反日デモで被害にあったトヨタ自動車の知られざる話

●自動車業界:中国不買運動、業績直撃の雲行き 毎日新聞 2012年10月05日 21時41分(最終更新 10月05日 22時01分)  日本による尖閣諸島国有化後に中国で広がる日本製品への不買運動が、自動車各社の業績を直撃する雲行きになってきた。トヨタ自動車は10月の中国での生産が前年比で半減する見通しで、今年の世界の生産計画1005万台の達成にも黄信号がともる。9月の販売台数はマツダ、三菱自動車、富士重工業なども軒並み大幅に落ち込み、事態の長期化が懸念される状態だ。  「9月の数字(販売台数)をつかんでからお知らせしたい」。日系メーカーで中国市場への依存度が最も高い日産自動車の片桐隆夫副社長は5日、横浜市の本社で開かれた新車発表会で、中国市場での生産計画見直しなどについてこう話し、下方修正の可能性を否定しなかった。 続きを読む
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中ちゃん @nakazonokun

トヨタの下請けで働いています。中国問題で中国に輸出いている製品は生産が半分以下になって、まだつづくようだ!

2012-10-14 07:30:22
漆山治 @ourushi

中国では国慶節を挟んで消費の低迷が顕著に。特にクルマはトヨタ、日産が半減しましたが、米国製や韓国製に流れた形跡はなく、単なる買い控え・先延ばし。日本車は故障しないという定評があり、簡単には変わりません。小売りでも日本製の買い控えの傾向が強く、その分売り上げ伸びが減速。即急に解決を

2012-10-14 07:59:09
高口康太 @kinbricksnow

事件について →【反日デモ】トヨタ車に乗っていたら頭蓋骨を割られた=反日デモ初の重傷者は中国人 http://t.co/mmMolu5S 【閲覧注意】動画 → http://t.co/ZC50HYRF / “朝日新聞デジタル:日本車運…” http://t.co/oHnS0QSd

2012-10-03 10:57:01
リンク YOMIURI ONLINE(読売新聞) デモで日本車の中国人男性襲う、主犯格の男拘束 【北京=大木聖馬】3日付の中国各紙によると、中国の公安当局は2日、陝西省西安市で9月15日に起きた大規模反日デモの際に、日本車に乗っていた中国人男性(51)を襲って頭蓋骨骨折、半身不随の重傷を負わせた主犯格の男を河南省で拘束した。
  • 反日デモで日本車運転していた男性に重傷負わせる、容疑者の男逮捕 新華社通信ネットジャパン (会員登録)-2012/10/02
    http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/312555/
    【新華網】9月15日に陝西省西安市で発生した日本の釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)購入に反対する反日デモにおいて、日本車を運転していた李建利さんが暴徒化したデモ参加者から袋叩きにされ、重傷を負った事件で、西安市公安局蓮湖分局は2日、容疑者を河南省で逮捕したことを明らかにした。

このほど公開された映像では、李さんが乗っていた日本車が十数人に囲まれ、れんがを手に持って応戦していた李さんが、容疑者の男ともみ合いとなり、U字管で殴られて倒れる様子が映し出されている。李さんは頭がい骨を骨折する重傷を負った。現場にいた李さんの妻は、「苦労して貯めたお金で買った車だ。日本車を買ったのは私たちの間違いだった。今後は買わないから許して」と懇願した。

西安警察当局は容疑者の写真を公開し、市民から情報を募っていた。

(編集翻訳 伊藤亜美)

YAMAGUCHI Hidekazu @yama8888

ある意味では、在庫過剰のチキンレースから一時離脱するキッカケを、日本の自動車メーカーを得たと言えるかも。

2012-09-26 19:29:32
YAMAGUCHI Hidekazu @yama8888

中国では自動車の在庫がダブついているので、トヨタの生産調整は反日運動だけを理由にはできないと思う。

2012-09-26 19:30:05
YAMAGUCHI Hidekazu @yama8888

中国の人は納車を何ヶ月も待ってくれないから、自動車メーカーは過剰気味に在庫を抱えなければならない。少し売れ行きが鈍ると、エライことになる…。

2012-09-26 19:32:46
高口康太 @kinbricksnow

中国当局が「天津上空での軍事演習」を理由に、日本発の航空機に対し、飛行ルートを変更するよう要求。離陸許可が大幅に遅れたという / “トヨタ会長、訪中断念=軍事演習で離陸できず (時事通信) - Yahoo!ニュース” http://t.co/oKRx7vsN

