「子供のお手伝い」には、どんな報酬を与える?
きっかけは @knockout_ さんのこのツイート。
先生いわく「労働の対価としてお金を得ることを学ぶ」のと「家族の一員として課せられた責任(お手伝い)をまっとうすること」は明確に切り分けるべきだと。お手伝いをお金を得るための手段としてしまうとおかしなことになるという話があって、それもそうだと納得したところ。
2013-07-19 01:09:58わが家もお手伝い1回10円制でおこづかいルールを決めていたんだけど、ここ最近うまくまわらなくなっていたことと、先日の学校保護者会でやめなはれという先生からの御神託があったので見直しに。
2013-07-19 01:06:05@knockout_ これ僕もまだ模索中なんですけど、やはり子供が「対価をもらえないとお手伝いをしなくなる」という理由からですかね?
2013-07-19 06:43:09子供に対するお手伝いの動機付けは、勉強に関しても同じこと言えるかと思う。なんかもらえないと勉強しない!みたいな発想になると困る。だけどチャレンジとかドラゼミとかは、昔からずっとオモチャで釣ってモチベ上げる手法取ってて、どうなんだろう、と。アメとムチも程度の問題?
2013-07-19 06:47:23お手伝いや勉強という行為そのものが楽しくてやりがいがあると感じさせるのが理想なんだけど、毎日のこととなるとまあ難しいよね笑
2013-07-19 06:50:30子供のお手伝いの動機付け、うちの場合。
うちは子供らへの動機付けは「ふくびき」です。始めて一ヶ月以上経つけど今のところなかなかうまく機能してる。ポピー(家庭学習教材)やった後と、こっちから「お手伝い依頼」を出して、報告が終わった時に一回ふくびき。
2013-07-19 06:56:28ポイントは、お手伝い依頼は一日一回まで。それ以外のお手伝いにはあげない。確かにそれ以外のお手伝いはモチベ上がらないんだけど、一日のお手伝い回数が0よりも1の方が、いいかな、と。習慣づけが目的だしね。まだ慣れてない作業を「依頼」することが多い
2013-07-19 07:01:00ふくびきを動機付けにする良い点は、「物じゃなく、"その行為自体"がご褒美になる」ところにあると思ってる。ふくびきを姉妹でどちらが先にやるか、って話だけでいつも盛り上がる笑 ワクワクできるしね。
2013-07-19 07:04:18ふくびきマシンはこんなのね。よくあるあの「ガラガラ」。ジャラジャラジャラー、ってあの音も、なんかいい笑 http://t.co/QMPLVeILUE
2013-07-19 07:06:40景品はこんな感じ。これはまだ改善の余地はあると思ってる。一等がお金なのは、自分一人でお買い物をさせる動機付けのため。そろそろお金の使い方を学んで欲しくて。昔は「アメ」が入ってたけど、ずっと口に残るから不便でやめた。 http://t.co/V5NfaRV1bp
2013-07-19 07:08:54「ふくびきほじょけん」はこんなので、名刺用印刷紙で作った。3枚集めると一回ふくびきできる。前は5枚だったんだけど、ちと時間かかりすぎるので3枚に変更。裏の絵柄は…ドラクエの「ちいさなメダル」です。ええ、僕の自己満です笑 http://t.co/CooZvaHOh2
2013-07-19 07:12:57そう、この一連のアイディアは、ほとんど「ドラクエ10」のシステムのパクリwwww オンラインゲームの「毎日ログインさせるための動機付け」ってかなりよくできてて、大のオトナが毎日ふくびきするためにゲーム内を一生懸命走り回るのよ。それ見て、すごいなって思ったのがキッカケ
2013-07-19 07:17:10ドラクエ10のプロデューサーの話なんだけど、ある遊びの要素を作る時に、なるべくたくさんの目的を盛り込むのがいいって言ってたのね。このイベントをやると、レベル上げにもなるし、面白いストーリーも見られるし、レアアイテム収集にもなる、友達とちょっとした会話も生まれる、みたいな(続
2013-07-19 09:31:55僕は勉強もお手伝いも楽しくないと続かないと思ってて、できるだけ全部「遊び」にしたい。だからこの「遊びを考えるプロ」の言うことはとても参考になる。人を動かす時は「動機付けを複数作る」ってのが大事と気付かされた
2013-07-19 09:38:34大人だって、お金の為"だけ"に働いてるわけでもないし、社会貢献のため"だけ"に働いてるわけでもないよね。いろーんな動機が混ざって、一つの行動をするという結果になってる
2013-07-19 09:41:28・・・と、自分語りをしているうちに、 @knockout_ さんから返信。
@mucho そういうことなんだと思います。お手伝いは家族みんなが気持ちよく過ごせるようにするためにやるもので、対価をもらえるから「やる/やらない」を決めるべきものではないと。大人だったら目的と動機を分けて考えられるところ、子どもだと簡単に混線してしまうらしく
2013-07-19 07:10:26@mucho それと、ここから先は私見ですが、モノやお金をモチベーションの源泉にすると、行為の質をあげる気持ちが生まれづらいのかもしれないと思いました。テストの結果わからなかったところをわかるようにするために見直しするとか、どうすればもっと家族が気持ちよく暮らせるか考えるとか
2013-07-19 07:16:50@knockout_ 行為の質を上げる発想が生まれにくい、なるほどそれはちやょっとあるかも。物で釣るのは、反復作業のようなものの方が向いているのかな… 僕はご褒美は物でも行為でも、それを得るまでの過程が「みんなで楽しめてる」ならいいんじゃないかな、と思ってまして。
2013-07-19 07:28:03@mucho それぞれのご家庭でなにを大切にするかに直結する話ですし、子どもの年齢や発達段階で最適解が変わってきそうなので、試行錯誤しながらときどき見直す、みたいなかんじでいいんじゃないかと思いますー
2013-07-19 07:41:16・・・と、ここでもう少し子供のお手伝いの動機付けについて掘り下げて考えたくて、動機付けの種類を思いつくままに洗い出してみました。