改宗させるようなもんであります。逆に言うと、TSUTAYAの諸君を公務員のようになってくれっていうのはそりゃ無理な話です。だからわたしはある意味、無理なことを申し上げてたかもしれません。

そこでわたしは年末に、思考がジャンプアップして、あ、これは、CCCのような、実際、24時か…あ、365日、運営のできる所に任せるべきではないかと、いうことを考えるに至りました。その間、その前の一年間、実はわたしはこれはあの、ブログに書いてありますのでご覧になって欲しいんですけれども、図書館の運営については、直営の中にで、指定管理者制度っていうのがあります。で、これは、いくつかわたしは、話をしてみました。話をしてみました。で今TRCと、もうべったりの、関係になってますけれども、これが本当にいいのかどうかと、いうことも含めて、これはわたしは色んなブログにも書きましたけれども、地元の本屋さんであるとか、あるいはこれは相手がある話ですので名前は申し上げませんけれども、2…365日で、運用してくれないかどうか、ということを打診した時に、どこもできないと、いう話をいただきました。

で、その時にわたしは先ほど見た、去年末のカンブリア宮殿を見て、あ、ここだったらお任せできるかもしれないな、ということをワンノブゼムで思います。そしてわたしは何のツテもありません。元々、わたしは人脈はありません。で、そん時に同級生の、前の古賀滋副市長の息子さんが、いま、デジタルハリウッドの社長兼CEOでありますけれども、古賀鉄也氏。わたしがこれ、同級生であります。これは日経の、交遊抄にも、わたし書きましたけれども、で、その彼が、に、話をしてみました。で、その彼は、TSUTAYAでM&Aの経験をする部長でありました、前職が。で、そこの彼に話をしたところ、わかったと。話の中身はともかくとして、CCCの副社長に繋げると、いう話をしてくださいました。そして、お互い日程調整をして、1月のしかるべき時点で、わたしは出張のついでに、そこの、CCCの運営する代官山の蔦屋書店、指定をされた蔦屋書店に伺いました。

で、この時に、これもたまたまなんですけれども、ちょうどテレビ取材を受けられておられた、CCCの増田社長と、たまたま会うことができました。で、その際にこれは路上で、これはテレビカメラにも映ってますので、それはいつか放映されると思いますが、その中で、わたしは、CCC、に、ぜひ、図書館、の、運営を委ねたいんですと。でそれも、別にCCCがわたしは好きだからというのではなくて、365日、しかもしっかりとした、市民サービスを提供できる所を今探しています。で、もちろんこれは議会のご議決がありますと。わたしの一存じゃ決められませんけれども、議会の議決を賜った後はぜひ、契約を進めて行きたいと、いうことを申し上げたところ、増田社長が開口一番、わたしも図書館を行いたいと思っていたと。わたしも図書館運営っていうことに非常に興味を持っていたと、いうことをおっしゃっていただきました。でそこに同席していたCCCの高橋副社長、等も、そこにおられましたけれども、その、トップの一声で、後々、CCCとコミュニケーションを取ることがなりました。1月以降、わたしがトップレベルで、あと、あの、わたくしども教育委員会と、つながる部、を中心として、プロジェクトチームを作って、事務方同士の交渉、あるいはわたしトップとの交渉、を含めて、何度も何度も交渉を重ねました。

その結果、まあ会見をしたのが5月4日、で、あります。で、何も、誤解なきように申し上げますと、わたしは別にCCCが好きで、やっているわけじゃありません。あくまでも市民こう、い…価値の向上として、どこと組むのかと、いうことを前提にした場合にして、繰り返しになりますけれども、ほか、指定管理者をされている、色んな事業者であるとか、他の事業者であるとか、いったところが、「できない」から、わたしは、CCCにお願いをしようと、いうことを思った次第であります。これは、また一般質問等で論議が深まればいいなと、いうように思っておりますけれども、では、その、CCCと組むことによってどういうメリットができるかと、いうことを次に申し上げたいと思います。

ひとつは、3…365日、になります。で、朝9時から夜9時までの開館になります。で一部の方からは、それは、子供の、何て言うんですかね、健全育成につながらないんじゃないかと、つながるんじゃないかとか、あるいは、まあ後で言いますけれどもダイニングも入れます。カフェも入れます。で、そういったことで、物を食べながらね、本を、読むことは、それは教育施設としての主義に反するんではないかという、とぼけた話を聞きましたけれども、じゃあ、給食はどうなるんだと、いうことを思う次第であるしそれは親のしつけであり、その社会のルールの問題だろう、でこれを奇貨として、図書館をね、話を、どうだと、いうことについては、まあわたしは乗るつもりはまったくありません。で、その中で、わたしは度々この構想について、ブログであったりFacebookであったりTwitterであったり、自分の所見を申し述べました。で、様々なごひか…ご批判がある一方で、様々いい意見もあります。

