当初の危機管理を間違うとその後の復興過程も誤る

永松伸吾准教授(関西大学)が,東日本大震災と宮崎口蹄疫禍を重ね合わせてみて,当初の危機管理を間違うとその後の復興過程も誤るということを解説。
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永松 伸吾 @shingon72

政府が危機管理で間違うとその後の復興過程も困難になるとは宮崎の口蹄疫の時に感じたことだか今回の復興学会に参加して福島全体がそんな感じだと思った。

2012-10-08 19:27:37
永松 伸吾 @shingon72

危機管理で間違うとその後の復興が困難になる理由は、(1)被災者にわだかまりが残り現状を受け入れられなくなる。(2)そもそも政府が信用できなくなる。災害復興の議論が自然災害分野で発達してきたのは、一般的に自然災害は不可抗力の部分が大きく、被災した現実を受け入るよりないから。

2012-10-08 19:33:13
永松 伸吾 @shingon72

かように現実を受け入れるということは復興のための大前提なのだが、福島については危機管理の失敗に加え、現実の捉え方が人々によって異なる事が、復興に向けた動きを困難にしていると思った。

2012-10-08 19:40:19
永松 伸吾 @shingon72

災害が起こった瞬間からその先の復興まで意識できるか。そういう人材をもっと育てないといけない。

2012-10-08 19:49:40