2012-09-27 20:10:59
Business Journal/ビジネスジャーナル @biz_journal

『世界販売、4台のうち1台を中国で売る日産自動車の憂鬱 中国依存の日産株が急落「尖閣問題以前から陰りみえていた」』日本勢の販売は前年比6割減で推移している。代わって、ドイツと米国、韓国のメーカーが販売を伸ばした。http://t.co/Gsaurcxj

2012-09-30 18:43:21
Business Journal/ビジネスジャーナル @biz_journal

『世界販売、4台のうち1台を中国で売る日産自動車の憂鬱 中国依存の日産株が急落「尖閣問題以前から陰りみえていた」』http://t.co/Gsaurcxj

2012-10-01 08:00:40
Business Journal/ビジネスジャーナル @biz_journal

『トヨタが中国でうまくいかないのは鄧小平の呪い? レアアースと引き換えにHV技術を中国に売るトヨタ・ホンダ』トヨタは中国進出の要請を断った。鄧小平は「今後30年間、中国大陸でただの1台も(トヨタの)車を作らせるな」と部下に言い渡したhttp://t.co/zVY9snPB

2012-10-03 12:10:45
Business Journal/ビジネスジャーナル @biz_journal

『日中の緊張が高まるなか、株式市場へも揺さぶり トヨタにドコモ、日立も 中国に買われた日本企業238社の行方』中国系ファンドのオムニバスが保有している株式を一斉に売却すれば、東京市場の株価を暴落させることも可能でしょう。日本企業の恫喝もhttp://t.co/x1H1Sc3P

2012-10-05 11:57:40
YAMAGUCHI Hidekazu @yama8888

"「反日」だけでない 日本車ブランドの中国での陰り" http://t.co/AWTr8yQe ようやく日経が書いたね。中国における、日本ブランド車のシェアは08年から下がりっぱなし。09-10年は他車の伸びについて行けなかった。とくにトヨタがね。反日とはあまり関係がない。

2012-10-04 20:38:00
藤田康介 @mdfujita

Weiboを見ていると、中国でのトヨタや日産の売り上げががた落ちしたニュースに対して、歓喜している人たちが少なくない。よっぽど日本は憎まれているんだよなあ。そして、中国から何が何でも撤退させたいんだろうな、一般大衆の一部は。

2012-10-10 16:51:19
リンク 3分でわかる中国ビジネス攻略 『中国人作家 韓寒がブログで語った釣魚島(尖閣諸島) 中国語原文』 中国と商売して16年ナニワの企業経営者 戸田大介の3分でわかる中国ビジネス攻略の記事、中国人作家 韓寒がブログで語った釣魚島(尖閣諸島) 中国語原文です。
リンク t.co 「反日」だけでない 日本車ブランドの中国での陰り :日本経済新聞 日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に端を発した日中関係の悪化が、日本車メーカーに暗い影を落としている。中国で高まる日本商品の不買運動で在庫が増加。トヨタ自動車など日本車各社は9月30日からの国慶

 日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に端を発した日中関係の悪化が、日本車メーカーに暗い影を落としている。中国で高まる日本商品の不買運動で在庫が増加。トヨタ自動車など日本車各社は9月30日からの国慶節(建国記念日)連休を前に、操業休止に入った。不買運動が収まったとしても先行きは楽観できない。日本車そのもののブランド力に陰りが見えるからだ。

 10月1日に建国63周年を迎えた中国。例年、国慶節をはさんで1週間の連休になるが、今年は9月30日が中秋節(旧暦の8月15日)ということもあって8連休となった。中国政府は期間中の高速道路の無料化を打ち出し、いつにも増して道路は渋滞。観光スポットはにぎわいを見せる。

 そんな中国で今回、8連休どころか、12連休になった企業がある。トヨタ自動車の乗用車合弁の天津一汽トヨタ(天津市)と広汽トヨタ(広東省)。反日機運の高まりで販売が低迷、9月26日から工場を止めた。日産自動車の現地合弁も同27日から11連休だ。

