押井守監督が語る都市と地図とアニメーション@Google マップ 5 周年記念イベント
- mayakovskii
- 10016
- 0
- 11
- 1
#GoogleMaps 押井:頭の中の地図なら、どんな描き方でも構わないが、地図は空間の概念を共有するために記号化している。自分は空間や時間の概念なくて、いつも遅刻。いつも共有する前段階(作品にする前段階)で人と共有せずに、自分の空間や時間の概念で考えてること多い。
2010-08-06 14:53:16#GoogleMaps 押井: 携帯電話も持ってない。人といつでもどこでも共有できることに興味ない。地図は空間を簡単に共有する道具。何を書き込んでいくかが地図。Googleマップというキャンバスに自分が何か描き込むとしたら、 おそらく戦場とかそういうもの。
2010-08-06 14:55:16#GoogleMaps 押井: 僕にとって唯一最高の地図はドラゴンクエスト。自分がいつも中心で、自分が移動することで、その周りに世界がつくられてくる。
2010-08-06 14:56:10押井守にとって最高の地図はドラゴンクエスト。上があって下があり、自分が動くことで世界が拡大する。 #googlemaps
2010-08-06 14:55:53#GoogleMaps 押井守: アニメの世界には時間がない。キャラクターが動いている間のアクションタイムがあるだけ。実写映画ではコーヒーカップ写しているだかでも時間が写ってる。アニメは情報の変化ない。デジタルになってからノイズを混ぜ始めて時間表現し始めたが、時間の制御できてない
2010-08-06 15:04:22アニメーションと映画の大きな誤解。アニメーションには時間はない。アクションがあるだけ。実写では、止まっているものを撮っても、時間は流れている。 #googlemaps
2010-08-06 15:04:08押井: 写真は時間を切り取るが。 アニメは時間が死んでいる。 ノイズを加えることで、写真に近い感じにする。 #googlemaps
2010-08-06 15:07:15#GoogleMaps 押井: 攻殻機動隊では、コマ落ちを倍にし絵を動かした、イノセントでは倍の絵を使ってアニメーターに恨まれたが、そうやって時間表現した。場所によって時間の流れ違う。例えばワルシャワでは時間は3、4倍遅い。映画の中の時間はそのような形で意図的に作り出すしかない。
2010-08-06 15:07:56押井監督:ロケハンにカメラをもっていくと写真をとることに夢中になってしまうからカメラは専門に任せて時間を感じたりする #googlemaps
2010-08-06 15:09:44