方言の壁で言葉が通じないと日本人同士でも医療や介護はできない

まったく逆の意味にとってしまうこともあるそう
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てすら @Teslamk2t

津軽における看護師の翻訳例(津軽弁は標準語話者にとっては理解不能なため、地元出身看護師が医師と患者間の通訳者となって活躍した)見てると日本語が通じない日本があるんだなぁと驚きますね。。、

2015-02-19 10:30:42
てすら @Teslamk2t

「例えば,看護学生が「具合はどうですか?」と患者に尋ねた所,「今日サ何ダガイパタダダ」という応えが返ってきた。学生は「イパタダ」を「一般的だ」と聞き「問題ない」という判断をした。だが「イパタダ」は<普通でない,変わっている・変だ>という意味である。つまり「問題がある」のだ。

2015-02-19 10:40:29
てすら @Teslamk2t

患者がコミュ障の場合、医者はどのように症状を聞き出すべきか?とか乗ってて医学専門雑誌は面白いですね。。。たしかに医者にとって見れば、患者の謎方言や言葉足らずの文章から文意を察する能力を求められるわけだから、重要になってくるんだろうなぁ。医者もコミュ力大事ですね。。。

2015-02-19 10:43:47
てすら @Teslamk2t

「首都圏に暮らす息子夫婦に引き取られた津軽出身の女性は首都圏の病院で津軽弁が理解されず、治療をあきらめそうになり、 病院スタッフが津軽出身の看護師を探す事態もあった。」この例では、津軽弁話者は津軽弁しか話せないことが述べられている。標準語を話してくださいと言っても無理なんだなぁ。

2015-02-19 10:54:24
てすら @Teslamk2t

「経済連携協定でインドネシアから青森県むつ市に来た介護士への聞き取りでは、現場で聞いて分からない言葉が共通語か方言かも分からないという実態も浮かび上がった。外国人が地方で働く場合、共通語や専門用語のほかに方言を習得することも必要となり、日本語習得のためのハードルが高くなる。」

2015-02-19 10:56:02
てすら @Teslamk2t

弘前大医学部では津軽弁が「必須科目らしい - コラム - Jタウンネット 青森県 j-town.net/aomori/column/… そして大学教育にまで津軽弁を取り入れてなんとか対処しようとしているのが現状のようだ

2015-02-19 11:01:58
てすら @Teslamk2t

方言のせいで医療や介護が行えないって笑い話ではなく、国立国語研究所が『東北方言オノマトペ用例集』の策定準備をしているくらいだ。311の際に福島宮城岩手へ訪れた都内の医療従事者がほとんど方言を理解できず支障が出たという実例を元に策定されている。医療現場では大問題なわけである。

2015-02-19 11:06:45
リンク www.ninjal.ac.jp 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所 - 東北方言オノマトペ用例集 国立国語研究所は,日本語が持つ普遍性と個別性を多角的・総合的に研究し,その成果を広く社会に還元していくことを目的としています。 主な内容:国語研案内,研究組織・共同研究・データベース,催し物,刊行物,研究成果。