 「ショッキングだった」――。9月最終週。中国全土の販売店の実績を聞いて、ある日系自動車メーカーの担当者は耳を疑ったという。この実績は同21日までの1週間の販売データ。中国全土で反日デモが吹き荒れた同15~16日の週末や、満州事変発生日で大々的な反日デモが呼びかけられた同18日を含んでおり、デモ隊の襲撃を防ぐために営業を停止した店舗も少なくない。

 とはいえ、販売の落ち込みは想定以上だったようだ。「このままクルマを作っても在庫がたまるだけ」。そんな危機感が強まり、休業の前倒しを急きょ決めたという。

 販売を落ち込ませているのが中国で叫ばれる日本商品の不買運動であることは想像に難くない。香港の活動家が釣魚島(尖閣諸島の中国名)に上陸、強制送還された8月半ば以降、日本車の販売の苦戦ぶりは鮮明だ。

 トヨタの8月の中国の新車販売は前年同月比15.1%減。昨年のこの時期は東日本大震災後に応じきれなかった注文をさばいていたため、足元の販売減はその反動という面はある。これまで好調を維持していた日産ですら前年実績比横ばいだ。

 もっとも、日本商品を対象とした不買運動は、反日機運が高まるたびに盛り上がる。小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝で、日中関係が悪化した2005年も中国全土で反日デモが吹き荒れ、不買運動が起きた。その影響はいかほどだったのか。

 トヨタ系の一汽トヨタの05年の販売台数は15万5000台と前年実績を9割近く上回った。日系メーカーでは比較的早く中国に進出し、日本車ブランドの代名詞だったホンダの広汽ホンダも同年、13.9%増の23万台を記録した。業界関係者は「不買運動の影響は全くと言っていいほどなかった」と口をそろえる

当時は、まだ日本車の輝かしいブランド力があった。欧米系は本国市場の旧世代モデルを中国に持ち込むばかり。その一方で、日本車メーカーは中国市場になじんだクルマ作りにまじめに取り組んでいた。「日本製品は品質がよい」。そんな好印象を持つ中国の消費者へのアピール度は高かった。

「釣魚島は中国固有の領土」などと書いた横断幕を掲げた日本車販売店(9月23日、湖南省長沙)

 では、今回の不買運動も取るに足らないと言えるだろうか。ここに一つのアンケート結果がある。中国共産党機関紙、人民日報系のニュースサイト「環球網」が9月29日に掲載した読者調査。3万4000件の回答を得たという調査の中で、実に4分の3の回答者がこう答えたという。「日本商品は他国の商品に置き換えることができる」――。

 そう、時代は変わった。中国の消費者は日本製品に対するあこがれや関心をかつてほど持っていない。自動車も今や「他国製品への置き換え可能な」商品だ。

 その傾向はすでに現れている。米コンサルのアリックスパートナーズによると、中国の乗用車市場に占める日本ブランド車のシェアは2008年には31.4%と国別でトップだったが、今年1~7月期には21.6%まで低下した。

 代わって伸びたのが独フォルクスワーゲン(VW)など独車と、米ゼネラル・モーターズ(GM)がけん引する米国車。中国の独自ブランド車も足元では販売減に苦しむが、05年と比べれば、間違いなく力をつけている。

 もちろん、国内外のメーカーが激烈な販売競争を繰り広げている中国だ。日本車のブランド力が相対的に低下するのは、当然といえば当然だ。問題はそうした中で、今回、反日機運が高まったこと。「先行きが心配だ」。中国の日系自動車業界関係者は日本車のブランド力の一段の低下を懸念する。

 9月23日。中国全土で吹き荒れた週末の反日デモから1週間たったこの日、中国南部の湖南省長沙市内のホンダ系の販売店では熱心に展示車を見る顧客がいた。

 「日本製品の不買運動なんて気にしない。このクルマだって中国人が中国で作った国産車。それに日本ブランド車は品質が良いんだ」。小さな赤ん坊を抱いた息子夫婦を伴った年配の男性はにっこり笑った。そして付け加えた。「うちの息子は日本に6年間も住んでいたんだ」。親族が日本にいたからこそ、日本車の魅力を理解しているようだった。

 国と国は厳しい局面にある。だからこそ、こうした「日本ファン」を草の根でどこまで増やせるかが重要になる。日本人の底力が試されている。