ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。カメラ前の岩の表面に沿って流れる白い煙は、ドライアイスを水に入れて生成。スモークマシンの煙と違い、冷たいので下に行きます。合成の煙では岩の形に沿うのは難しいので現場でやるわけです。低く流れるので、ゼロたちの巨大感を出すのにも少し貢献してくれる。
2013-01-10 16:38:17そうなのです。でもそれを何の容器に入れるかあれこれ試しました。ありもの利用の現場でしてRT @Reymond20120930: @abe_yu1 あの煙はドライアイスだったんですね 〇(%)ο
2013-01-10 16:51:45ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。まだ観てない人はスルーしてな!メンバーが岩の上に登場するカット。かなりあおっているので実は現場ではバックのホリゾントが足りなくなった。そこで後ろにのけ反ってもらって、アオリ感を出してもらった。手前の足元には小さな台を置き、片足をのせた。
2013-01-12 00:16:34ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。ゼロを中心にUFZが揃い踏みし、それをタイラントやテンペラー星人が囲んだカット。これは、ワンカットの中にキャラクターが9体同時に立っているという物凄いカット。カメラマンの富田さんが撮りきりで!と意気込んだ大変なカット。
2013-01-14 01:35:17ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。ホリゾントや飾り岩の足りないところはキャラクターを立たせて隠した。タイラントはでかいのでかなり役立ったな。カメラ前には小さな岩を置き、キャラの立ち位置と合わせて厳密に決める。発泡スチロールでできてる岩は固定しないと風で揺れるので注意。
2013-01-14 01:41:58ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。発泡スチロールの岩は欠けやすく、中の白が出てくるので、岩色の塗料を用意して、カメラ位置から見える部分を塗る。どうしても地面が見えるとこには地面用の布を敷き、土や砂を撒く。撮影部と美術部の緻密な確認が必要となる作業だ。
2013-01-14 01:49:18ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。このようなカットはキャラクターに立っていてもらわないと確認出来ないことが多い。スーツはちょっと着ただけでも物凄い熱を持つ。かなり大変だ。スタジオは彼らのために常に強めの冷房を効かせている。真夏でも寒いのでフリースが必要なくらいだ。
2013-01-14 01:56:37ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。全員のアクションを合わせるために、アクション監督の岡野さんが掛け声をかける。スーツを着ていると、視界が悪く相手がよく見えないので、声に頼るのです。カメラをズームしたりするときは、カメラワークも見てタイミングを取るのでかなり緊張します。
2013-01-14 02:04:03よくご存じで(*^^*)ジャンボットは着るだけで15分かかるので大変なんです。他のメンバーより早くから準備して、いったん着たら簡単にはトイレに行けないのです。RT @2009yurien: @abe_yu1 ジャンボっトがかなり装着に時間がかかるので大変だったそうですが・・。
2013-01-14 02:44:48@2009yurien キャラによって違うし、着てみたことはないので答えにくいのですが、誰かは、足元の先が見えるだけと言ってたな。
2013-01-14 03:25:43@ULTRAMANwata そうですね、小さな覗き穴から見えるのは、かなり狭い範囲。それで相手とタイミング合わせてアクションするのは、半端ないです。
2013-01-14 13:02:23ゼロファイト第2部撮影秘話。ピグモンは今回の現場ではじめて生で見たけど、マジでキュート。可愛いすぎて、カメラマンの富田さんもめろめろ。時間ないのに、みんな一緒に記念撮影してしまう。ゼロもそれはそれは、可愛いと思ってるかも。
2013-01-17 10:00:53ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。ゼロVS メフィラス星人の回るカット、あれもまた作製してあって巨大回転台を使用。第一部や二部に入ってからのアクションと似ないようなものを見せたかったため、知恵をしぼったカット。アクターの二人には難しい注文。なにせ踏ん張る足元が動いてるから。
2013-01-18 01:56:27ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。巨大回転台は、4人くらいで円形レールを囲み、しゃがんで、キャデラックと呼ぶ台車を手で横に送ることで回転させる。その上でアクションして踏ん張る時、逆回転のテンションがかかると、手回しなので、それに耐えきれず、ぐらぐら。不安定なのだ。
2013-01-18 02:01:26ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。そこでなるべくゆっくりとアクションしてもらい、足場が揺れないよう撮影。編集でスピードをいじり、周りの背景を高速で流して合成。激突する瞬間には火花的なエフェクトを足し、さらには通常カットとの差を出すべく、ネガポジ反転して効果音を凝る。
2013-01-18 02:08:23ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。セットの中では360度回るカットはなかなか撮れないし、回転台の上でのアクションは、たぶんあまり見ない撮影方法。今後やるなら、逆回転しない機械を仕込んだ装置があれば、もっと派手にアクションできるかもしれないという可能性が見えた。
2013-01-18 02:12:40ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。グレンファイヤーVS グロッケンのカット。あの背景の宇宙は、現場プロジェクターで流背を投影。足元の岩はセットなのに背景だけそんな投影をしておかしくならないか、と不安感もありつつトライした。前後のシーンが同じ宇宙なので変化が必要だった。
2013-01-18 12:53:16ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。それにグレンのアクションにはスピード感が欲しかったから。編集マンの松木氏が手前に氷吹雪を合成してくれたので、さらにいい感じに仕上がった。カメラマンの富田さんのカメラワークも加わり、ダイナミックになった。
2013-01-18 12:58:29ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。つづき。氷結のグロッケン。彼の口から冷気が流れ出ている。あれは口の中に、ドライアイスを突っ込み、水を霧吹きでかけて作り出す。しかしすぐ消えるので、何度も仕込むのが面倒だった。ゼロの脚が凍ったときも、地面に撒いた。ドライアイスは結構使える。
2013-01-18 18:06:49ゼロファイト第二部撮影方法あれこれ。正面に向かってどんどん飛んでくるゼロのカット。こういうカットは寝せ台という特殊な台を使う。昔からよくウルトラでは使う台で、鉄の四角いパイプを立てて、その上に寝そべる小さな鉄板を溶接してあるもの。もちろん倒れないように地面との接触面にも鉄板が。
2013-01-22 01:32:37つづき。その寝せ台にさかさまに寝る。つまり背中を下にして、仰向けになり、飛行ポーズをとるわけだ。撮影済みのデータをひっくり返せば普通に飛んでる絵になる。寝せ台は全体にグリーンが張ってあるので、グリーンバックで撮影し、見える部分は一緒に消して使う。
2013-01-22 01:35:33さらにつづき。寝せ台は色々使い方を考えれば、とても便利な特撮アイテム。これと移動車を合わせて、手前に飛んでくウルトラマンゼロの画が撮れる。
2013-01-22 01:37:49ゼロファイト第2部撮影方法あれこれ。メフィラスの口のピカピカ。これは実はかなり難しい仕事。外部にリモコンでピカピカを操作するスタッフがいて、たいてい造形部の誰かだけど、現場でアクターに実際に台詞を言ってもらい、それに合わせて点滅させる。芝居がわかってないとタイミングが取れない。
2013-01-23 00:05:03