ここからは勝手にマムタルーの伝説なのじゃ~ (FFS733話)
- hosidukuyo
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死ぬところだったのにお礼言うなんてベリュルってお年寄り相手だと割と礼儀正しいよね それがスカムジジイを生かすことにもなってるから一長一短だけど #EreMffs
2015-01-14 00:46:16「 すると桃からなんと元気な男の子が出てきたのじゃ」でヒキなの、面白いですよね。昔話としては冒頭ですけど、誰もがこの先を知っているからこそ、ベリュルの辿る物語が気になるので逆にヒキとして成立する、テクニカルな手法だと思います。
2015-01-14 00:46:38#EreMffs カプセルに入ったベリュ太郎がシームレスに昔話パートに登場するという、愉快な上に構成的にも面白い回でしたね
2015-01-14 00:48:39ここら辺はエレム氏も『普段とは違う番外編』というのを意識されたのか、ヒキが明らかに違っていて面白いですよね。普段なら『桃の中のベリュル・・・』とかなってそうなんですけど、おゆきのナレーションで締めてます。これだけでいつもと違う感じが出るんですから凄いです。#EreMFFS
2015-01-14 00:49:11定形パターンを作っているからこそ、崩すときに面白いのだということが、FFSを見ているとわかりますよね。またエレム氏は、これを崩すタイミングややり方も上手いのだよなあ
2015-01-14 00:49:59人形のトラウマとか、並の作者なんかもうホイホイ精神的成長イベントとして消費しちゃいそうなんですけども、エレム氏の場合、溜めに溜めて、ようやく「メリアナニーのために」「少しだけ」克服出来た、という塩梅にして心を動かすことができる。
2015-01-14 00:50:57ここで重要なのは、パターンを一旦崩しながらも定位置に戻れるようにしていることで、例えば今回の昔話も、一時的なナレーションなのは読者も了解しているし、おそらく人形や幽霊も、あの一件でのみ怖くなくなっただけで、これから先は当然元のように戦闘不能になっていくんでしょう。
2015-01-14 00:53:19しかし、変える時はためらわないのもエレム氏で、例えばFFSの代名詞とも言えた「一話につき一崩壊」のパターンも、「ダンギャステルが出て死ぬ」も、必要と判断すれば変えていく決断もある……ただ惰性的に、楽をするためにパターン化を行っているのではないということが分かるんですよね。
2015-01-14 00:55:02ベリュルというキャラクターの深みは、本当に、並の作品では及ばないレベルにあると思うのだ……読んだ誰もが頭の中で動かすことができて、かつ既存作品にないオリジナリティを持つ、唯一無二の主人公ですよね。
2015-01-14 00:58:55