お答えします。ただし私見です。編集者、編集部が違えば見解も違うかもしれません。RT @shiro4843: @betsumaga 絵を描くのが遅い、というのはやっぱりプロになるには致命的でしょうか?
2012-10-11 04:24:11絵を描くのが遅いのは漫画家として致命的ではありませんが、やはり不利です。こう考えたら分かりやすいでしょうか?例えば隔月連載を30ページする。そうすると単行本は年に1冊でるのがやっとです。
2012-10-11 04:26:31年に1冊しか出ない単行本を待ち続けてくれる読者はかなり少ないです。よっぽど名のある作家か固定ファンのいる作家か、強めのメディアミックス物件か、ではないでしょうか。瀬尾先生のように週刊と同時連載していると読者の方が定期的に書店さんに行く習慣があるので全然OKだと思いますが。
2012-10-11 04:30:54僕は半年に1冊がぎりぎり待てる範囲ではないかと思っています。感覚でしかありませんが。新人作家さんはこのペースが保てるくらいの執筆スピードは欲しいところです。
2012-10-11 04:33:22原稿スピードを上げるためのオススメの練習法があります。まずは、ある程度デッサンが取れるようになるまで画力を上げましょう。デッサンが取れるとは、どんな角度からでも人体がアンバランスにならずに描けるということ。下描き&ペン入れに時間がかかってもいいのでまずはこのレベルに行きましょう。
2012-10-11 04:38:48それが出来るようになったら、今度は下描きをやめてみましょう。下描きなし!直でペンで描く!白い紙にいきなりインクで描く。それを練習しましょう。始めは不安です。線がよれます。でも大丈夫。基本のデッサン力である目の良さは身についているはずなので慣れてくれば直ペンでも人体が描けてきます。
2012-10-11 04:43:46それを繰り返し繰り返し描いてひたすらペンに慣れましょう。直ペンでデッサンが取れたら、今度は線の強弱、線の美しさ、なめらかさも直ペンでも出せるようにしましょう。それが出来るようになったら、改めて下描きアリで原稿を描いてみましょう。
2012-10-11 04:46:41そうすると、ある程度ラフな下描きでも、すっごく描きやすいことに気づくでしょう。そしてスピードも飛躍的に上がっています。絵を描くのが遅い方は、理由は次の2点であることが多いんです。下描きを丁寧にしなければ描けないこと。ペンに慣れていないこと。以上です。
2012-10-11 04:50:03直ペンで描く練習をしてみるということは、その2点を克服できる練習だということです。デッサンが取れていない段階でこの練習をしてしまうと妙なバランスのまま安定してしまうので微妙ですが、デッサンある程度、取れているけど遅いという方は 、この練習法を試しみてもいいと思いますよ。
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