#鳳翔の艦娘講座　番外編　掃海母艦編

鳳翔 @Housyou_kankore

先ほどの事故のお話から少し興味が沸きましたので。 休日お昼の #鳳翔の艦娘講座 番外編は「掃海母艦」を取り上げたいと思います。 デイリーの片手間、海戦の片手間、もしくはお昼ご飯の待ち時間などで聞いて頂ければ幸いです。

鳳翔 @Housyou_kankore

掃海母艦は、その名の通り掃海艇・掃海艦・掃海ヘリコプターなどを支援する目的の艦種で、掃海隊の旗艦能力も併せ持った艦種となっています。 私達空母が艦載機の為の母艦である様に、彼女たちは掃海艇ちゃん達の母艦、と云う訳ですね。

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そもそも掃海艇が何かと云うお話になりますが。 これは時折私の艦娘講座にも登場していますが、海域に敷設された機雷を排除して海域の安全を図るのを任務とする軍艦の事です。

鳳翔 @Housyou_kankore

帝国海軍に於いても、駆逐艦娘ちゃんに掃海具を載せてその任務を行う事がありましたが、それを専属的に行う事に特化したのが掃海艇さん達です。 種別的には大型の物を掃海艦、小型の物を掃海艇と呼んでいますが、明確な大きさの定義は存在していません。

鳳翔 @Housyou_kankore

過去には若干の武装を施して、砲艦として用いることもあったようですが、近年の機雷の性能向上・複雑化に伴い、現在は専属として行う事が多い模様です。 過去の例を紐解いて行きますと、日本で機雷戦が行われるようになったのは日露戦争時と云われています。

鳳翔 @Housyou_kankore

当初は普通の艦艇を使っていましたが、磁気反応などの機雷が出現するに従い、掃海艇は木造、現代ですとFRP、カーボン素材が主流となっています。 さて、掃海艇のサイズの話を先ほどしましたが、現代の海上自衛隊さんの例で行きますとその全長は１００ｍにも満たないサイズがほとんどです。

鳳翔 @Housyou_kankore

その為、掃海任務に関する機能に特化されて艦が設計をされていますから、それ以外の部分については充実していないか、そもそも無いのが通例となっています。 掃海母艦は、それらの掃海艇に無い部分をサービス提供する母艦機能を有する艦ですね。

鳳翔 @Housyou_kankore

掃海艇に対する掃海関連資材の補給能力、掃海艇の指揮能力、航空掃海を行う際のヘリコプター支援能力などを有しています。 先ほどニュースに出ていましたぶんごさんのうらが級掃海母艦については、これに咥えて機雷敷設艦機能も有しているのが特徴です。

鳳翔 @Housyou_kankore

ニュースに出ていましたぶんごさんは、うらが級掃海母艦２人姉妹の次女にあたります。 昨日も話題にあがりました、「男達の大和」の撮影にも出演をしたことがある艦娘さんですね。 画像合成を出来る様に青シートを貼って、タラップを降りるシーンが撮影されたそうです。

鳳翔 @Housyou_kankore

補給艦ほどでは無いにしても、搭載力とその母艦能力などから、災害派遣などでも活躍をされているそうです。 ニュースでは右舷に損傷とありましたが、航行は可能だそうですね。大事に至らなければ良いとは思います。

鳳翔 @Housyou_kankore

以上で、本日の #鳳翔の艦娘講座 番外編、掃海母艦についてを終わります。 ご静聴ありがとうございました。 番外編は、休日の日中に、気になった艦種・兵器・事象などを取り上げていきたいと思います。