「アリバイ作りだ」福島市民怒り 詳細報告版(秘密保護法11.25公聴会)
11. 槇氏「福島第一4号機の状況も隠される恐れがあります。原発事故の教訓にかんがみれば、重要な情報を公開する法制度こそが求められていると言えます。政府や東電には原発事故の反省がありません」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:33:2412. 槇氏「福島県弁護士会などから反対声明を出しました。各地域の弁護士連合会も同様の状況です。弁護士たちが、この法案が国民の権利を侵害するものであることを認識しているからです。ツワネ原則に照らし合わせて法案の問題点を指摘しています」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:33:5413. 槇氏「秘密指定の期間に関して問題があること、秘密開示の手続き規定がないこと、内部告発者の保護に関する規定がないこと、公務員ではないものの処罰が規定されていることなど、これらの問題は解消されていません」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:34:2614. 槇氏「法案に構造的な問題があるので、政府はいったん法案を白紙に戻すべきであると思います。情報の統制により福島県民が被った惨禍を考慮し、再度検討すべきだと思います」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:34:46桜の聖母短期大学教授 二瓶由美子氏
15. 桜の聖母短期大学キャリア教養学科教授 二瓶由美子氏「全国で公聴会を開き、多くの国民の意見を聞くべきです。原発事故の後、この場所で若い女性を教育し続けていいのだろうかと思いました。東京に暮らす人々には想像ができないことだろうと思います」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:35:1216.二瓶氏「この状況の中で私たちが何より求めているのは情報の公開です。私たちがどれほどつらい思いをしてきたのか考えてください。事故後チェルノブイリに行き、そこで情報と教育の大切さを学びました」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:35:5017.二瓶氏「メッセージを他人に伝えていくということは社会的人間にとっての本質です。討論なくして民主主義は成り立ちません。憲法で認められている表現の自由を担保するためには、情報へのアクセス権が必要です」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:36:2118.二瓶氏「平成14年に福島第一原発が危険であることを告発した人がいました。10基もの原発を抱えて生きてきた私も加害者のひとりであると思っています。何もなせなかった。だから、今なすべきことをしていかなければならないと思っています」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:36:4019.二瓶氏「秘密保護法案に反対する理由は、秘密指定について拡大が危惧されること、 国会が議論の場ではなくなること、取扱者に対して適正検査が行われることです。適性検査は平等に反するのではないでしょうか」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:37:2320.二瓶氏「福島県には豊かな自然と質素な暮らしがあります。福島で短期大学が維持されているのは4年間も高等教育が受けられない人が多いから。原発を受け入れてきたことが、貧しさを証明しています」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:38:2421.二瓶氏「政府は世論調査やパブコメの意見を無視して強行採決をしようとしています。国民の議論をしてから考えてほしい。パターナリズムに見える今回のやり方には賛成できません。民主主義の根幹を揺るがすものです」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:38:46東北エンタープライズ会長 名嘉幸照氏
22. 株式会社東北エンタープライズ会長 名嘉幸照氏「私は約40年間、福島原発に携わってきました。原発労働者は家族にさえ話すことのできない状況が続いてきました。そして原子力の安全神話が生まれ、取り返しのできない事故に繋がりました」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:39:3923.名嘉氏「今回の事故も、東電と政府の危機管理も、事故後の終息にむけた対応も、福島の復興に向けた対応も、いずれも先進国にあってはならないようなものでした」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:39:5424. 名嘉氏「原発はアメリカのGEが開発し、設計から建設、管理までGEが関わっています。原発は発展途上の産業で、GEの品質保証管理の問題、東電の運転保守管理に問題などをその都度改善しながら進めてきました。今日でもいまだに発展途上の産業だと思います」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:40:3025. 名嘉氏「10年前に第一原発におけるデータの改ざんと隠蔽が告発されました。最初監督官庁に告発されましたが監督官庁は動きませんでした。その後福島の佐藤栄佐久知事に告発状が届きました」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:40:5326. 名嘉氏「佐藤知事はそれまで原発を推進してきましたが、その隠蔽を知ってから、監督官庁に進言し、調査しました。そして東電はデータ改ざんの隠蔽工作を認めました。 東電の社長は謝罪し、安全に万全を期すというコメントをしました」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:41:1927.名嘉氏「原発のマンパワーが不足していて、技術も不足しています。今後廃炉も進めていかなければなりません」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:41:4728. 名嘉氏「戦後の沖縄の人は本土の人に『私たちは日本人か』とよく聞いていた。福島県はこれから負の遺産を担いでいかなればなりません。福島の人たちに『私たちは日本人なのか』と言わせたくない。福島県民を忘れないでください」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:42:15いわき短期大学特任教授 畠中信義氏
29. いわき短期大学と特任教授 畠中信義氏「人権は長い歴史を持っています。私は、人権が何をもとに成り立ってきたか、何を求めて人々が戦ってきたのかということを学生に伝えています。情報を秘密にして人権が成立するでしょうか」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:42:4530.畠中氏「情報が公開されてはじめて人は判断することができます。情報を隠して国民の知識が増えるわけがありません。人権を失ってしまえば、二度とその人権を戻すことができないということを肝に銘ずるべきです」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:43:0631. 畠中氏「知識を得るためには積極的情報収集活動と消極的情報収集活動があります。積極的情報収集活動とは、マスコミなどが自ら情報収集することです。それを自由に表現するからこそ、国民に何が問題なのかを発することができます」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:43:2632. 畠中氏「国民が知らずして、どうやって国民の公益を図るのでしょうか。われわれは江戸時代のように『教えず、知らしめられず』の状態で判断するのでしょうか。百年前に戻るというのでしょうか」@iwakamiyasumi
2013-11-25 20:43:44