- Mocha_Kiliman
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日帰りで名フィルさん定期へ。話題の指揮者ロリー・マクドナルドさんが、ジークフリート牧歌と大地の歌を振りました。若手には大変なプログラムだったと思いますが、終演後は良い表情をされていました。昨秋のコンセルトヘボウ管ツアーで、急遽ヤンソンスさんの代役を務めたのが彼です。
2014-03-15 21:08:17名フィルを指揮したロリー・マクドナルドは前回の客演も強く印象に残ってた。今日のジークフリート牧歌も冒頭から穏やかで親密な時間を作り出せてしまうのは才能だろう。大地の歌はもうちょいしなやかがあってもいいかなという気もしたが意思を浸透させる才能はたいしたもので曖昧なところがない。
2014-03-15 21:43:04昨日・今日は、名フィルの今シーズン最後の定期演奏会でした。たくさんの方にご来場いただき、厚くお礼申し上げます! ロリー・マクドナルドさんの指揮、マリア・フォシュストロームさんのコントラルト、望月哲也さんのテノール、いずれも素晴らしかったと思います。
2014-03-15 22:49:39今シーズンに「大地の歌」をやろうというのは、常任指揮者のブラビンズさんのアイデアでした(まあ、テーマが「ガイア」でしたので、誰が考えても取り上げるのが自然でしょうが…)。ロリー・マクドナルドさんには、こちらから「『大地の歌』をお願いできませんでしょうか?」と聞きました。
2014-03-15 22:52:2630そこそこの指揮者が「大地の歌」を頼まれることは、そうはないと思いますので、絶対に喜んで引き受けてもらえると思っていましたが、案の定でした。でも、ここまで素晴らしく仕上げてくれるとは…! ロリー・マクドナルドさんは、いつかマーラー指揮者として世界に名を馳せるような予感がします。
2014-03-15 22:58:481曲目の「ジークフリート牧歌」は、ロリー・マクドナルドさんのご希望でした。こちらも良かった…!(特にホルン、ブラーヴァ!) ウェーベルン「パッサカリア」も候補だったのですが、「作品1」のため、翌シーズンで取り上げる可能性もあって(結局なくなりましたが)、ワーグナーになりました。
2014-03-15 23:04:24それにしても、昨日・今日と名フィル定期を客席で聴いて思ったのは、「ワーグナーもマーラーも、桁外れの天才だ」ということ(陳腐な感想ですね…)。「大地の歌」は、あまりに圧倒されて、聴き終えてからしばらく動けませんでした。
2014-03-15 23:11:39@AtsushiKoide 大地の歌も素晴らしかったですが(今シーズンベストでした!!)、ワーグナーも美しくて。。。 ホルンは最近安定してレベルの高い演奏を聴かせてくれるので、安心して音楽に浸れます。来シーズンも宜しくお願いします。
2014-03-15 23:14:54「大地の歌」のような偉大な作品を体験すると、音楽が単に趣味や嗜好や娯楽や癒しであるだけでなく、まったく別の世界に導いてくれたり、世界の見方をガラッと変えてくれたり、人生に影響を及ぼし得るのだ、とすら考えてしまいます(ちょっと大袈裟かもしれませんが)。
2014-03-15 23:20:15@AtsushiKoide 本日お伺いしました。最後の最後で救われるような、天国に行くような、本当に美しい音楽でしたね。出色の大地の歌でした。シーズン最後がこれとは、素晴らしい年間プログラミングにブラヴォーです。音切れの、お客さんの成熟も感じました。
2014-03-15 23:24:06「大地の歌」を聴いて、「世の中には、ここまで人の心を動かせるものがあるのだ」ということを自分が知っているという事実に、この上ない幸福感を感じました。ああ、音楽が好きで良かった…! というわけで、相当大袈裟なことを言っていますが、グスタフ・マーラーさんに深く深く感謝する次第です。
2014-03-15 23:24:48@AtsushiKoide 人生の節目節目においてクラシック音楽を聴いて来て良かったと思う事がありました。孤独な魂が何度力づけられた事か。大地の歌は若い頃は第一楽章の酔いが心地よかったですが、歳を取ると最終楽章の静かな諦念と寂寥に心を動かされるようになりました。
2014-03-15 23:27:16ブログ更新しました★ライブ9題・その5-名フィル 3月定期@愛知県芸術劇場 コンサートホール http://t.co/Wr0Hdn4v0V #fc2
2014-03-16 00:10:06#名フィル411!ジークフリート牧歌は、繊細なんだけどまるみのある小宇宙。大地の歌は、冒頭がっしと心を掴まれた瞬間を知覚。ステージから発せられる強力に集中したエネルギーに反応したのかな。オルガン斜め席だったこともあり、素晴らしい「声」までの音の層が虹みたいに目に見えるようでした。
2014-03-16 00:17:03昨日(もうおとといですね)は、初名古屋フィルで名古屋へ。芸術劇場のコンサートホールは初めてでしたが、とてもいいホール。「ジークフリート牧歌」と「大地の歌」という後期ロマン派2大巨匠のインティメートな、でも編成としては対照的な2曲。注目はスコットランドの俊英、マクドナルドの指揮。
2014-03-16 01:19:40初名古屋フィルその2。すっきりと明瞭でいながら、全体を俯瞰して緊張感が途切れないマクドナルドの音楽作りは好感が持てました。名フィルの管楽器のソロも個性的で面白い。白眉は、フォスシュトロームのコントラルト!濡れた陶磁器のような冷たい声が一瞬でオーケストラを従えてしまったのです。
2014-03-16 01:22:24初名古屋フィルその3。フォスシュトロームの声に応じてオーケストラの音が深くなったのには驚き。内的な表情に富み、マーラーの音楽のなかでの自分の声の立ち位置がわかっているまれな歌い手。第2楽章では、夜の海のようなオーケストラを月光のような彼女のの声が銀色に照らす幻想的な時間を体験。
2014-03-16 01:25:39マリアさんの歌は、歌として意識するというよりは、オケの一部になっている感があって、何が背景で何が主題なのかわからないくらい、背景に溶け込んでいたんじゃないか。むしろオケの方が雄弁な瞬間は歌が伴奏…というのも変な表現だけど、そういう不思議な感覚があったなあ。
2014-03-16 08:24:27