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過剰な節電に意味はない
節電すれば電力は足りる、という意見をよく見る・・・けれど、原発を無くした結果、電力が逼迫するから節電して何とかしよう、というのは、それで停電を回避できたとしても不便な生活を強いられるわけで、これじゃ、原発に依存している状況と何ら変わらない・・・
2012-07-02 21:15:55そもそも、「節電」というのは、需要者(利用者)が支出を抑えて、相対的・間接的に利益を上げるためにやるものであって、供給量が減るから節電する、というのは本末転倒・・・
2012-07-02 21:16:28しかも、(生産者の場合などでは)過剰な節電は生産を抑えることにも繋がり、本来の節電の(間接的な)目的である利益の向上を妨げることにもなりかねない・・・
2012-07-02 21:17:11火力中心に戻っても意味はない
火力依存への“退行”
次に、火力発電の増強で原発の不足分を補完しよう、という考え方、確かに原発分の発電能力分の火力発電を追加すれば、確かに原発は不要になる・・・けれど、ちょっと待ってほしい・・・
2012-07-02 21:17:48原発の目的には、火力発電への過剰な依存を他の発電に分散する、ということもある・・・原発をなくすために火力発電を増やしたら、火力依存に退行することになり、これも原発に依存しているのと変わりはない・・・
2012-07-02 21:18:27温室効果ガスの問題
もう一つ、原発を使うことの理由に温室効果ガスの低減もある・・・火力発電を増加することは、これにも逆行することになり、これも原発依存と同じこと・・・
2012-07-02 21:19:00(注:水素などを利用した温室効果ガスを出さない火力発電は、今は主流ではないので次世代エネルギーとして捉え、ここでは火力発電には含めない)
2012-07-02 21:19:34原発のない、原発依存社会
電力が逼迫して節電が必要になったり、火力中心の発電に戻って「原発がないからできない」ことがある社会なら、例え原発が全廃されたとしても、それを「原発に依存した社会」だと断言することに、私は躊躇しない。
2012-07-02 21:20:06だから、「とにかく原発が停まればいい」という嫌原発な人たちが目指している世界を、私は脱原発した世界とは認めない。さっきのとおり、そんなのは、「原発のない、原発に依存した世界」に過ぎない。
2012-07-02 21:20:36脱原発のために必要なのは
関連まとめ
夢乃の脱原発計画
夢物語ですけど・・・でも、こんなふうになっていって欲しいなぁ・・・