✪投げた短文まとめ

home宛に書き散らかしてる文章ども。新しく書いたら都度追加します。色のついているものが最近の更新分です。
0
月日子 @lxl_lol_

@tos 多分互いに血の匂いに惹かれていた 腐った内臓が僕らを結びつけた 壁に打ち付けてある赤い池の中で上手く息も出来ず、ずぶずぶとのまれていく余生

2014-12-06 07:16:32
月日子 @lxl_lol_

@tos べつに今生の別れでもないのに泣きじゃくる肋骨 僕にされた仕打ちを忘れた訳でもないだろうに 仕方ないから僕のを1本貸してやった 夢のあとに返してもらうつもりで

2014-12-06 05:56:44
月日子 @lxl_lol_

@tos 積み重なって倒れて散らばる無地の布を真四角に畳むだけ きちんと真四角にならないものに憤ることももうやめた 死ぬまでの時間を潰すための、ただそれだけの意味

2014-12-04 02:24:42
月日子 @lxl_lol_

@tos 生きているのかもわからない様な身体に縋りつき、赤い線を引くばかり 楽にしてやりたいのは君であり、僕だ

2014-12-02 06:52:02
月日子 @lxl_lol_

@tos 綻んだ腹の底から湧き出すそれを べたべた塗りたくった手で僕をなぶる君 底無しの毒にやられてしまった僕の目は役立たずと成り果て 身体はもうなにひとつままならない

2014-10-31 06:34:26
月日子 @lxl_lol_

@tos きみと二人きりで頭から血をかぶる なんの意味もないその行為に意味をこじつけて、自分たちは幸せなのだと言い聞かせでもする様に笑いあって

2014-08-21 06:57:50
月日子 @lxl_lol_

@tos きみの肉を甘噛みした後、ひどい罪悪感に見舞われた きみの骨を舐めた後、ひどい罪悪感に見舞われた きみの灰を飲み込んだ後、

2014-07-16 05:28:54
月日子 @lxl_lol_

@tos 泣き腫らした可哀想な小指の関節に、次は声を上げながら泣ける様にと切り口を作ってやる おまえが溜め込んだものが見る見るこぼれ落ちて、ぼくの靴を汚していった

2014-07-16 05:26:00
月日子 @lxl_lol_

@tos 君に似た厭世に身を浸して、自尊心を嬲る なくした振りで匿い続けた君にひどい事をするのがたまらなく幸せで、幸せで、目眩がする

2013-12-31 02:27:37
月日子 @lxl_lol_

@tos 鬱屈した瞳を向けた先 震える唇を割った後 君の指をあやす 寒空に覆われたまま寝そべる幸福 仲良く土中にて

2013-12-08 22:45:57
月日子 @lxl_lol_

@tos 折れた喉笛が木枯らしのうたをうたう アルコールで灼いた畑を通って、きみの殻にねじこむ様なうた ひうひうと甲高いばかりの耳障りな音に気を良くするぼくは

2013-09-01 01:49:42
月日子 @lxl_lol_

@tos 5つになる私の為に 姉さんがそれぞれ買い与えてくれた感情を貪る 5つになる私達の為に

2013-07-05 17:27:22
月日子 @lxl_lol_

@tos うつらうつらしている間に噛み砕いた真っ赤な飴が 僕に後悔を覚えさせる もう二度と忘れないようにと、鮮血を飛ばしながら

2013-06-13 21:01:26
月日子 @lxl_lol_

@tos 夢枕に爆ぜて消えたおまえの指を舐る その薬指を抱いて眠りについた翌朝の陽の光を浴びた途端、ぼくの腕の中は砂まみれになっていた

2013-06-13 01:58:52
月日子 @lxl_lol_

@tos 手放した幼気の、その背骨に預けた懺悔の味を舐める君の 乾いた眼球が見ている僕 その浅ましさ

2013-06-10 13:51:41
月日子 @lxl_lol_

@home 暗がりから引きずり出した誘惑に枯れた喉を掴まれる 黄色い音の中でおぞましい呼吸音を立てながら、おまえが叩く白と黒に犯される 生娘みたいな目をして浮かべる笑みは娼婦のそれで おまえが×××なのだと忘れそうになる舞台上

2013-04-26 04:41:09
月日子 @lxl_lol_

@home きみは永遠に夜に浮かんだまま降りてはこない、薄気味悪い夜の少女

2013-04-26 04:33:01
月日子 @lxl_lol_

@home 折れた爪を噛み千切って 抜けた髪に火をつけて 流した体液に粗雑なキスをして うなじに開けたピアスに精液を そうして彼の息を引き取ることに終始して、僕は幸せになる

2013-04-26 04:29:56
月日子 @lxl_lol_

@home 唇の左半分から頬にかけて引いた青色に目を奪われる 息をしている者の色ではないから、だから僕はそれが好きだ きっと君の喉を裂いても同じ色が飛び散るのだろう 僕の肋骨と近しい深い青

2013-04-26 04:23:20
月日子 @lxl_lol_

@home 僕とおまえの血液を鍋に混ぜ入れて 一晩煮てのち一晩寝かせてのち一晩かけて互いの身体に分け合う そんな死に方しか出来ないから そんな愛し方しか知らなくていい

2013-04-26 04:17:25
月日子 @lxl_lol_

@home 一人で見ていた夢の中に、邪魔者がいたとして それはおそらく僕の顔を被った兄であろうと思った 殺してしまった親愛を嘆いている ずっとそこで嘆いている 汚く嗚咽をこぼして泣き喚きたいのは僕の方だというのに それでも僕は、自分がそんな事で泣けやしないのを知っていた

2013-04-18 12:39:13
月日子 @lxl_lol_

@home この身が保護された空間を厭うている 積み木のように脆弱な薄暗い部屋を蹴り飛ばした 君に似た体格のこどもが、その顔には無いはずの目で僕を見ているから だから 僕は名前をなくしてしまった

2013-04-18 12:34:28
月日子 @lxl_lol_

@home 僕の体内で育て上げた一人の愚劣な猫を愛す 最早痴情とない交ぜになって、歪な毛糸玉にすらなれやしないのに 解けた唇の先から顔を出す羨望の空想で、しがない肺を満たしていく

2013-04-18 12:30:58
月日子 @lxl_lol_

@home ぼやけた視界の中やっとの思いで結んだ像 きみの身体 歪んだその四肢 それがいとおしくて、視界は悪くなる一方だ

2013-04-07 16:26:19
1 ・・ 4 次へ