で、5月4日に会見をした後に、今度は、これはエポカル武雄フレンズ、そしてじょ、女性ネットワークの、依頼により説明会を開きました。これは佐賀新聞を中心として、載ってて、まあこれについてどうこういうつもりはありませんけれども、その中で、まあ色んなご批判であったりとかご意見を承りました。それはもう真っ当なご批判もありましたし、それはわたしたちが旨とすることもありましたので、これも一般質問等々でお答えしたいと思いますけれども、取りも直さず、わたしたちがやって参りたいのは、その開館時間等の延長、そして今までになかった、図書館としてのサービスを加える。

で、これは先ほど申し上げればよかったんですけれども、図書館の利用者は、まあ頭打ち状態になっています。頭打ち状態になってる。そして、今わたくしどもから教育委員会に対して、図書館の運営ひにゅひ…運営費として、1億4500万円、計上をいたしておりますけれども、「たったの」その中で一割ちょっとしか、図書の費用に使ってないんですね。図書の費用にしか。これは問題ですよ!まあ、これはね、わたしの責任です。ですので、これは吉川里己議員から、さきの議会の一般質問でもありましたように、様々な問題点、課題点を浮き彫りにしていただきました。でその中で、ただ先ほど申し上げたように、それを、官の力で、もうそれを改善するのはもう限界であります。もうしっかりやってもらってます。しかし、それでもやっぱりこれだけの、無駄、矛盾、が、あるわけです。

でこれを指定管理者という制度を使って、制度を使って、CCCという、日本を代表する企画会社にお願いをすることによって、わたしは一割以上、削減をして参ります。一割以上削減をする。で、しかもこれは図書館ができてもう十数年になります。で色んなガタがもう見え始めています。その中で大規模改修を入れる時期に差し掛かっております。その大規模改修の費用と、向こうたとえば10年か15年か、これはちょっとこれから計上しますけれども、浮いた額の枠内で図書館の改造をしようと思ってます、改装、をすると。

それと図書館の改装と、並びに、たとえば蘭学館であったりとか、歴史資料館であったりとか、図書館として活用すべく、わたしは市民の皆さん方たちに胸襟を開いて話をして行きたいと思って、います。でその中で、武雄の歴史資料はほんとに、凄いものがあります。しかし、今の置かれてる状況は余りにも可哀相です。非常に中途半端な置かれ方をしています。わたしは入りました。倉庫や特別倉庫にも、一般の倉庫にも入りました。わたしが入った中で、虫が、その前を通っています。虫さん、こんにちはの状態です。非常に可哀相。そして、置かれているスペースであったりとか、まあこんなの置く必要あんのかなっていうとこまで置いてありましたけれども、たとえば過去の、企画展のポスターであったりとかね、これはあそこに置く必要なんかないんですよ。それと重要な資料が、これはわたくしどもが悪いんですけれども、積み重ね、になってるわけですね。ですので、今般、図書館として活用するに当たって、そういう保存の場、そして、これは、文化連盟等から再三、わたしの前の市長さんたちも言われていたと思うんですけれども、新たにきちんと展示する場、も含めて、立体的にわたしはこの話を進めて参りたいと思っております。しかしながらこれについては市民のご意向、そして、歴史…資料を保存する皆さんたちであるとか今日区長会の方々がお見えになってますけれども、区長さんたちのご意見とか、色んなご意見を聞きながら、あるいは一般質問で、これは、様々な議員さんから、ご質問、ご意見が賜ると思いますので、わたしはわたしの意見として申し上げましたけれども、これも、とくに議員さんのご意見をうかがって参りたいと思っております。

いずれにしても、市民サービスは、停まっちゃいけません。前に進める。どんなにいいことを我々がしたと思っていても、必ず市民ニーズからすれば課題、問題点があります。それを多聞第一。真摯に意見を踏まえて、市民ニーズの、半歩先を我々は進める。それは図書館サービスが、そのわたしは、今からの、き…キーになる要素だと確信をしています。重ねてでありますけれども、議員の皆さんたち、市民のぎ…議員の皆さんの活発なご意見を賜りたいと思います。これが最後にしますけれども、図書館履歴の扱いであるとか、様々なご意見等が、外から、よそからありますけれども、これも真摯に踏まえたいと思います。お母さん方からも、これは上田雄一議員からも伺いましたけれども、色んな、様々なご懸念が、こう、あると。とくにお母さんたちが全部Tポイントになるのかと、いう話もありますけれども、そうはなりません。で、これもしっかり一般質問等でお答えをして参りたいと思っております。

公式

市長提案事項説明要旨 | 平成24年6月定例会 | 武雄市議会 | 市政情報 | 佐賀県武雄市

差分

  • CCCの高橋副社長 → CCCの中西副社長
  • 虫さん、こんにちはの状態です → (削除)

議事録(PDF)

差分

  • CCCの高橋副社長 → CCCの高木副社長

関連まとめ

まとめ 平成24年3月定例会 3月16日一般質問 吉川里已議員 樋渡啓祐武雄市長が認識している武雄市図書館の問題点。 吉川里已議員は市長とは無二の親友。 2930 pv 10