ジエン社第9回本公演『ステロタイプテスト／パス』ご感想まとめ

古川博巳 @acter_furukawa

⑥でもそれって最初から無かった？途中で明らかになる言い訳のくせに最初からあったよね？そんなところも人間臭い。12人の登場人物それぞれが作品さんの中の人格の一部だから死んでるのに無理矢理歩かせる。そんなん無理だけど出来る。まるで多重人格者の脳内のようだった。

古川博巳 @acter_furukawa

⑦言葉にしてみるとやっぱり足りないから不安になる。最初は書けると言っていても最後には書けなくて「だって書けない」って言いたくなる。

古川博巳 @acter_furukawa

⑧これ以上言葉に書けなそうだしジエン社に行ってきた件の最後にホーリー的な話。どん底みたいな場所だったけど最初から最後まで天井に映る水の揺らめきは美しかった。それは人間社会の希望。でも天井に映るだけだから手にはすくいようの無い話だけど。

古川博巳 @acter_furukawa

フォロワーの皆様、これより下、長文を書いて欲しいという劇作家のアフタートークのリクエストにより長文を連発しておりますので素通り準備、お願いいたします。

古川博巳 @acter_furukawa

ちなみに個人の感想です。作品を作られた方の意志などは全く気にしてないし気に障ったらすみません。気になった人は俺に言わんとぜひジエン社の次回公演でも観に行って確認してみてください。

徳永京子 @k_tokunaga

そんな中で、もう終わってしまったけれど、ジエン社『ステロタイプテスト／パス』はおもしろかった。おもしろかったと言うか、この作品で、作者本介がいつも何をスケッチしているのかが、にわかに腑に落ちた。コップの水があふれてしまったあとの世界だ。（続く

徳永京子 @k_tokunaga

ジエン社・続き）ひたひたと静かに私達の生活を浸食する様々な災禍、ではなく、災禍の飽和量をすでにオーバーしているのに、それに気付かないふりをし続けている私達だ。では災禍とは何か。（続く

徳永京子 @k_tokunaga

ジエン社・続き②）それはもう、わかるっているでしょう？　だって私達はあの時を知っていて、あのあとも生き続けているのだから──と、ジエン社の作品は言う。だから“何が起きているか”は描かない。（続く

徳永京子 @k_tokunaga

ジエン社・続き③）舞台の上で主体を交替したり、物語を細切れにしたり、その一部を繰り返したり、不協和音のような同時多発会話をすることで、とっくに使い切った猶予期間をいたずらに引き延ばしている、私達の現実の悪あがきをトレースしている。（続く

徳永京子 @k_tokunaga

ジエン社・続き④）先のツイートで「スケッチ」という言葉を使ったけど、作者本介の手付きは、筆に水をふくませて何度も同じ箇所をなぞるようだ。明確な絵は浮かび上がらない、が、キャンバスはにじんで、ふやけて、形を変えて、取り返しのつかなさを静かに語る。3年前から言ってますが、お薦めです。

いのしん @inosinmk2

ジエン社『ステロタイプテスト / パス』、今まで“なんかよくわからないけど嫌じゃない”だったのが、“なるほどすげえ！”にやっと追いつけたし、劇後解説もすごくストンと説明してくれた。枡野浩一さんも佐々木敦さんもすげえ！

いのしん @inosinmk2

@honsukesan だいぶ遅くなってしまいましたが、公演お疲れ様でした。ほんとうにいい気持ちになりました。ところで、２つお伺いしたいんですが、いまさら公演台本買えますか？　ってのと、あの曲はどこかで買えたり聞けたりしますか？　返信お待ちしてます。

萩原雄太 @hgwryt

モネ展に行って来た ジエン社の影響か、書道みたいに線に還元して見ると、ぐわんと効いて来る感じがする。 http://t.co/H3xIKn0SSy

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ぴ @BlueRose1030

ジエン社の公演でレポート書いてるけど、文字にすればするほどわからなくなる

ずみこ @zumiko_happysad

もう１０日以上経ってしまいましたが１２日に東京で観たジエン社の「ステロタイプテスト／パス」の感想を。京都→東京→日暮里と長距離を移動して劇場のd-倉庫に無事たどり着いた時のドキドキワクワク感は今でもはっきり覚えています。客席に案内されると舞台上ではすでに役者さんたちが！！

ずみこ @zumiko_happysad

（続き）怪しげな雰囲気の男子２人と女子１人…え？もう始まってるの？とびっくり。舞台はすり鉢の底のようなところにあって、客席はコの字に囲む感じ。私は舞台のすぐ横の席に座りました。役者さんが通る時に手が当たりそうな距離。こっちが緊張する（笑）

ずみこ @zumiko_happysad

（続き）開演時間前に携帯などの電子機器の電源を切って、食べ物を口にしないように、という会話がなされてました。よくある注意かと思ってたら全部セリフだったことが後になって分かります。お芝居が始まってからは怒涛のセリフラッシュで理解するのに必死でした（笑）

ずみこ @zumiko_happysad

（続き）同じ名前の人がいっぱいいる！？さっきまでと名前が変わってる！？これ誰！？死んだ！生き返った！と、脳みそフル回転（笑）同じセリフが繰り返されながらストーリーが進んでいく様子はとても迫力がありました。脚本と役者さんのチカラってすごいなあ…

ずみこ @zumiko_happysad

（続き）掛け合いのタイミングと言葉の重なりがすごく気持ち良くて、ごちゃごちゃになりそうでならないギリギリの危うさがこのお芝居の１番の魅力かなあと思いました。余談だけど翌日観た歌舞伎はしゃべってる人物以外は制止してひたすら黙ってるんですよね。そういや真逆だなあと(^_^)

ずみこ @zumiko_happysad

（続き）そう考えるとお芝居って色んな形があって面白い！ジエン社の作品は初めてだったけど、アフタートークを含めて色々と興味深かったです。５年ぶりくらいに会った湯船すぴかちゃんは本当にキラキラしてて綺麗でした♪Twitter割引分に満たないかもですが、以上感想でした！