- Dirtyhiding
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「いつかきっと、僕だけのご主人様が迎えに来てくれる。ご主人様はかっこよくて、優しくて、笑顔が素敵で、寒かったねってそう言って、僕に毛布をかけてくれるんだ。…………………………」
2014-04-05 15:17:37@hakuro916 「え…?綺麗、ですか、……あ、ありがとう、ございます…そんな事を言われたのは、此処に来て初めてです……」
2014-04-05 18:52:18@lonely_slave おや、随分と見る目のない人が多いのだね。良ければ君の姿をもっとよく見たいのだけれど……此方に来てくれるかな?ああ私はご覧の通り、君を傷つけるようなものは何も持っていないから心配しないでおくれ。
2014-04-05 18:58:04@hakuro916 「は、はい…(檻の隅から立ち上がり通路に近づく)あ、あの…えっと、…えっと……ごめんなさい、お喋り、上手く出来なくて、あの」
2014-04-05 19:01:41@lonely_slave ありがとう(微笑む) 大丈夫、大丈夫だよ。もしお喋りが上手くなりたいなら、私とたくさんお喋りをしよう。……嗚呼でも、私もあまり楽しいお喋りは出来ないな。苦手なんだ(苦笑)
2014-04-05 19:09:45@lonely_slave ああ違う、違うんだ。私はそういう意味で言ったんじゃないんだよ。もし謝るべきだとしたらそれは私の方だ。君に辛い思いをさせてしまってごめんよ(躊躇いつつそっと頭を撫ぜる)
2014-04-05 19:17:56@hakuro916 「………あなたは、とても優しい、んですね。ありがとうございます…ひっく、ひぅ、…ありがとう、ございます…」
2014-04-05 19:21:03@hakuro916 「……(ポカンとしながら)あなたの優しさが偽物でも、僕は、本物を、知らないから…あの…優しい、ですよ?」
2014-04-05 19:33:34@lonely_slave ……本当だ、素敵な笑顔だね(寂しそうに笑い返す) ねえ、君のことをもっと教えて欲しいのだけど、いいかな?君の瞳や髪は何色かな。此処は薄暗いから……教えてくれるかい?
2014-04-05 19:46:50@hakuro916 「えっ?あ、えっと…歳は、11です、多分…。髪は紺色で、眼は黒です。……綺麗な色じゃないから、見ても余り面白くないかもしれないけれど…」
2014-04-05 19:53:30@lonely_slave 紺色も黒色も、私の好きな色だよ。美しい色だ(微笑む) あとはそうだね……君はどんな子かな?うちには角の生えた子や小さな妖精の子がいるのだけれど、そういう子は苦手かい?
2014-04-05 20:01:45@hakuro916 「……僕は、あまり好きじゃないです、この色。皆、地味で汚いって言うから。赤とか金色とか、皆きらきら光ってて…いいなって…僕には角も羽根も尻尾も、何もないただの人間だから…」
2014-04-05 20:08:43@lonely_slave そうだね、華やかな色には華やかな色の良いところがある。でもね、黒や紺のような深い深い静かな色にも良いところはあると私は思っているんだ。……ほら、見て御覧。暗くて分かり辛いけれど、私も黒い髪に茶色の瞳なんだよ。それに私もただの人間だ。私とお揃いは嫌かな?
2014-04-05 20:17:25@lonely_slave 本当かい?よかった、私も嬉しいよ(満面の笑み) ……じゃあ最後の質問だ。私の家に来てくれるかい?お金持ちではないから、あまり贅沢はさせてあげられないけれど……どうかな。
2014-04-05 20:32:00@lonely_slave 君以外に誰がいるんだい?(苦笑しつつ) 本当の本当、だよ。ああでも……さっきも言ったように、他に2人同居人がいるのだけれど……それでも大丈夫かい?きっと良い友達になれるとは思うんだ。
2014-04-05 20:52:49@hakuro916 「……っ!!いいえ、いいえ!何処にでも行きます!ずっと、ずっと、待ってた、あなたみたいな人、僕、あなたに買われたい、一緒にいたい…!(格子の隙間から必死に手を伸ばし、ぼろぼろと涙を零している)」
2014-04-05 20:56:34