@wataru4 氏のドコモマーケット(iモード)まわりのコメント
NTTドコモは26日、GPSや電話帳参照などiアプリDXの機能やiモード課金を利用するためのライブラリのベータ版を提供開始した。またiアプリ開発ツール「AppliStudio」ベータ版を公開した。
2010-08-26 22:38:02iアプリDXは、GPSや電話帳・履歴参照、ネイティブメーラ連携、音声認識、OpenGL ES、自動起動機能、Bluetooth、アプリのダウンロード元以外との通信許可など、iアプリの高度な機能。
2010-08-26 22:40:40従来はiモード公式サイトの企業にのみ利用が許可されていた。今回のライブラリなどの公開対象は個人開発者や公式サイト以外の企業である。
2010-08-26 22:41:33アプリの開発に当たっては「iアプリDX開発 トライアル申請」が必要で、その受け付けも開始した。ただし実際のアプリ提供に際してはドコモが2010年11月に公開を予定しているiアプリマーケット「ドコモマーケット(iモード)」への登録が必要になる。
2010-08-26 22:43:44ドコモマーケット(iモード)への登録条件を満たしているかチェックするためのツール「ドコモマーケット(iモード)向けiアプリチェックツール」のベータ版も公開した。
2010-08-26 22:45:29開発ツール「AppliStudio」は、iアプリの画面レイアウトや画面遷移をGUIで作成できるもの。GUI上での定義からJavaソースコードおよびXML定義ファイルを自動生成する。Eclipseのプラグインとして動作する。
2010-08-26 22:47:43現在、iモードの公式コンテンツだけにとどまっている開発者は減ってきていると思う。公式コンテンツの市場が大きいとはいっても、もはや成長率はマイナス。公式のゲームサイトは厳しい状況で、モバゲータウンやグリーがその市場の中心だ。
2010-08-26 23:08:24個人にしてみればNTTドコモにアプリを提供するというより、「GREEに出します」「モバゲータウンに出します」「mixiに出します」という状況になっている。
2010-08-26 23:11:56さらに「iモードはやっぱり敷居が高い」となれば開発者は「スマートフォン向けにだけアプリを提供すればいい」という考え方にもなるだろう。
2010-08-26 23:13:57iモードについては、かなり自由にアプリが提供されているスマートフォンのアプリマーケットのようにiモードを変えていかないとコンテンツが増えない、という考えもあるかもしれない。
2010-08-26 23:16:24NTTドコモはiモードの敷居を下げることをこれまでもやってきている。もともとそういう流れがあった中にスマートフォンが出てきたことで、オープン化の流れが加速している面もあるだろう。
2010-08-26 23:18:09iモード版ドコモマーケットは「個人がiモードの課金システムを使えます」というのがポイントだろう。NTTドコモがホスティングするのも個人開発者にとっては魅力。
2010-08-26 23:21:03iモードコンテンツを提供する場合、コンテンツプロバイダー(CP)は自前でサーバー持たなければならない。現状はクラウドサービスを使ってサーバーを準備するところが多い。
2010-08-26 23:24:31個人の開発者にとって大変なのは、携帯電話の機種間のスペックの差にどう対処するかだ。実はAndroidに関してもハイエンドとローエンドの端末では画面の解像度などに大きな差が出始めている。
2010-08-26 23:27:49両方に対応するためにはアプリを作り変えなければならない。それを個人がやるにはかなりつらい。企業でもそれに対応できるリソースを確保できないところは残っていけないだろう。
2010-08-26 23:29:56NTTドコモは「iアプリ」をジャンル別に一覧できるようにした「ドコモマーケット(iモード)」を11月に新設する予定です。併せて、従来は一部の法人限定だった「iアプリDX」機能を広く使えることにしています。
2010-08-28 13:42:35さらに、個人開発者でもドコモの課金システムを使って、アプリを販売できるようになります。8月26日には、アプリ開発に必要な各種資料を公開しました。
2010-08-28 13:44:45日経BPは、この動きに合わせてiアプリの開発コンテスト『iアプリ・アドバンスアワード』を開催する。コンテストを通じて優れたiアプリを表彰、日経BPのメディアなどを通じて広く紹介する。
2010-08-28 13:47:56NTTドコモの担当者らがドコモマーケット(iモード)や開発ツールの詳細を解説するほか、ハンズオン講座を通じて参加者がiアプリの開発ノウハウを習得できるようにする。すべてのセッションへの参加は無料。
2010-08-28 13:52:23ドコモ前田氏「iモード版ドコモマーケットの目的の一つは、データARPU(加入者1人あたりの月間売上高)の拡大です。ヘビーユーザーの方はすでにデータ定額プランの上限に達していますが、そうでない方の利用を拡大したいと考えています。」
2010-08-28 14:54:09ドコモ前田氏「iアプリが動作する端末が初めて世に出たのは2001年ですが、当初から仕様は公開されておりJavaが書ければ誰でも作ることができました。そのため、当初は様々なiアプリが世に出てきました。iモードがオープンである証と言えます。」
2010-08-28 14:59:51ドコモ前田氏「ところが、その後iモード公式サイトの存在が大きくなり、そのハードルの高さが強調されたことで、当初のオープンなアプリというイメージが薄れてきているように思います。」
2010-08-28 15:03:29ドコモ前田氏「そこでiモード版ドコモマーケットを開設し、iアプリをさらにオープンなものにすることによってコンテンツ提供の場としての活性度を上げたいと考えています。」
2010-08-28 15:10:35