【実況】シー・ノー・イーヴル・ニンジャ#5(発掘・終)
- karafuto1979
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暗黒物質から突き出たベツリキの足は動きを止めていた。ナムアミダブツ……!デスドレインはゼンダに向き直り「あンた、すげえイイよ。あンたの破壊衝動、異常!異常ってのはつまり、つまんなくネェって事だよ!」「お前、何だ?」ゼンダは唾を飲んだ。退路は既に回り込んだ黒い液体に塞がれている。
2011-08-08 23:00:30「お前、ぶっ壊したり殺したりすると楽しいんだろ?ゾクゾクするんだろ。綺麗事じゃねえよこういうのは。俺、ピンと来るんだ、そういうの」デスドレインは真顔になった。「お前、俺と来いよ。仲間だよ、お前は。来てくれよ」「……」ゼンダは……自分でも不思議に思った事だが……誘いを断らなかった。
2011-08-08 23:08:35「お前は独りじゃない。そして俺もこれで独りじゃない」デスドレインは厳かに続けた。「お前、ぶっ壊し足りないから出てきたんだよな」「……」「いいじゃねぇか好きにやろうぜ。一緒にやろうってんだよ、俺たちをバカにするやつらの人生、メチャクチャにしてやろうじゃねえかよ?な?」「……」
2011-08-08 23:12:41デスドレインは立ち上がった。ゼンダの退路を塞いでいた暗黒物質はスルスルと引いて行った。「強制はできねえからよ。こういうのは。嫌なら行けよ」「いいだろう」「マジか」ゼンダは頷いた。「どうせゴミみたいな人生だ。何もかもくだらない。やるなら、やってやる」「おほッ!話が早いじゃねえか」
2011-08-08 23:16:17デスドレインはゼンダに近づき、肩を叩いた。「それでよ、お前ニンジャだぜ!入ってるぜ。ピンと来るんだよ、俺には!」「ニンジャ?俺が?」「じきにはっきりするンじゃねえの?ま、決まれば後は行くだけだ!まずカネ!そして女!そして、破壊だ!へへへへ!」
2011-08-08 23:20:37デスドレインは歩き出す。ゼンダは肩を竦め、黙ってその後を着いて行く。大通りのネオンが電力不足でチカチカと明滅し、消える。やがて闇が訪れる。
2011-08-08 23:21:40#NJSLYR ゼンダ=サンもニンジャ?それはさておき元ソバシェフと元凶悪犯罪者にしてニンジャという謎のコンビ結成である ノヽ(・w・ )ノヾ
2011-08-08 23:22:15#njslyr さわるものみな傷つける、怪物めいたデスドレイン=サンが孤独を埋め合わせる相手を探していたとは。フジョシ=クランが色めき立つのも道理!
2011-08-08 23:24:54#NJSLYR あれ、エピソードがおわってしまった…ニンジャスレイヤー=サンはどうなってしまうのだろう… ノヽ(・w・ )ノヾ
2011-08-08 23:26:32(イグゾーションに敗北したニンジャスレイヤー、フジキドの運命は?このエピソードの続編となる「デス・フロム・アバヴ・セキバハラ」は近日翻訳予定です)
2011-08-08 23:26:50