気合いの入ったレイアウトの小説同人誌を作ろうぜ！　売るために。

宇古木 蒼 @a_park

冬コミ新刊の背景の元ネタ pic.twitter.com/7g0hQ7M8MT

拡大

維如星（るーしん） @Luxin

同じく、冬コミ本（d.hatena.ne.jp/luxin/20141227…）表紙背景の元ネタ。入稿した後になってもう少しマシな写真加工法を知ったので改定したい！ 微妙に広場の2本の柱の間を誤魔化してるのがバレますねｗ 空は完全にゼロからの生成。 pic.twitter.com/VL8uL4zB12

拡大

維如星（るーしん） @Luxin

非絵描きにとって最大の悩みが「空の合成」。空作りノウハウネタは色々あるけど基本「手で雲が描ける事」が前提だし、写真加工系だと今ひとつ萌え絵背景には難しかったり。が、今回フリーで「雲パターンブラシ」を見つけて一気に問題が解決。これ＋絵描きさん向け雲配置術で作ったのが今回の空です。

維如星（るーしん） @Luxin

雲ブラシは英語で探すと色々見つかる。今回使ったのはこれ。colorburned.com/fluffy-clouds-… んで、「雲は手前＝上ほど大きく濃く、奥＝下ほど小さく薄く、左右ジグザグ線上に」ってノウハウで配置するとこうなります。マウスオンリー。 pic.twitter.com/PiykHmqsB1

拡大

維如星（るーしん） @Luxin

……絵が描けないのに表紙を作る人間にとって、女の子に掛からず背景に都合がよく、イラストっぽい空を作るのがどんだけ大変かはなかなか理解いただけないような気もする（汗

維如星（るーしん） @Luxin

あと、小説本レイアウトの話がまた出てたので定番のこれを貼っとく。直したいところもあるけど我ながら一番よくまとまってるかなと。| 「小説本の作り方！」 - 如星的茶葉暮らし別館 d.hatena.ne.jp/luxin/20090626… pic.twitter.com/7L3OAXIB7f

拡大

維如星（るーしん） @Luxin

あ、雲ブラシで「大きく濃く描く＝白選択して同じ場所で2-3回マウスクリックする」「小さく薄く描く＝少しグレーにしたり透明度上げたりして、ブラシサイズ小さくしてワンクリック」というただそれだけだったりします。ホントマウス作業。

維如星（るーしん） @Luxin

小説本レイアウトついーとのRTペースはええな！ みんな休みなのか！（そこか

維如星（るーしん） @Luxin

ヘイヘイお前ら！ この小説本レイアウトついーとをふぁぼったりしたからには小説本を出してくれ頼む！ 小説同人万歳！ 「売れない売れない」言われし事実だけど（ｱｯﾊｲ）、真面目に文章力以外に装丁や紙面も作り込めば色上質表紙の昔と違って結構戦えるもんだぞ！

維如星（るーしん） @Luxin

小説本レイアウトの呟きが3時間で1200RTされ、過去一年分ぐらいのアクセス数を稼いだのをみてると、ブログとは一体という気分にもなる（真顔）。

維如星（るーしん） @Luxin

よのなかにこんなにも しょうせつぼんれいあうとに にーずがあったのかと ふるえている

維如星（るーしん） @Luxin

……このレイアウトネタを実践してる本がこちらの冬コミヴェネツィア本ですからね？（延々続くRTに対するささやかな抵抗）→ pixiv.net/member_illust.… melonbooks.co.jp/detail/detail.…

維如星（るーしん） @Luxin

というかマジでこんだけRTされたからには「気合の入った」小説本増えてくれよ！ ホント！ 自分自身買い手として感じるけど、本文レイアウトがひどい小説同人誌、立ち読みで開いた瞬間に机に戻したくなること結構あるからな！

維如星（るーしん） @Luxin

小説同人誌は手に取られて文字本とわかった瞬間に置かれる事もよくある代物。そういう人に訴求するのは流石に無理としても、漫画本と違って立ち読みでは判断しきれず、買われて初めて評価のスタートラインに立てる代物だから、「手に取られるプロセスでのネガ」は全部潰していく覚悟がいると思うのよ。

維如星（るーしん） @Luxin

その「ネガ」は例えば手に取られる前なら表紙の装丁や頒布スペースの作りだし、手に取られたあとは「文章力」の前に「本文の紙面づくり」なんですよ。いやもう「文章読む以前の問題」って感じる紙面は確かにあり、俺自身（特に忙しなく島中巡ってるコミケ中とか）それでスルーしちゃう本、結構多い。

維如星（るーしん） @Luxin

でも、個人的にはここ10年で「小説本」の品質はすげー上がってると思う。それも元々品質高かった女性向けじゃなく男性（中性）向けが。葉鍵の頃に真似事的に始まった商業文庫っぽい装丁も、今や印刷所のメニューに普通にカバー掛け小説本が載る時代。そのレベルはスタートライン的にすらなってる。

維如星（るーしん） @Luxin

逆に、むしろ同人古参的な人の方が昔の色上質タイトル文字打ち表紙A5本の印象を引きずって小説本の「売れなさ」を語ってる気配があって、気になることも多いほど。遠くは型月やマリみて、近くは東方にそれこそ艦これ、いっぱしの装丁と本文で堂々書店扱いもしてる本なんてザラになっているのに。

維如星（るーしん） @Luxin

だから敢えて、俺は小説同人誌のエリアではマッチョな事を言ってしまおうと思う。気合入れろ。確かに同じクラスの漫画本より必要な気合は多いかもしれないけど、気合と努力と、ぐぐれる程度の知識があれば、文字本だって「手に取られるところ」までの線は十二分に戦える「いい時代」なんすよ。マジで。

維如星（るーしん） @Luxin

だから装丁を参考にするなら、「知り合いが昔作ってた奴」とかじゃなく、今この時点で、とらやメロンで平台に置かれるよーな小説本を見る。意外に商業ラノベも装丁微妙な（というか汎用的過ぎる）ものも多いので、気合入った同人小説本の方がいいと思う。あと装丁上の常識をぐぐるんだ。ぐぐれ。

維如星（るーしん） @Luxin

「小説本は売れない」漫画本に比べればこれは事実。でもまた煽るような事言うなら「下を見ればキリがない」のもまた事実で、少なくとも真面目な装丁、企画、本文、事前アピール、これを揃えれば一発目でも一桁部数なんてねーよ。「どうせ売れない」を言い訳にしないで、ネガ潰して中身を読ませようぜ。

維如星（るーしん） @Luxin

あとな、小説書きにはありがちなんだけど、合同誌（正確には共同発行じゃなく主催の下に集まる式）は経験積むにはいいけど、合同形式ってぶっちゃけ「ただでさえ読まれない小説同人誌」の「ネガ」の一つになることすらあるのを忘れないで欲しい。自前でいっぱし本出してる人たちの集まりならまだしも。

維如星（るーしん） @Luxin

合同誌は「ネガ」になることがある以上に、自分で全部のケツを拭く覚悟が持てない形式でもある。だから俺個人的には、何度か合同誌経験ある人なら、恐れずに自前サークルの一歩を踏み出して欲しいと周りには勧めてたりする。ウチの本から飛び出て自前サークルに行った人も結構おるでな。