- kuzukawa_bui
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「浮標」あたしにとってはすごく絶妙なタイミングで観ることができた気がする。五郎はあたしだったり母だったりした。五郎と比企のやりとりにはこの一年半Twitter上で読んだ数々の議論さえ思い出された。登場人物それぞれの機微に触れられ飽くことのない4時間。生きることは辛くていとおしい☆
2012-09-22 01:52:19葛河思潮社「浮標」。松本で観た初演よりも「捉えやすい芝居」に思えたのは慣れもあるけど、たぶん、というか実は、プロセニアム&八百屋のせいではないか。砂浜=地面(過去/死者が埋められた場所)で展開される、死の影との葛藤。それを海側から眺めるという距離感。
2012-09-22 02:21:33それにしても……芝居の出来不出来とは関係なく、「浮標」の久我五郎というキャラクターは、大変苦手、というか、ほとほと困ったヤツというか、好きにはなれないww それも術中か?
2012-09-22 02:25:20浮標だけど、死への姿勢があまり共有出来なかった。私は、生を想うことと死を想うことに差はないと思っているから。五郎が理想としているのは、『メメントモリ』の109の回の女子高生達みたいなことで、でも結局そうもなれてなくて、うん…。死に向かって戦うって、絶対的な負け戦じゃん。
2012-09-22 06:41:41昨日思うところがありすぎてまたしても涙腺が崩壊し、酒を飲み呟き中途半端な文章を世界発信。4時間をあんなに集中出来たのは、やはり自分と自分の周囲を重ねるっていう作業が出きるからなんだと思った。時代ではなく感情の動き。初演も見てみたかった芝居「浮標」の事でした。東京は30日までです。
2012-09-22 09:29:48昨日“浮標”を見ました。刺激を受けてなかなか眠れなかった。美術がカントールの様なスタイリッシュな美術で床が砂で敷き詰められていて、格好良さの中に不安を感じました。役者の歩き方一つで、その役の精神状態を見受ける事ができました。
2012-09-22 14:00:14「浮標」田中哲司さん。初演終了時に再演オファーを快く引き受けたと聞き、その男気と役者魂に、またもや惚れました!再演も やはり素晴らしかった!あの強烈なエネルギーを普段は、どこに隠しているのだろうか?代表作は「浮標」です! これからは是非、そう言ってほしいです。
2012-09-22 14:23:26「浮標」松雪泰子さん。あの発声は大変なのだろうなぁと思う。死にゆく姿を優しく儚く時に声を荒げ演じていた。おばさんとの深い絆…夫との深い絆…託児所の子供たちとの深い絆…彼女は沢山の素敵な絆を見せてくれた。そして、何より美しかった…生松雪さん最高です。
2012-09-22 14:35:23「浮標」佐藤直子さん。初演に引き続き小母さんを演じられた佐藤さん。「フエッ!」の第一声…好きです。何の見返りも求めることなく美緒に寄り添う小母さん。そんな優しさは見ているだけで泣けてきます。初演からの続投 嬉しかったです。そんな小母さんを見ているだけで嬉しかったです。
2012-09-22 14:45:43葛河思潮社『浮標』。三好十郎作、長塚圭史演出。再演。大きな木枠の中に砂が敷き詰められた舞台のみ。4時間。静かな芝居ながら、休憩がいいタイミングで入り、後半、引き込まれる。前回から続投の田中哲司、獅子奮迅の芝居。あれで最後までもつのかなあ。
2012-09-22 14:50:17『浮標』。柿食う客の『絶頂マクベス』に出ていた荻野友里さん。脇で出番を待つ間(それも舞台上にいる演出)、ずっとかかとを浮かしていた。高部あい、舞台用に鍛え直したのか、聞いたことのない声。死んでいくこと、生きていくことを考える4時間。
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