おしいれのぼうけんと、幼稚園児たちとねずみばあさんの戦いの話

ゆんゆん @KirinTeacherV3

おしいれのぼうけんが読みたい

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幼稚園の時、これを題材に一ヶ月ぐらいイベントやったんだよなぁ。朝幼稚園に行ったら俺の靴箱の中に「ねずみばあさん」からの手紙が入ってて、皆を捕まえに来るって言うから、対抗するためにあれやこれや準備する、ってイベント。

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「ねずみばあさんの嫌いなものを武器にしよう！」って先生が言って、粘土、薔薇、猫、狐を挙げるのよ。今思うと粘土遊びやティッシュの薔薇工作、近くの猫探しに折り紙の狐だったんだけど、それを持って「どんねらばこねねつき！」って言えば撃退出来るっていう、冒険心くすぐる感じのね。

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毎日じゃないんだけど、誰かのロッカーとかにねずみばあさんからの手紙が仕込んであるんだよ。だんだん弱ってたり、最後の力で襲いにくるって宣言だったり。で、最後は「裏山で決闘だ！」って書いてあって、みんなで裏山にいっておまじないを唱える、ってところまでやって。子ども心には大冒険だった。

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この「手紙がくる」ってのが楽しかったかな、宝探しみたいで。 何の因果か、高校生になってから当時の先生とそれについて話をする機会があった。というのも、末弟の担任をしてくれることになったからで。「なんで最初の手紙が俺だったの？」と聞くと「だってクラスで一番ヒーロー好きだったから」

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「もちろん戦ってくれるでしょ？」と笑われた時には敵わんなと思ったものです。 その後、どうやら数年の時を経てねずみばあさんが復活したらしく、末弟クラスはみんなで戦い、ふたたび退治したと聞いた。 その中で、昔ばあさんを退治したメンバーから、彼らに応援の手紙が届いた、とか。

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長文失礼。おしいれのぼうけんの登場人物が出てくるだけで、本編とはほとんど関係のない話であった。