「…頭が痛い…」 「…吐き気もする…」 「そりゃあアンタら…自業自得ってモンですぜ…」 「うぅ…」 「うりぃ…」 (もうこの人達だけで飲みに行かさないようにしよう…)
2014-07-15 22:29:35「……」 「……」 「…おい」 「なんでぇ」 「……」 「…振っておいて黙りこくんなよ」 「……」 「……」 「……」 「……なんだってんだ、突然飲みに誘いやがったかと思えば…話が無ぇなら帰るぞ」 「待て」 「なんだよ」 「…、……」 「…ッチ、ラチが明かねぇぜ」
2014-07-17 12:07:58「おい、ディオとか言ったか。先生よォ、アンタ、彼にしつこくつきまとっているようだから忠告しておくぜ。ジョースターさんに関わるのはやめな」 「……」 「おれは旅先で会っただけだったが、あの人の甘ちゃん具合が心配でこっちまで出てきた。あの優しさで、誰かに騙されやぁしないかとな」
2014-07-17 12:14:21「思って来てみりゃあ案の定。隠しているようだがおれには判る。お前さん、生まれは下級層だろ」 「っ!!」 「おれもあまり褒められた所の育ちじゃねぇからな。勘と臭いで判んのよ。それに、ジョースターさんに対する物凄い執念と執着を感じるぜ!」 「う、ぐ…!」
2014-07-17 12:25:58「一体何が目的だテメェ!? 地位か!!? 財産か!!?」 「……」 「ヘッ、何も言い返せないってか」 「……」 「……」 「…おれの心には、まだその欲が残っているのだろうか」 「……は?」 「胸の奥底にこびりついた野望というやつは、そう簡単に薄れないものなのだろうか」 「???」
2014-07-17 12:30:17「だから未だに、本能的に受け入れてもらえないということか…??」 「???(な、なんだ突然、さっきまで薫っていたドス黒い臭いが消えやがった…?)」 「最初は確かに財産目当てだったさ。目の前に友達になりたいとかいう貴族が現れやがったんだ。お前だってそうだろう」 「ぐっ」
2014-07-17 12:34:42「金や地位に興味が無いかと問われたら、答えはYESだ。もちろんあるさ。と言うか、将来は教師なぞでなく弁護士にでもなるつもりだった。金をふんだくって裏から政治を操り、世界の頂点に立つつもりだった」 (なにこの人こわい) 「しかし自分でも不思議なのだが、今の現状ここに落ち着いている」
2014-07-17 12:39:31「なんでだろうな。そのきっかけもあった気がするが。そしてジョナサンがまた目の前に現れた。今のおれは、あいつに対して何を求めているのか…」 「……」 「…ぷはっ。…なんだろうな。貴様の話を聞いていたら、余計に自分が解らなくなってしまった」 「……」
2014-07-17 12:44:21〜数分後〜 「ジョジョの周りには…何故あんなに人が居るのだ…くそ…」 「おい、アンタ飲み過ぎだぜ…」 「なんだと! このおれが酔っているとでも言いたいのか! 阿呆め! もっと持ってこい!」 「そろそろやめときなって!」 「酒! 飲まずにはいられな…ッ」 「う、うわああ我慢しろ!」
2014-07-17 12:48:29「ジョジョォ…」 「…アンタ、他に友達は居ないのか?」 「…ゎ、ワンチェンとか、タルカスとか…」 「今のその目は友達っつーより利用し合っている奴を思い出す時の目だぜ」 「……」 「居ないのかよ…」 「悪いか…」 「悪かねぇけど…。 (参ったな。こいつは相当慕ってるって感じだぜ)」
2014-07-17 12:52:07(くそ。初めて見た時に完全に黒の臭いを感じたから警戒してみれば。なんてこった…) 「あいつは…とことんマヌケだから…わかるだろ…」 「ああ…うん…」 「ちくしょう…」 正直面倒臭いことに首突っ込んじまったなと思いつつ、なんだか放ってはおけないお節介焼きのスピードワゴンであった。
2014-07-17 12:57:37構想だけ書いておきますと、若干女体化オリキャラが挟まってきそうです。DIOを本編に絡ませたくて… よくあると思いますが、ジョアンナさんです。
2014-07-18 01:36:06「アンタの息子見てみなさいよ! ギャングスターになるって夢見て、行動し始めてから9日でボスにまでなっちゃったよ! 100年かけてしかも吸血鬼にまでなって血族一つ滅せないなんて恥ずかしいと思わないの!!?」 「おっ、おれはおれ、よそはよそだもんWRYYYーーー!」
2014-07-18 13:01:27ジョセフが偉業を成し遂げると、自分が全然関わっていなくても「すげぇJOJO! さすがだJOJO!! これやったのJOJO!!!」ってめっちゃ喜んで誉めて讃えて周りに言いふらすけれど本人の前だと「まあよかったな」になるシーザー
2014-07-20 02:35:59