艦これ小話まとめ

あおみす @aomiscom

なあ、比叡よ 「どうしたんですか、戦果記録を見てため息なんてついて」 俺さ、水母の錬金術師なんて呼ばれてるけどよ。実は8月前半の二週間だけで瑞鳳、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴の建造に成功してるんだよな 「そうですね、それが何か？」 なんで、水母の錬金術師なんて異名がついたんだろうな

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「瑞鶴さんと大鳳さんの建造でボロ負けしたからでしょう。言うまでもなく」 ・・・せやな 「ついでに言えば瑞鶴さんの時に回したレシピの2割で水母を作ったり」 はい 「そのときにみっともなく叫びまわって近隣の司令部に迷惑をかけたり」 はい 「はいじゃないですよ、司令」 はい

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「ところで空母の建造結果こそ散々ですが、他の艦種についてはコンスタントに建造してますよね。初戦艦は長門さんですし、雪風さんや衣笠さん、夕張さんも早期に当鎮守府に着任なさっています」 もともと船とはわりと距離が近かったからな。一時期海兵の歩兵として銃も握っていたわけだし

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「なるほど。それだけのことがありながら、どうして空母だけ苦手なんでしょうかね」 その、空母ってより艦載機、ってか戦闘機がだな 「戦闘機がどうかしたのです？」 俺が乗るとな、必ず地面か海面と盛大なキスをするんだ 「･･･」 発艦するときに謝って空母の艦橋に突っ込んだこともあったっけ

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ヘリでも銃座なら大丈夫なんだが、操縦席に乗ると着陸すなわち墜落大破炎上になってしまってな 「･･･」 そうしてついたあだ名がカプコン社員 「わかりました、今後空母の建造、および艦載機の開発は司令抜きで行うことにします。いいですね？司令」 Ja･･･

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当鎮守府艦娘No.1：比叡 うちに来た二人目の戦艦。提督の右腕。姉さまラブだがうちの提督はこんな感じで金剛との関係も親愛どまり確定故、提督との仲も良好。徹底海峡最深部にて一度轟沈。その後の提督と鎮守府における捜索により深海棲艦化していたところを鹵獲、なんやかんやで復帰に成功した

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「司令、第一艦隊の名前はどうします？」 ふむ、それについては前々から考えていたものがある 「へえ、どんなですか？」 黄金の鉄の塊で出来た艦隊 「えっ」 黄金の鉄の塊で出来た艦隊

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「なんです？その、わかりやすそうで意味わからない名前は」 とあるメイン盾の名言から取った名前だ。強そうだろ？ 「頭は致命的に足りなさそうですが」 おいてめえ比叡ナイトのこと馬鹿にすんなよああ見えてエルナイトはintも高いんだぞ 「なら足りないのは羞恥心ですね」

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まあ待て、彼の発言は非常に勉強になるものもあるのだよ 「正直期待は出来ませんが･･･たとえば？」 一瞬の油断が命取り、とか 「おお、意外とまとも」 守るんじゃない、思わず守ってしまうのがナイト、とか 「ふむ」 俺、パンチングマシンで100とか普通に出すし！とか 「･･･うん？」

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ちなみにこの言葉の前には『本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな、口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうな』と前置くんだ 「それだと矛盾というか、ただのホラ吹きになりますよね」 結局のところ言葉での威嚇も大事ってことだな

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「というかパンチングマシーンで100なら駆逐艦たちでも出せますよ」 えっ 「この前何人かで司令部近くのゲーセンに行ったときですかね。金剛お姉さまに至ってはワンパンで機械を壊してしまいましたから」 まさかこの前の請求書って 「間違いないですね」 ちくしょうお前ら馬鹿だ･･･

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当鎮守府艦娘No.2：吹雪 初期艦。当時の主力およびキス島作戦の旗艦。今でこそ遠征での後方支援に回ってるものの、形はどうあれ鎮守府の運営を支えているのは間違いない。なおうちでは天龍とコンビも組んでいたため他では見ないほど仲がいい。なお提督は任務で白雪もらえるのを知らなかった模様

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「提督！第二艦隊旗艦吹雪他5名、遠征より帰還しました！」 お疲れ吹雪。次のローテの子たちに引継ぎをしたら少し休むといい 「了解です！しかし安心しました。大型艦建造用のドックが完成したときはアホみたいに資材をつぎ込んでましたが、最近は行ってないですね。お陰で備蓄は順調に増えてます」

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いや、やってるよ 「え？」 資材の収入を計算して、収支がマイナスにならないようにしながら建造してる 「そうだったんですか･･･ほとんどの海域も制圧できましたし、それなら問題はありませんが。目当ての方は作れましたか？」 ･･･ 「･･･まだダメなんですね？」 空母は苦手だよ、吹雪

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当鎮守府艦娘No.3：千歳 ヤンデレ

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間違えました

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当鎮守府艦娘No.3：千歳 2-4攻略向けて艦隊の増強を図っていたときに出会った娘。当初軽空母はすでに飛鷹と隼鷹がいたため錬度向上は後回しにされていたが、後に可能性を秘めた艦であることが発覚。今では軽空母隊のトップを率いる。いろいろな意味で提督との関係が深い艦

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木曾。貴様、なにをしているのかわかっているのか 「ああ、わかってるよ。輸送艦に単艦で海域制圧任務を命令したクソ野郎に銃を向けてるところさ」 まるゆのことか。彼女のことは残念だった 「残念だと･･･？テメェが死地に追いやったくせに何をほざいてやがる」

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元仲間といえど、深海棲艦化してしまえば人類の敵だ。仕方あるまい 「ああ、そうだな。見つけたのが私でよかったよ。お陰でまるゆの最後を看取ることが出来て、さらにこうしてテメェに銃を突きつけることが出来る。今までの私なら出来なかったことだ」 ･･･！？木曾、貴様、まさか･･･

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･･･ 「なあ、テメェはしらねえだろうがよ。あいつはちゃんと帰ってきたぜ。任務は失敗したかもしれないがよ。一人で心細くてぼろぼろになっても頑張って。でも沈められて、深海棲艦になっちまって。それでもテメエのところに戻りたくて、この近くまで戻ってきたんだぜ」