HAYATOのお悩み相談室　番外編

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「ふう……もう疲れたにゃあ……」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

『コツコツコツコツ…』 「？　……誰？」 『すとん』 （……誰かが前に座ってる。すりガラスでよくわかんないけど）

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「お疲れ様です」 「……あ！」 「あの輩を捌くのは苦労した事でしょう。特に普段は人を振り回す側である貴方だったら尚更」 「もう疲れたもなにも、くったくただにゃあ。…君もお悩み相談？」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「これからはゆっくり休んで下さい。…私は、いいです」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「じゃあお言葉に甘えてゆっくりしちゃおうかなあ」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「……良いのですか」 「何がー？」 「『ゆっくり休め』なんて言われて。もしかしたら、ゆっくりどころかずっとお休みかもしれませんよ」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「…………。 　別にそれでもボクは平気だよ。ボクがボクで、君が君で在るなら。その長いお休みが、ボクのことを、君が受け入れてくれた結果なのだとしたら」 「……そう、ですか……」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「あ、これ渡しとくね」 「手紙？　これは聖川さんから貴方へのでしょう。私は受け取れません」 「だって、おうちに帰ってから読めって言ってたから。ここから出たらボクはボクじゃないし、そもそもボクも君もおんなじでしょ？」 「……まあ、それはそうですが……」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「あー、楽しかったあ。最後にこんな楽しい事があって、嬉しいなあ」 「そんなに楽しかったんですか」 「うん！　またやりたい」 「そうですね。またやりましょう」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「…あ、もう時間だ。ボクはそろそろ行くね。またね。じゃあね」 「…ええ。また」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

『最後の最後にこれだけ、言わせて下さい。 　……あなたは、HAYATOは永遠に俺の中での憧れのアイドルです 　例え、あなたが、今日限りで消えてしまう存在だったとしても』

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

……あー、楽しかったなあ