脚本家一色伸幸さんが語る「ラジオ」
- inukyougetsu
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②ありがたいことに、再放送を希望してくださる方がたくさんいました。でもそれ、Twitterで言うより、「#NHK_rerun」にご要望いただいたほうが (^_^;) よろしくお願いします。
2013-03-27 10:04:55③「被災地の中の気持ちを描いてくれた」という声も多くいただきました。これは、某ちゃんのブログの言葉の力と、1年半前から東北のあちこちに土足で上がり込んで飯や酒までごちそうになった僕の図々しさの結果です。この場を借りて —— みんな、本当にありがとう! 感謝してます。
2013-03-27 10:05:04④最後に。「ドラマにもこんな力があるんだ」という言葉も多かったです。テレビや映画って、すごいんです。「ラジオ」はまだお恥ずかしい、もっともっとすごいんです。だから、時々でいいから、見てください。そして作り手の仲間たちへ。狂気を胸に、前へ踏み出しましょう。
2013-03-27 10:05:11勇気が要りました。でも書いてよかった。ありがとうRT @56omiki: @nobuyukiisshiki 最後に号泣しました 被災や震災は日常という某ちゃんの言葉がみに染みます 私も被災して仮設にいます 被災した方の気持ちを代弁するようなよいドラマでした ありがとうございます
2013-03-27 10:12:23さっき、某と電話で話した。某はいつものように、ちょこっ、ちょこっ、と気持ちを伝えてくれた。「やってよかった」って。彼女を裏切らないですんだ。僕の、ささやか、自慢(笑)。
2013-03-27 10:18:31某。覚えてるかな? きみの家で脚本を書いた。最初、飛松は職場に「風邪気味」っていう嘘の電話をしてごろりとする構成だった。でも僕はそれをやめて、缶詰と納豆でご飯を食べてるシーンにした。伝えるべきことがあるなら修飾はいらない。ああいうふうに削いでいくのは不安だけど、それでよかった。
2013-03-27 10:30:13「ラジオ」の製作で一番うれしかった瞬間。本読みでついに実現した、両手に某(笑)。(刈谷マネ&某、許可済み) http://t.co/yFGXeNeQcY
2013-03-27 10:35:26「ラジオ」、やりがいのある仕事でした。誰か誘ってください。僕は福島の物語を書きたい。韓国や中国との関係を書きたい。ギスギスしているところにこそ、ドラマは必要だから。ソウルにひとりでも「某ちゃん」みたいな友だちがいたら、感じ方、ずいぶん違いますよね?
2013-03-27 10:40:15某ちゃんの家。6日間通って、食卓で脚本書いた。52歳の作家と17歳の女子高生の仕事風景。この脚本を実現させられなければ、この写真、撮る撮る詐欺の現場(笑)。 http://t.co/M8jQJ4pfhF
2013-03-27 10:47:07「ラジオ」89分完全版
「ラジオ」、10/12、14時〜BSプレミアムで89分完全版初放送。に加え、10/27、1:40〜(26の深夜です)NHK総合で73分版の放送が決まりました。一年で5回のオンエア‥‥見た方からのリクエストが応援してくれました。深謝。 http://t.co/t6l4wRB2r9
2013-10-09 08:40:29明日のラジオ完全版放送(BSプレミアム午後2時より)、嬉しいなあ。単発って、なかなか残らないけど、これはきっと、作品自体が、もっともっと語りたいのだと思う。「波の数だけ抱きしめて」に最初につけた題は「おしゃべりな夏」だったけど、「ラジオ」は「おしゃべりな冬」か。
2013-10-11 16:48:05某「こんにちは。伝わるんですね。すごいな‥‥すごいですよ、これ。‥‥あの‥‥こんにちは!」このセリフを書いた時に込めた願いは、けっこう、叶っている気がする。
2013-10-12 11:40:342時オンエアの「ラジオ」。作品って刈り込んだ方が面白くなる。73分を89分にすること、僕は不安だった。岸監督は「やりたい。大丈夫です」と前向きだった。89分版を見て胸が熱くなった。飛松(リリー・フランキー)の指環のカットだけで、もう‥‥。ちくしょう。岸さん、負けた(笑)。
2013-10-12 12:05:32「ラジオ」の企画書に最初に書いたのは、この一文。端から震災ものではなく、青春ものなのです。「2011年3月11日に起こった出来事は、多くの人生を変えた。悲劇だけではない。それまで漠然と暮らしてきた数人の若者にとっては、「こころの誕生日」とも呼べる日になった。」
2013-10-12 12:32:04「被災者は大変だ」と思っているうちは、書く気がしなかった。「でもね、被災してないおれだって人生は大変だ」って感じた時、俄然、書きたくなった。震災とか関係なく、生きづらい日々を生き抜き、「解き放ち、命で笑う」ために必要なものはなにか? 「ラジオ」は、それを書いたドラマです。
2013-10-12 12:36:49