プログラマとはお莫迦なコンピュータの思考レベルを持った人
- iamdreamers
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コンピュータプログラムを作ることは難しい、と作るのが苦手な人は言う・・・この理由はというと、「コンピュータ並の低いレベルまで思考を落とすことができないため」と私は思っている・・・
2012-11-29 11:56:33コンピュータは基本お莫迦です
そもそも、コンピュータは莫迦である。初期のコンピュータ、というかプロセッサ・CPUは掛け算をできなかった。例えば13×6という問題では、人間は掛け算を使って78という答えを導くが、コンピュータにやらせるには13+13+13+13+13+13と足し算を繰り返す必要があった。
2012-11-29 11:58:52プログラマは思考レベルをコンピュータに合わせます
このプログラムを作るには、まず、「コンピュータは掛け算を知らない」という前提に立ち、自分の思考をコンピュータのレベルに落としつつ、なおかつ元の命題である「13×6という掛け算の結果を得ること」を覚えている必要がある。
2012-11-29 11:59:33この「元の命題を人間に較べて超お莫迦なコンピュータに教え込む」ことがつまりはプログラミングであって、プログラムを簡単に作り上げる人というのは要するにコンピュータのレベルまで思考を落とすことができる人である、と私は常々考えている。
2012-11-29 12:00:26コンピュータはお莫迦な分、速いです
それでも、コンピュータ(例えば電卓)に計算式を入れると、お莫迦なはずのコンピュータが人間よりも遙かに速く正しい答えを出してくれる。何で?っていうと、コンピュータはお莫迦で単純なことしかできない分、速度は速い。
2012-11-29 12:01:15人間が13×6の計算をするよりも、コンピュータが13を6回足すほうが遙かに速い。しかも、間違えない(間違えるのは人間の作ったプログラムが間違っているとき)。だからといって、コンピュータが人間より利口ということにはならない。
2012-11-29 12:01:59(厳密には、プログラムが正しくてもコンピュータが間違える(と言っていいかどうかはまた議論の余地があるけど)場合もある。例えば、機械が古くなってメモリの書き込みに失敗したときとか。けど、今は関係ないので省く)
2012-11-29 12:02:37今でもまだまだお莫迦です
最近のCPUは利口になってきている。四則演算はお手の物、累乗その他の演算もできるようになっていたりする。けれど、やっぱりまだまだお莫迦である。
2012-11-29 12:03:14