うつくしや

「うつくしや障子の穴の天の川 一茶」について
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やまだろけつ @rockets_yamada

「読みが限定されるので、分かりやすくなるが、逆に底が浅くもなる。」 http://sendan.kaisya.co.jp/nenten.html なるほど、同感。で、「うつくしや」にかわる上五を考え中。

2010-08-21 12:23:30
やまだろけつ @rockets_yamada

{童貞や}障子の穴の天の川 @rockets_yamada 「読みが限定されるので、分かりやすくなるが、逆に底が浅くもなる。」 http://sendan.kaisya.co.jp/nenten.html なるほど、同感。で、「うつくしや」にかわる上五を考え中。

2010-08-21 12:29:08
やまだろけつ @rockets_yamada

{女房や}障子の穴の天の川 @rockets_yamada 「読みが限定されるので、分かりやすくなるが、逆に底が浅くもなる。」 http://sendan.kaisya.co.jp/nenten.html なるほど、同感。で、「うつくしや」にかわる上五を考え中。

2010-08-21 12:36:04
山田耕司 @kojikojiyamada

@rockets_yamada 「うつくし」とは古語では「ちいさくてかわいい」というような意味になる。壮大なモノでも卑近にしてしまうヒネリ。このヒネリを読み取った上での「限定」とのご指摘なのでしょうかな、不明。素敵なハガキ拝受!感謝!御礼は郵便にて!

2010-08-21 12:41:03
山田耕司 @kojikojiyamada

@rockets_yamada 右目には障子の穴の天の川 などと愚考

2010-08-21 12:45:12
やまだろけつ @rockets_yamada

なるほど、この文章を読む限りでは、『「ちいさくてかわいい」というような意味』は意識してなさそうですね。というか、またしても耕司さんに感服。 @kojikojiyamada 「うつくし」とは古語では「ちいさくてかわいい」というような意味になる。壮大なモノでも卑近にしてしまうヒネリ。

2010-08-21 12:50:57
やまだろけつ @rockets_yamada

@kojikojiyamada 確かに「うつくし」は古語では「かわいらしい。愛らしい。」という意味のようですね。 http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/kogopeji.htm

2010-08-21 17:55:59
やまだろけつ @rockets_yamada

@kojikojiyamada ということは「うつくしや障子の穴の天の川」の句は「佐渡に横たう天の川」のような壮大な天の川ではなく、まるで万華鏡でも覗いているように障子の穴から夜空を眺めながら天の川を愛でているということになります。

2010-08-21 18:00:19
やまだろけつ @rockets_yamada

@kojikojiyamada 自然や生き物を慈しんだ一茶らしい視点と言えるでしょうか。

2010-08-21 18:00:31
やまだろけつ @rockets_yamada

@kojikojiyamada ねんてん氏の『このように作者がでしゃばり、読み方を決めてしまうのは一茶の特色。読みが限定されるので、分かりやすくなるが、逆に底が浅くもなる。』という読みの限定には当たらないということになりますね。 http://bit.ly/9z2548

2010-08-21 18:08:06
やまだろけつ @rockets_yamada

@kojikojiyamada 古い句を鑑賞するときには現代句を鑑賞するときとはまた別に言葉に対する配慮が必要なのだと。あ、一方的に長々とすみませんでした。

2010-08-21 18:14:38
ot @_ot

「古語」と括ってしまうと時代ごとの意味が消えてしまうかもしれません。「うつくし」は鎌倉以降既に美一般になったとする辞書もあるようですし。RT @kojikojiyamada @rockets_yamada 「うつくし」とは古語では「ちいさくてかわいい」というような意味になる。

2010-08-21 19:22:40
にゃんこ @imam_non

RT @_ot: 「古語」と括ってしまうと時代ごとの意味が消えてしまうかもしれません。「うつくし」は鎌倉以降既に美一般になったとする辞書もあるようですし。RT @kojikojiyamada @rockets_yamada 「うつくし」とは古語では「ちいさくてかわいい」というような意味になる。

2010-08-21 19:25:42
やまだろけつ @rockets_yamada

@_ot ここでは一茶の時代、ということですので「ちいさくてかわいい」でよいのかと。

2010-08-21 19:26:13
ot @_ot

@rockets_yamada 一茶は江戸も後期ですので市井ではもう現代と似た意味になってたんじゃないかと思いますが、一茶が奈良平安時代の意味を踏まえた上でこの句に用いたと見るのも不思議じゃないですよね。私たちでも句が語源のニュアンスからより芳醇になるのを期待したりしますし。

2010-08-21 20:01:48
山田耕司 @kojikojiyamada

@_ot そうですね。たしかに幅のある言葉です。私は、そうした「語の奥行き」に対して配慮することなく作者の手法を決めつけてしまうことへの危惧を申し上げたかっただけでありました。江戸後期と古代とを一くくりにしてしまうのは無理がありますよね、たしかに。

2010-08-22 00:19:08
山田耕司 @kojikojiyamada

@rockets_yamada  同意! QTということは「うつくしや障子の穴の天の川」の句は「佐渡に横たう天の川」のような壮大な天の川ではなく、まるで万華鏡でも覗いているように障子の穴から夜空を眺めながら天の川を愛でているということになります。

2010-08-22 00:27:41
ot @_ot

おっと山田さん~。http://j.mp/baT01c 山田さんほどの方が http://j.mp/9isXTI この書き方をされては、「『うつくし』というのはそういう意味だったのか」と安易に思われる心配が。言わば「奥行きに配慮することなしの意味の決め付け」になっちゃう状態で

2010-08-22 09:30:22
山田耕司 @kojikojiyamada

@_ot ご指摘ありがとうございます。私は、読者としてのヨミの幅、その可能性を示したかっただけであり、語の定義をしたかったわけではありません。

2010-08-22 09:39:47
ot @_ot

@kojikojiyamada 全くその通りで、私も同様なのです。

2010-08-22 09:42:46
ot @_ot

大体が私たちの使ってる言葉って、何パーセントくらいが歴史やら何やら踏まえた上で使われてるものなんやろか。1%くらいあるんやろか。

2010-08-22 09:45:15