病み羽黒SS

初霜とケッコンした提督と、彼への報われない思慕ゆえに病んでいく羽黒の爛れた関係を描いたプロット。 そのうち清書するかも?
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睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

病みはぐちゃんのおもちゃにされたい #全国的に朝

2015-01-31 09:46:48
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

ふとした拍子に彼女の逆鱗に触れて思いつく限りの酷いことされたい #くどいようだが全国的に朝

2015-01-31 09:47:24
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

初霜ちゃんにプロポーズするでしょ。彼女「戦いが終わるまで待ってて欲しい」って言うらしいんですよ。勿論彼女の意思を尊重して待つことにするんだけど、でも彼女への想いと一緒に下卑た欲とかも募っていって悶々としていくんですよ #誰がどう見ても朝

2015-01-31 09:55:28
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

で、ある日初霜ちゃんの上着を見つけちゃうんです。多分彼女疲れかららしくもなくその辺に脱ぎ捨ててっちゃったんでしょうけど、それを見てつい魔が差し彼女の上着に顔を埋めながら一人で致してしまう。事が済んだあと、罪悪感で脱力していると―― #朝だからどうした

2015-01-31 10:02:59
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「司令官さん、何してるんですか?」 鈴を転がすような聞き覚えのある声。慌てて振り向くと羽黒ちゃんの姿が。 だめだ、もうおしまいだ。絶望に包まれて立ち尽くす。 「……それ、初霜さんの?」 驚いたような表情を浮かべ、一歩ずつ近づく彼女。 拒絶?罵声? 怯えながら彼女の次の言葉を待つ。

2015-01-31 10:08:39
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「かわいそう、司令官さん」 しかし、彼女が浮かべたのは憐れみの表情。 「初霜さんも酷いです。こんなことしちゃうぐらい、司令官さんが苦しい想いしてるのに何もしてあげないなんて……」 「違う、あいつは何も――」 悪くない、そう言おうとした時、彼女の人差し指が自分の唇に押し当てられる。

2015-01-31 10:14:31
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「ねえ、司令官さん。羽黒なら、なんでもしてあげますよ」 普段の彼女からは想像もつかない妖艶な表情にどきりとする。 「……やめてくれ!俺はもう――」 「その初霜さんが何もしてくれないから、こんなことしちゃったんでしょう?」 「――!」 その一言に、何も言えなくなった。

2015-01-31 10:21:24
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「平気だったなら、こんなことするはずありませんよね?」 「――違う」 「初霜さんのこと、傷つけたくないから我慢してたけど……どうしようもなくなっちゃったんですよね?」 「違う……!」 「じゃあなんて、初霜さんに何も言わなかったんですか?」 「やめろ!聞きたくない!!」

2015-01-31 10:27:01
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「司令官さん」 首筋を撫でさすられ、ぞっとする。 「どっちにしたって、もう遅いんですよ」 「え――?」 「このことを初霜さんが知ったら、どう思うんでしょう」 「――」 その一言で、絶望のどん底へ突き落とされる。

2015-01-31 10:30:03
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

彼女は自分を拒むだろうか。嫌うだろうか。 そのどちらも嫌だけど、もっと恐ろしいこと。 ひょっとすると彼女は、自分を責めるんじゃないだろうか。 全てが終わるまでの間、彼女は自分自身を幸せから遠ざけることを選んだ。それは、自分が救えなかった命への贖罪にほかならない。

2015-01-31 10:33:18
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

それだけ重たいものを背負っている彼女に、自分の浅ましい欲望なんて晒せるわけがない。そう思っていた。 だけど、彼女がこのことを知ってしまったら。 優しすぎる彼女のことだ。きっと「独りよがりな決意にかまけて、提督を苦しめてしまった」、そう思ってしまうんじゃないだろうか。

2015-01-31 10:36:03
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

もしそうなったら――こんな下らなくて浅ましい想いで、あの子を板挟みにしてしまう。あの子の尊い決意を踏みにじってしまう。そんなこと――できるわけがない。 「初霜さんは凄い人です。強くて、優しくて。誰にも見てもらえなくても、ずっと独りで頑張ってる。弱い姿なんて少しも見せないで。」

2015-01-31 10:42:05
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

追討ちを掛けるように羽黒がささやく。 「司令官さん。優しい貴方は、あの人をどうしてしまうんですか――?」 その一言で、抵抗の意思は完全に打ち砕かれた。 「いい子ですね、司令官さん」 体から力が抜けたのが伝わったのか、彼女はしなだれかかりながら、こちらの胸板を優しく撫で始めた――

2015-01-31 10:46:15
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

@rinnmutuki こんな感じで彼女との爛れた関係が始まってですね

2015-01-31 10:50:43
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

それから羽黒ちゃんとの秘め事を重ねる日々。誰にも悟られないように気をつけながら。背徳感に苛まれながら、少しずつ彼女の体に溺れていく。そして罪悪感から、初霜にもついよそよそしく接してしまい、彼女も次第に違和感を覚え始めていた。

2015-01-31 10:56:43
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

羽黒は思っていた。もう少し、もう少しだ。もう少しで司令官さんは私のものになってくれる―― だが、そうではなかった。

2015-01-31 10:58:06
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

こんな感じでですね。ある日羽黒ちゃんとの行為の最中思わず口走っちゃうんですよ。 「初霜」、って。

2015-01-31 10:59:27
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「ど、うして――」 絶望に包まれた彼女の表情を見たとき、初めて自分が初霜の名前を口にしていたことを自覚する。 しまった、と思ったときにはなにもかも手遅れだった。 「どうして、どうしてですか!?司令官さんの為にここまでしてきたのに、どうしてまだあの人の名前を口にするんですか!!」

2015-01-31 11:05:20
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「ずっと苦しかった……司令官さんの気持ちはわかってた!私が入り込めるチャンスなんてない!そう思って諦めてたんです!なのにあの人は、あれほど私が欲しかった司令官さんの気持ちを台無しにした!私にはそれが許せなかった!!」 肌に爪を食い込ませながら、彼女は叫ぶ。

2015-01-31 11:12:40
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「だからもしかしたら……もしかしたらって思って!司令官さんの心を、私で塗りつぶしてしまえば!今度こそ司令官さんは私に振り向いてくれる……私が、司令官さんを幸せにしてあげられるって、そう思ってたのに!!」 人を超えた力が、皮膚を少しずつ裂いていく。皮が破けて、肉がめくれていった。

2015-01-31 11:17:03
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「何で!何でまだあの人の名前を呼ぶんですか!!」 みしり、という音と共に激痛が走る。もしかしたら、骨がやられたのだろうか。 声を殺しながらも、消しきれなかった呻きが口から漏れる。 自分たちのことを知られまいと、なおも声をあげずに痛みに耐える提督を、羽黒は肩で息をしながら見下ろす。

2015-01-31 11:33:01
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

「――そう、そうですね。仕方ないですよね。司令官さんが悪いんですよね。」 彼女はうつろな瞳で笑みを浮かべる。 「心を塗りつぶせないなら……壊しちゃうしか、ないですよね。」 彼女の高笑いをどこか遠くに聞きながら、意識を手放した――

2015-01-31 11:38:49
睦月 燐@諸々欲 @rinnmutuki

オチは……思いついたのが余りにもアレでここに書くべきかどうか

2015-01-31 11:44:07