南北朝オタク死亡カルタは突然に

それは、割りと唐突に始まった。

【中国における南北朝時代】
中国の南北朝時代は、時代区分的にはみんな大好き三国分裂時代が、真・三國無双６・７やった方にはもうおなじみな晋王朝に統一されたけど、その晋に「米がないなら肉粥を食えばいいじゃない」と言っちゃうような皇帝が出てしまったため、内紛が起きまくって、気がついたら河北を北方異民族の北魏に制圧されてしまったっていう時代である。六朝時代ともいう。日本の南北朝時代とマイナーさでは多分いずれあやめか杜若。

い…いっぱいいるし…。ただあまり道徳の本に載るとか、子供向けの伝記の題材になれるとか、そういう要素はない。

下野宇都宮氏は関東きっての大豪族で、中世を通じて守護職や国司を務めるなど、かなり大きな勢力であった。現在栃木の県庁所在地が宇都宮なのも頷ける。南北朝時代ではかなり足利家について戦い、擾乱でも尊氏に味方し続けるなど律儀な家だが…足利に関わった関東の名家ってろくなことにならねえな。

【戦国ＢＡＳＡＲＡ３】
宇都宮広綱が参戦。正直驚愕した。実際の生涯はかなり悲劇的な人物なのだが、こっちは随分楽しそうでなによりである。なぜか虎がいる。
http://www.capcom.co.jp/basara3/main.html

近代戦史オタクにおける末期戦嗜好のようなものである。
お前はもうダメだ。

http://twitpic.com/c9bpn6

数年前の透明掲示板界隈には、時々義経や大塔宮や吉田松陰の生まれ変わりが降臨していた。大塔宮は普段はコンビニ店員だと聞いた。生まれ変わりも大変である。

マンガとかゲームとかグッズが山ほど出るような、そういうブームは縁がない。故にそういうものにお金をかけなくていいが、書籍代はそれでもバカにならない。

ちょっと感情と暴力の感覚が短いだけなのですよ。

南北朝ステマは現在も絶賛継続中。

後醍醐帝一人の存在感で胃もたれできる。

http://twitpic.com/c9bq4c

さかのぼっても、おりていっても、なぜかまたここに戻ってくる…。
http://twitpic.com/c9br01

南北朝時代でも飛び抜けて濃いからな…。