さっき洗濯ものを畳みながら思いついた近未来服飾企業成長物語SF。その会社は全ての服にRFIDを埋め込むことを思いついた。発案者はユーザ登録のWebサイトを作っていた若手技術者である。
2010-06-27 15:03:51彼の狙いはiClosetというソフトウェアにあった。現在、一般家庭のタンスは情報化されていない数少ない領域である。その服を着た回数、最後に着た日、そのとき一緒に履いていたスカートといった情報は、誰もが大雑把にしか把握していない。
2010-06-27 15:04:31とはいえ、服は洗濯という電気的に辛い負荷がかかるので、あまり大規模な情報装置を装着することは現実的ではない。そこで、iClosetである。
2010-06-27 15:05:32iClosetは情報をPCや携帯(やその向こうにあるクラウド)の方で一元管理してやり、服はそれを送信する端末機能に徹するという考え方に基づいて設計されている。
2010-06-27 15:06:31これにより、汗や振動、洗濯機の水という負荷から解放された服飾データ群は、のびのびとユーザに色目を使えるようになった。着た回数の上位から順に表示する「iFavorite」、靴下の片割れの位置情報を示す「iLocation」……。
2010-06-27 15:07:31iFashionShow。過去数日間に着た服の組み合わせを次々に表示する。デジタルカメラと組み合わせることにより、着ているユーザの写真つきで表示することも可能。
2010-06-27 15:08:31iAssistant。蓄積されたiFavoriteのデータとクラウドからgetWeather(); したデータから「今日あなたが着ていく服」を提案する。
2010-06-27 15:09:31SDKを解放する方針により、サードからも続々とアプリケーションが登場した。「今日のドッペルゲンガー」利用者の住んでいる地域からgetCloths(); して、全く同じ服を着ている人に出会う確率を表示する。「モンタージャー」電車で座った両隣の服を合成して変な人の写真を作る
2010-06-27 15:11:30老舗企業、ユニクロがこの潮流を見逃すはずはなかった。増え続けるiCloset対応の服を片目で見ながら、彼らはサードパーティとしてiClosetにアプリを提供する裏で、ひそかに独自フォーマットのメタ情報を準備していたのである。
2010-06-27 15:13:31@hirabat なるほど……。この辺得意なの誰なんだろう。企業間闘争で今ぱっと思いついたのは小川一水の第六大陸(企業間「協力」のお話かもw)ですが、うーむ
2010-06-27 15:30:42@yanma 小川一水はちらっと頭をかすめたんですが、なんでも一水というのも安直すぎるかな、と避けました。神林辺りが書くと個人対企業になりそうだし…… [おそと]
2010-06-27 15:40:41