平和な朝、国内小説にゾンビがやってきた
『高慢と偏見とゾンビ』など、名作にゾンビを混ぜるゾンビマッシュアップブームは、今まさに全世界・全局面的といえましょう。そこで日本のゾンビシーンはどうあるべきなのか、ということです。
後学のためまとめてみました。
まっき
@LJ_MAKKI_
芥川「トロッコ」+ゾンビ。トロッコに乗せてもらって遠くまでやってきた少年がゾンビどもの跋扈する夕暮れになって「お前も早く帰れよ」って言われて泣きじゃくりながら来た道を戻る。襲ってくる魍魎を相手に切った張ったの大立ち回り。
2010-08-25 06:51:01
砂義出雲@新作執筆中
@sunagi
文芸ゾンビシリーズ 宮沢賢治『ゾンビの多い料理店』 不思議なことに迷い込んだ猟師が食べられかけるというプロットには変更がありませんでした。
2010-08-25 06:56:30
蕎麦 @minadzki@bbbdn.jp
@m_soba
最終的にブドリが火山島に残ることで、たくさんのブドリのお父さんやお母さんは、たくさんのブドリやネリといっしょに、その冬を暖かいたべものと明るい薪で楽しく暮らすことができたのですが、一方その頃火山島にてゾンビと化したブドリは復讐心に燃え……(宮澤賢治「グスコーブドリのゾンビ」)
2010-08-25 07:01:10
ヒレカツ
@hirekatsu_
鼠がこちらを向いた。ぼろぼろのジーンズには似つかわしくないぱりっとしたシャツを着て、真っ赤な腕をだらりとさせ、同じく真っ赤な口をもごもご動かしている。僕は聞いた。「なぜ人なんて食べる?」彼も聞いた。「ァヴ、ガグィ?」やれやれ。僕はショットガンを構えた。
2010-08-25 07:03:44
ゲルン@読む機械
@gern
「いみじきもの。ひとたび埋められし人の起き上がりたりける。心なく、人の肉をものす様、いとあさまし。臭きもさらなり、いみじき見目こそなおまがまがしけれ」(枕草子断章)
2010-08-25 07:18:24