2012年9月28日 現場からみた「いま福島県に足りないこと」宮崎先生
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午前中に⇒ http://t.co/8n9yVtdc で勉強してきますーー(市民公開フォーラム) (ということで、お出かけ、、)
2012-09-28 06:52:35日本診療放射線技師学術大会の市民公開フォーラムに参加してきました。(3日開催の1日目の金曜日にあたる本日は、公開フォーラムに人が少なかったです。。)参加したフォーラムのテーマは「東日本大震災への取り組みと今後の対応」 演者は宮崎先生、遊佐先生、北村先生のお三方です。
2012-09-28 16:02:42宮崎先生:3.11直後に緊急被ばく医療科に所属。(緊急被ばく医療は、被ばく者対象の医療で、除染と治療の両方を行える設備とノウハウを用意している部署です。) 1年半の間に講演、対話集会を128回。主にWBC関連でリエゾン(橋渡し)の必要性を訴える。
2012-09-28 16:16:33@leaf_parsley (100人~200人の講演会では、もはや伝えられることが限られていて、少人数の対話形式や、座談会のほうが良い。)
2012-09-28 16:17:29@leaf_parsley 緊急被ばく医療について、福島で現在までに入院治療が必要だった人数は9名のみ。(福一作業従事) しかし、福島医大まで放射性物質が飛来するとは考えていなかったため、機器の汚染が結構問題だった。
2012-09-28 16:23:22@leaf_parsley 県民健康調査、WBC計測、ガラスバッジ。空間線量。 調査計測は進んでいる(県民健康調査の外部被曝線量推定のための行動記録はまだ22.9%しか回収ができていないので、ここはぜひご協力を、とのこと)結果の伝え方が丁寧ではないので、意味が通じてない
2012-09-28 16:26:22@leaf_parsley 例えばA2問題でも、A2と一口にいっても、嚢胞の大きさは色々(ほとんどは3㎜以下)しかし数値はなくてA2とだけ結果が来るので不安になる。←情報の開示と説明が必要。 (人手の問題はある)
2012-09-28 16:28:05まとめ人の訂正と補足
「ほとんど3㎜以下」とおっしゃっていたわけではなくて、「A1とA2のうちの3mm以下をあわせると全体の83%」
2012年9月11日公開
甲状腺検査の実施状況(平成24年度)及び検査結果(平成23年度・24年度)について
(PDF)http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf
またWBCでも、計測人数は多いが、数値を提示されても自分のデータがどういう意味をもっているかがわからない。「1mSvなら29000Bq/bodyだよ」と言われても???? 開く 返信 削除 お気に入りに登録
2012-09-28 17:36:46宮崎先生からの補足コメント①
「報告に「1mSv以下」と書いてあっても同時に「数百Bq検出」と書いてあると混乱する。1mSvはCs-137で27000ベクレル検出が必要で、SvとBqの意味が説明されないと理解しにくい。」の意でした。
@leaf_parsley 本来なら、計測したその場で、短くても、概略でもいいから説明があるとそれが一番良い。(いわき市は実施) しかしできない現場が多い。
2012-09-28 16:32:01@leaf_parsley 1、説明する人が計測を受けている人と同じ目線で話す。2、同じ場所に同じ人を配置して、継続的な会話が可能にする。3、出向いていけば、何度でも丁寧に説明してくれる、という環境が欲しい。(しかし現状はまだまだできていない)
2012-09-28 16:34:16@leaf_parsley データの全体での把握と、現場へのフィードバックが欲しい。データ収集が個から全体へ、だとすると、全体(データ分析)から個へのフィードバックこそが、ケアの本質になるはず。 しかし、まだそこへのリンクができていない。
2012-09-28 16:35:41@leaf_parsley つまり連携が薄い。 横糸(となりの自治体で何をやってるか) 縦糸(県や国からのライン) も まだカオス。ここをなんとかしたい。。(してほしい?)
2012-09-28 16:38:53@leaf_parsley 県内のWBC数は40台。うちFASTSCANが21台。 計測限界は300Bq/body 0,02mSvに相当する。ほとんどの人はこれ以下。空気からの内部被曝はごく少ない(300Bq/bodyは毎日2.3Bqを摂取して一年経過すると蓄積される量。)
2012-09-28 16:41:59@leaf_parsley 警戒している人(スーパーの食材の人)はここまでいかない。数値があがるのは、これまでの生活(地産地消)を継続している人。「福島に普通に暮らす人」の検査が必要な段階になっている。
2012-09-28 16:43:26@leaf_parsley 物もお金も大事だが、一番必要なのは、やはり「人」。 数年後の医療の崩壊が予想される。医師数(とくに県中部)の減少⇒もともと減少傾向だったのが拍車。とくに顕著なのが研修医の減少。 若手看護師の現象⇒残った中堅に負担。 なにより保健師の問題。
2012-09-28 16:46:49@leaf_parsley 今までの顔の見えるケアが、人口の激しい流動(避難による過疎化、避難先に集中したことによる急激な増加)と、借り上げ住居での孤立化に対応しきれていない。オーバーワーク。 バーンアウト。
2012-09-28 16:49:12@leaf_parsley 先験的な例もあるーー飯舘村のよろず健康相談事業ーー すべての健康相談に。研修医や看護婦の研修として場を提供。 (測定方法の練習や、リスコミの練習) 個々のニーズに応じたリエゾンな対応を目指す。 10月~12月には8町村に拡大の予定。
2012-09-28 16:52:49いわき市のナイスな例