語学教師がインターネットサービスで生き残ることはできるのか?

個人用の備忘録
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一般的に言われていることとは逆に、語学教師が、個人であるいは小さなグループで、ネットを活用して生き残るという道は、残念ながらかなり厳しいと思う。ネットには可能性はあっても、ビジネスとして成立するラインで用意できる「席」が少なすぎるというのがひとつ。

2015-02-19 07:36:14
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そこそこの規模の語学のネットビジネスでは雇用する側が圧倒的に強い。評価は数字しかない。例えビジネスモデルとして成功するところがいくつか出てきたとしても、より少ない席を、争うことになる日本語教師が、取り替え可能な存在としてあるかぎりは、厳しさは変わらないわけです。

2015-02-19 07:42:50
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では、ネットに強い人が集まって何かできるか?というと、これも厳しい。スカイプの延長みたいなことで細々とやることはできても、ちゃんとやるなら、日本語学習者の多い国地域で動くようにサーバーその他に投資できる資金とノウハウがないと難しい。

2015-02-19 07:46:46
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[ teach.udemy.com ]みたいなところでウェブキャストやって、ブログで「**表現のための5つの方法」みたいなキャッチーな連載をして、SNSで細かい対応して、ネット上で個人でカリスマ教師になれば儲かるかも。でもかなりキツイと思うよ。。。

2015-02-19 07:53:31
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で、今のところは、リアルに教室をコントロールできるとか、きっちり説明できてカリスマ性があるみたいな、ことのほうが世間に対する説得力もまだあるし、そこで勝負するほうが無難という結論になるのは仕方ない。それも厳しい道だけども、なんとなくネットに強いぐらいだとどうにもならないのも事実。

2015-02-19 07:54:56
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ネット上で勝負するとか、自費出版にかける、みたいな道は確かにあるけれども、やるなら、業界を焼け野原にして自分だけ生き残るくらいの覚悟でやらないと難しいのです。みんなでリテラシー高めて生き残りましょう、みたいなことは無理。

2015-02-19 07:58:12
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「業界を焼け野原にして自分だけ生き残る」つもりでやるのは、ビジネスとしてネットを活用してやろうという人にとっては普通のことです。例え教育関連であっても。Winner-take-all ほどではないにしても、共存共栄なんて無理なことはわかっているので。

2015-02-19 08:11:29
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ただ、そこまでの覚悟でやる人が日本語教育業界の内部にいいるかどうか、は疑わしいところ。ホントは業界の中から出てくるほうが望ましいんですけどね。(了)

2015-02-19 08:14:43