「女子シートベルト」の開発
- ShinShinohara
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農業女子プロジェクトnougyoujoshi.jp/overview/pdf/l…でこれまで私が提言してきた「かわいい軽トラ」や「田園に女子トイレ facebook.com/notes/%E7%AF%A…」が実現し始めたことは喜ばしい。だが、中途半端になることを恐れている。
2014-07-29 01:09:24象徴的なのはシートベルトだ。「痛い」あるいは「カバー 手作り」と組み合わせて検索すると首や鎖骨がシートベルトでこすれて苦労している女性の声がたくさん出てくる。痛くてシートベルトをしていられないという声もあるほど。女性の体型に合っていないのだ。しかし自動車業界は声を拾えていない。
2014-07-29 00:40:44自動車のデザインは男が決めている。女性向けに開発されたクルマもあったが、「花柄にすれば女性向け」という、いかにも男性向けの発想。シートベルトのデザインが何十年も変化しないのは、男性優位の開発体制に原因がある。
2014-07-29 00:42:45「少々痛いくらいで、自分の命を守ってくれるシートベルトをしない方がおかしい」という意見もあるかもしれない。しかしそれは発想が間違っている。登山では靴擦れを最大限に警戒する。痛くて歩いていられなくなるし、痛いと注意散漫になって危険が増すからだ。安全性は快適さを必須とする。
2014-07-29 00:47:41シートベルトのデザインが何十年も変わっていないということは、熟成した技術であり、安全性を確保しながら新たなデザインを開発する余地が十二分にあるということでもある。こんなにデザイン改善が行われなかったということは、自動車業界の怠慢であったといえる。
2014-07-29 00:50:00女性の体型にあった、安全でなおかつ快適なシートベルトの開発は、今や多くの女性が運転する現代において、新たな需要を掘り起こすことになるだろう。安全・快適なだけでなく、くすんだ色しかなかったシートベルトに、見た目にも美しい真のデザインを施すことも考えるべきである。
2014-07-29 00:52:37そのためには、自動車の開発陣営に女性を採用すべきである。できればその際、小柄で自動車をよく利用する、地方在住の女性を起用すべきである。地方は足として自動車を必須とするところが多い。長距離も運転することの多い女性は、シートベルトでも苦労していることが多い。
2014-07-29 00:56:06しかし自動車業界が開発陣営に女性を起用したとしても、規制側が男性ばかりでは話にならない。「安全最優先」に気持ちが強いあまり、女性がどれだけシートベルトの不具合に痛みを覚えているのか、想像ができないからだ。国交省の規制担当局にも地方の自動車をよく運転する女性を起用すべきである。
2014-07-29 01:00:14男がデザインしたものは当然ながら男性向けになり、女性の体型に適していない。シートベルトのデザインが何十年も変わっていないのは、思想が男性優位になったままである証でもある。「女子シートベルト」の開発。ものづくりを一変させる契機として、手始めに考えてみてはどうだろうか。
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