いわき市の小児甲状腺がんは過剰発生か

福島県による子ども全員甲状腺検査で、いわき市の子どもの甲状腺がん率が(受診者年齢を加味すると)わずかに高いようにみえる。 受診者年齢を考慮した期待値は14.2人だが、実際には19人だった。 ・統計のゆらぎか ・検査バイアスか ・事故から検査までに年齢を重ねたせいか 続きを読む
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

すべての条件を加味しても、違いが残る場合、それが放射能汚染度と調和的だった場合に限って、放射能汚染の健康影響の証拠とすることができる。そのときでも、個々の症例が放射能汚染によるかどうかの証明はむずかしい。絶望的だ。統計的に相関を論じるまでしかできない。

2014-08-24 08:28:09
早川由紀夫 @HayakawaYukio

会津のがん割合が少ないのは、検査未了というよりむしろ11歳以上の受診率が低いからだと思う。表は前回資料からつくった。 pic.twitter.com/YlqmXtkfHG

2014-08-24 20:39:13
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

会津ほどではないが、いわき市も11歳以上の受診率は低い。それなのにがん割合は多い。もしかすると放射能汚染の影響がすでに出てる可能性がある。はっきりさせるためにはデータを精査する必要がある。

2014-08-24 20:41:08
早川由紀夫 @HayakawaYukio

がん率は年齢だけに依存して放射能汚染との相関はないとして計算した予想は、いわき市で15人だった。しかし実際には19人だった。この4人増が放射能汚染によって引き起こされた可能性を検討する必要がある。いわき市19人の年齢や性別がわからないものだろうか。

2014-08-25 10:15:51
早川由紀夫 @HayakawaYukio

今回資料と前回資料と比べると、10歳以下のがんはひとりも増えていない。

2014-08-25 10:27:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

今回資料から、いわき市25年度に(24年度実施の)久之浜が含まれたが、その受診者数は341人で、二次検査受診2人、がん0人だから、この変更による効果は無視できる。いわき市受診者は4万7178人。

2014-08-25 10:31:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

いわき市 一次検査受診者/母集団 11-15歳 13621/17598 16-18歳  4678/11112

2014-08-25 15:08:46
早川由紀夫 @HayakawaYukio

計算に使ったエクセル表を見た。先月の私はいわき市のがんを14.2人と計算した。3月末時点ですでにがん14人が報告されていたから、切り上げて15人と予想したようだ。したがって、計算上の過剰発生は4人ではなく4.8である。

2014-08-25 15:18:15
早川由紀夫 @HayakawaYukio

私の計算によると、いわき市の年齢別がん期待値は、 6-10歳 1.2人 11-15歳 6.3人 16-18歳 6.7人

2014-08-25 15:39:08
早川由紀夫 @HayakawaYukio

いわき市のがんだけ、所見に共通の特徴が多かったりしないのだろうか。

2014-08-25 15:42:36

逆に、南相馬市と伊達市と福島市で甲状腺がんが少ないと玄妙さんが指摘

まとめ 福島でもうすでに放射線の影響が現れているのかも? 今回の先行検査の暫定結果のデータを用いて、放射線ホルミシスを具体的に指摘した人がまだいないと思ったので、とりあえずまとめました。 8851 pv 118 2 users 15