河内和泉先生、青春爽やかエロファンタジーコメディを語る

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

メルさんの巻(8.9.10.11辺り)は、それこそスゲぇ回数読んでんだけど、何回読んでも感慨は変わらなくて、「全力を尽くしたんだよなぁ、んで、届かなかった」 けれど、届かなかった結果、こそが正しいのかもしれなくて、正しいとかはきっとどこにも無くて、悔しくて惨めなんだよなぁ

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

はじめて読んだ時は、中2くらいの漫画喫茶で、ちょっとびっくりして(表紙の、売れてる理由はお色気だけじゃないっつー絶妙な文句に踊らされたのもあり)ソッコーで買って帰ったんだよ

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

でも何回読んでも俺はハルヒコくんの精神年齢というか、なんでこういう行動をしたのか、っつーか、いや、言葉でわかっても、魂のところで着いていかないっつーか、

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

出来ることを必死でやって、それでもなお失われるものがあって、みたいな感情というか、いわば不条理のようなものに対して、憤りみたいなのと、達観みたいなモンが混在してて、

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

どうせ人生こんなもんだろ、という諦めと、でも諦めるのは嫌だっつーワガママが中二病らしく混在してて、ただ、これは何処か納得があるんだよな、と、 どこか、なんか救いを感じるんだよなぁ、という漠然とした感慨を得たんだ。

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

余談だけど、俺ならどうするかってのは、多分オッさんに全力で突っかかって半殺しにされて、鑑定士に悟されて、分かるんだけどわかんねーよ、ってちょっと閉じると思うなぁ、と思ったのを覚えてる。

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

んで、メルさんの絵ぇ見て、今の俺ならどうするかなぁ、と思って、彼女の望む楽しみを可能な限り叶えてあげる様な終わりを、俺は望むんじゃねぇかなぁ、とか思ったんだよなぁ

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

終わり見えてっけど、1周回って笑ってるしかねぇじゃねえかよ、と思うんだ。 じゃあそりゃあハルヒコくんが憤った大人達の対応と変わんねぇじゃん、ガキの頃の俺がわかんねーよ、ってなった周りの大人達と結局のところ変わんねーじゃねーかよ、って、今なって、ああ、と

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

んで、人の方のメルさんにちょっと一歩引いちまうんだけど、そういう態度にキレられて殴られて、驚きと喜びを感じるんだろうなぁ、とか思って、 じゃあの時俺が感じた救いみてえなのはなんなんだろうな、と

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

一概には言えないけれど、悪魔メルが、あらゆる意味で無かったことにならなかったんだよね、当然といえば当然なのかもしんねーけど、被害者たる人のメルさんが終わった後のメルさんに対して、ともすればハルヒコよりも誠実だったというか

ポー φ ダークネスたけのこ @fal960

その辺に、18.19辺りも加えて、救いだったなぁ、と、俺は思った。 思いが報われて、禊がれた感じがして、

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

あのアオリは私も「ﾋｴｰ」って思ったものだ（そんな思い出）

GammaRay @sizuoka074

@k_izumi99 恐いほうのメルさんは私の生涯最高ヒロインだったり

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

メルさんのはハルヒコ側と大人側の言い分が、それぞれの年齢とかで印象が変わる最たるものなのではないかなと思います。あそこでわーって本当に聞き分けのないハルヒコを描くか、納得いかないけど足りないのは自分だったからと塞ぐかみたいなのは色々考えたのを覚えてます。

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

ともすればあの時の大人側の人たちの対応ってすごく怜悧でつめたくてこわくて、論理的だけどそうじゃないだろ、みたいな感じなんですけど、彼女が望む形の時間をというのは実際そういうのに沿って動いたのが大人側で、でもメルさんのほんとうの願いはなんだったのかに触ったのはハルヒコさんだったのね

森野いづみ @Mixziu

@k_izumi99 せんせーは大人と子供の感情の違いというか、そういう機微を描かれるのが凄い上手いなぁと思ってます。エイスの、りおてんてーやセルシアの時のナオヤの行動とか所長の言葉とかも、「せやなぁ…そうなんやなぁ」って思いながら読んでいました。

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

で、ほんとうにほんとうになんだったのかに触れられたのは人間メルさんだったんじゃないかなと。　生きたかった、生まれてすぐ死にたくなかったは大人たちが叶えたし、本当は生きたいけどそれだと迷惑だからやめるというのも本人の気持ちでそれにハルヒコが触ったし、

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

それでも役に立ちたかった、何かを残したかったのにさわって引き上げたのは人間メルさんだったかなと。

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

悪魔メルさんがもういいですは読んだ通りの話で、ハルヒコを否定することに繋がるなら私はいないほうがいいという話、これは強がりでもなんでもなくて彼女が願ったことではあるというか　誰かと比べていらないとかそういうのじゃないんだっていうのは本心、自分に対してもというわけではなくあれは献身

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

むしろハルヒコさんに自分が考えたような自分のほうが劣るからいらないと自分で思ってほしくはないしそもそもそうではないっていうかんじ

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

あのへんは言語化が結構難しいところなのでややこしいんですけど、見たままでもいいし、自分がハルヒコだったらでもいいし、全体を俯瞰してもらってもいいし、どう読んでもらってもいいかなと。まあ、なんでもそうなんですけど（笑）、あそこは特に。正解はない話をしているので。

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

でまあ番外編の方へ繋がるわけですけど、あれは結構奇跡的で（笑）、っていうか９巻や１６，７巻あたりでハルヒコが折り合いをつけた（彼女はここにいる）ので一旦終わってる話だったのを、当事者であるところのまだぷんすかしてる人間メルさんがどう折り合いつけんのってとこで

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

人間メルさんを掘り下げないといけなかったんだけど、結論としてはこれも読んだそのままで、彼女はずっとこれから先も一生ぷんすかしてると思います、当たり前ですっていうかそんなんはいそーですかって消えるかぼけぇ！って人だと思うので、しょうがないから首もったまま引きずって走るわ！って。

河内和泉@冬コミ12/30（土）東4ヨ-32ab @k_izumi99

自分が止まることを許さないからというのは、忘れてあげましてよってことじゃなくて、あの人は全部のっけて行く気だ・・・！っていう割と怖いシーンでもあるんだけど、絵的に爽やかにしてしまったので、誤解されてる可能性があるけど、人間メルさんはそういう意味で器小さいけどとても大きいです（笑）

三木なずな@著者累計1103万部 @mikinazuna

@k_izumi99 あそこに限らず、パラケルスス先生とか絡んでくる話はほとんど正解がなく、立場が違えば……の話と言う風によめました記憶があります。