2014コラボbotクリスマス
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クリオさん管理のbotがクリスマスを始めたようです……。
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@kaosuCLLB
時雨「なんだ、トモとコロンとウィグルアはまだ帰ってねーのか。そういや今日はクリスマスイブだったな」ユキ「サンタさん、今年も来るかなー？」時雨「今年“も”…？」
2014-12-24 18:05:07
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時雨「んー、晩メシにはちと早いのな」ユキ「ねぇねぇ時雨くん」時雨「どうした？」ユキ「僕らどうせクリスマスの料理じゃ役に立たないから、せめて買い物だけでも手伝わない？」時雨「良いけど、自分で言ってて悲しくならねぇか…？」
2014-12-24 18:10:04
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@kaosuCLLB
トモ「ただいまー。あれ、ユキと時雨は…」コロン「先に帰ったはずなのにね？」トモ「おい！！やめろよ！！迷子とか！！！」コロン「大丈夫よ、二人とももうこっちで過ごして長いんだから（とはいえ迷ってたらそれで面白いから後で様子見に行っとこうかしら）」
2014-12-24 18:30:07フラグが回収されました。
クリオさん宅のキャッチファイア！世界に迷い込んだようです。
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ユキ「えーと、わんもあ？」時雨「迷った…自分の住んでる町だから大丈夫だと思ってたけど、ユキの方向音痴を舐めるんじゃなかった、感染する。」ユキ「ちょっとまって自分の不注意で迷子になったのを僕のせいにしないで」
2014-12-24 19:35:04
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時雨「つーかここ、どこだ？」ユキ「白羽町でしょ？時雨くん達が住んでる」時雨「違う、白羽にゃ数年住んでるけど、こんな大きな森なんて見たことねぇ。」ユキ「……そっか、なるほど。」時雨「？」
2014-12-24 19:40:03
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ユキ「クリスマスとかハロウィンは、色んな世界の人が行き交うからね。時空の歪みが多少あってもおかしくは無いと思うんだ」時雨「マジかよ世界線を越えた迷子とかどーすんだ…」 ？？「あー！いたいた、兄ちゃん、こっちだよ！！」
2014-12-24 19:45:04
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？？「あー、マオ待て、そいつらほんとに敵じゃないんだな？」マオ「大丈夫だよフウ兄ちゃん、こんなとぼけた顔のやつにあたいが不覚取ると思うかい？」 時雨「誰がとぼけた顔だコラ」ユキ「残念ながら反論のしようがないよ時雨くん…」
2014-12-24 19:50:03
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フウ「マオ、今のは失礼だろ。お二人さん、口の悪い妹ですまねーな」マオ「だってさ、よその世界から滅多にない歪みにハマってこの世界に来るとか笑いしか出ないよ？」時雨「うーるーせーえー！！」ユキ「時雨くん威嚇しない！」
2014-12-24 19:55:05
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ユキ「えっと、フウさん、マオさん…？」フウ「あぁ、そーだな…説明がいるよな」ユキ「うん、お願いしたいんだけど」フウ「俺達はこの世界の住人なんだけど、今日仲間の一人があんたらを見つけてさ、『あり得ないところから人が出てきた』ってな。木の幹から現れたそうだぜ」ユキ「気付かなかった…」
2014-12-24 20:05:05
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マオ「それでフール…もう一人の物知りの仲間にあんた達が何者か聞いてみたら、『イベントの混雑に紛れて別の世界線だか宇宙だかからやってきた間抜けな迷子だろう』ってね。手の空いてたあたいと兄ちゃんが事情説明に来たってわけさ」時雨「マヌケは余計だ。」ユキ「なるほど…」
2014-12-24 20:10:04
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ユキ「…助けてもらって文句言うのもなんなんだけど、その物知りな仲間さんが直接説明してくれれば良かったんじゃないの？」マオ「あいつは…イベントの日は妹から一歩も離れたくない奴だから…」ユキ「（なんだろうこの既視感）」
2014-12-24 20:15:03
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フウ「で、さっきあんたらを発見した仲間から新たな時空の歪みを見つけたって連絡があったから、その仲間に見つけた場所まで案内してもらおうと思うんだ。」時雨「そこに行けば元の世界に戻れんのか？」フウ「ちょっと確証は無いな…でもずっとこの世界にいるよかマシだろ？」時雨「ゲー、マジか…」
2014-12-24 20:20:06
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？？「お二人とも探しましたよ！」マオ「リア！こいつらだよ、迷子」リア「指さすのは失礼かと…」ユキ「はじめまして、君が案内してくれるお仲間さん？」リア「はい！少しの間ですが宜しくお願いします。」
2014-12-24 20:25:03
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フウ「それじゃあリア、頼むな」リア「はい！責任持ってご案内しますね！」マオ「迷子のお二人さん、あたいらはここまでだよ」ユキ「えっ、あっ、助けてくれてありがとう！」時雨「次に来た時は決着つけさせろよネコヤロー。」マオ「二度と来るな！！」
2014-12-24 20:30:06
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リア「お二人とも、こんな冬の夜に森から出てこられたんで心配してたんですよ。」ユキ「えーと、僕たちを見つけてくれたのは…」リア「ええ、私のお友達です。」ユキ「友達？」リア「今も空から案内してくれてますよ」時雨「鳥ぃー？」
2014-12-24 20:35:06
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時雨「鳥が友達ねえ…」ユキ「魔法で操ってるの？」リア「いいえ、魔法ではないです。でも確かに、少し不思議な力ではありますね。動物や植物の気持ちが少し分かる…これはわたしのみの力なんですが。おかげで、人以外の生き物とも交流があるんです。」ユキ「この世界独特の能力みたいだね。」
2014-12-24 20:40:04
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リア「そういった能力を持ちうる人々のことを、この世界では魔子って呼ぶんです。」ユキ「特権階級とか？」リア「うーん…あまり良い扱いを受けることは珍しいですね。わたしは恵まれていましたけど。」ユキ「（リシギアでいう魔術師と似た扱い、か…？）」
2014-12-24 20:45:07
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時雨「なんだか分かんねーけど、特殊能力持ってるって羨ましいぞ。」リア「そうですね…そう言って頂けるとわたしも自分の能力に誇りを持てます。」ユキ「うん、僕はその力の使い方、素晴らしいと思うよ。世界によっては悪用する人もいるわけだし。」リア「嬉しいです！さあ、着きましたよ」
2014-12-24 20:50:03
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時雨「幹っつーかまんま木じゃねーか。」ユキ「大きい木だなぁ。何らかの力が働いてもなんら不思議は無いね。」リア「無自覚とはいえ通り抜ける時に無茶をするわけですから木に謝っておいて下さいね…」ユキ「ごめんなさい…」時雨「悪かったよ」
2014-12-24 20:55:04
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リア「わたしの案内はここまでです。左側から回り込めば歪みに入れると思いますよ。」ユキ「ここまでありがとう。」リア「いえ、わたしも楽しかったです。」時雨「お前は良い奴だな！」ユキ「…単純だなあ。」
2014-12-24 21:00:07
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ユキ「じゃあ行くね、さっきの二人と物知りのお仲間に宜しく。」リア「ご丁寧にありがとうございます。」ユキ「ねえ、また会えるかな？」リア「今日みたいなことがあるわけですし、可能性はゼロではないでしょうね」ユキ「そうだね、また会ったらよろしく。」リア「こちらこそ！」時雨「さ、行くぞー」
2014-12-24 21:05:05