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そもそもの始まりは大富豪である臭い人(@xrS1C1qDM)の誕生日パーティーである。 彼は己の誕生日のために某県を丸々一つを買い占め、 その全てを己のパーティー会場として大改造を行っていた。 つまり、某県は陸の孤島となったのである。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:05:44臭い人は四国をまるごと買い占めて、原子力空母として改造した。 何故ならば、自分の誕生日パーティーを行うために、四国をまるごとハワイに移そうと思ったからである。いや、やっぱり北海道の方がいいか。 いや、足すか。 北海道と四国は変形ロボになる。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:10:26ならねーよな、北海道と四国は合体しないよなぁ。 日本列島が密室になるってことでいいのかなぁ、こういうネタもうありそうだよなぁ。だったらもう犯人は一億人ぐらいいたほうがいいしなぁ。 普通に始めよう。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:11:28スーパーの精肉コーナーに人間の肉が混じっている、 そんな、馬鹿げた噂をシュンキチが信じるようになったのは姉であるやぬが突然に姿を消した次の日のことだった。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:20:00シュンキチは探偵である(筆者注:この場合の探偵は浮気調査等を行う一般的な探偵のことではなく、殺人犯を周りに呼び寄せる、あるいは殺人犯のいる場所へと足が運ぶ能力を持つ者を差す) #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:23:09それ故だろうか、やぬがグラム120円で売られていることはやけに納得がいった。2パック買った。夕食はすき焼きだった。残念ながら美味くはなかった。 それは人肉が不味さ故か、あるいは、やぬの幽霊が背後から睨みつけてきた故だろうか。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:24:13「推理するまでもない」 シュンキチは言った。 「精肉コーナーのおじさんが犯人だ」 精肉コーナーのおじさんこと、カッスさんといえば、ホッケーマスクを被り、チェーンソーを持ち、卒論を出さない極悪人である。 成程、犯人であってもおかしくはない。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:25:54「待ってくれ、僕は親を泣かしたかもしれないが、君のお姉さんは泣かせてはいないよ」 ああ、窓ガラスを叩き割ってシュンキチ家に侵入してきたカッスさんだ。 「殺人鬼は皆そう言うんです」 「それにしても、このすき焼きは不味いなぁ」 「僕もそう思います」 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:27:36やぬが睨みつけてきたので、シュンキチとカッスさんは黙り込んだ。 「とにかくカッスさんが犯人です」 「違う、僕にはアリバイがある、やぬさんが行方不明になっていた時間帯、僕はヤズさんを殺していた」 「事件は迷宮入りだなぁ……」 シュンキチは諦めた #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:29:30やぬが睨みつける。 「ヤズさんと一緒に、やぬさんを殺していたかもしれないじゃないですか」 「いや、証人がいる。ヤズサンの幽霊だ」 「確かにその時間、私はカッスさんに殺されていました」 「迷宮入りだなぁ」 「しゃーない」 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:31:25「ところでシュンキチ君」 「何ですかカッスさん、略して何ですカッス」 「犯人を捕まえてくれよ、これじゃあ僕がいつまでも疑われるし、放校ネタでいじられてしまう」 「犯人という点では、ヤズサン殺しもやぬさん殺しも変わりませんが任せて下さい」 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:33:54「スーパーに行こう」 そう言ってシュンキチはスーパーに向かう途中の交通量の多い横断歩道を渡ろうとしたが、車に轢かれて死んだ。 恐るべき第二の事件。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
2014-11-20 21:35:25恐怖の連続殺人事件、やぬさんはなんか殺されて精肉コーナーに並び、 シュンキチ君はなんか車に轢かれて死んだ。 この事件を解決する人間は残っているのだろうか。 「助けに来たぞ」 そんな迷宮入り直前の事件に現れたのはプロトオーガさんだ。 #このタグをRTした奴ら殺人事件2
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