POC第21回公演~南聡「ピアノソナタ」全曲 2015年2月22日(日)

大井浩明 Portraits of Composers [POC] 第21回公演 南聡「ピアノソナタ」全曲公演 2015年2月22日(日)18時開演(17時半開場)  両国門天ホール 続きを読む
0
リンク 【ハバネロテレビ】&作曲家サワグチカズヒコのブログ! 『現代音楽の夕べ』 現在は某映画の音楽にかかりっきりであります。昨日は札幌時代に師事した南先生のコンサートに行ってまいりました。この南先生は現代音楽の巨匠であらせられるのですが、…

【ハバネロテレビ】&作曲家サワグチカズヒコのブログ!
サワグチカズヒコ(作曲家)のブログ

...昨日は札幌時代に師事した南先生のコンサートに行ってまいりました。
この南先生は現代音楽の巨匠であらせられるのですが、まー私もそのようなわけで現代音楽の養分をたんといただいて育ちました。...

日頃、調性にどっぷり浸かった音楽を生業としておりますと、このように自由奔放な世界はそれはそれは刺激的で、この夜はまた血圧あがりまくりだったわけです。

・・・とはいえ、それを仕事に取り入れますと多分いろいろと言われそうですので、肝心なところで少しだけ・・・エッセンスを取り入れたりするのがまた効果的であったり。

いろいろな方とまた新しい出会いをいただいた良い夜でした。。。

ken hongou @kenhongou

わけわからん素人感想文で毎度申し訳ございません。(;o;) :大井浩明さん「南聡全ピアノソナタ」(POC今シリーズ最終回)を拝聴して bit.ly/1AnjOjY

2015-02-23 23:37:59
リンク おたくらしっく 大井浩明さん「南聡全ピアノソナタ」(POC今シリーズ最終回)を拝聴して - おたくらしっく 楽しみ続きだった大井浩明さんのPOC今シリーズも、名残は尽きないところながら、昨2月22日に満員御礼で千秋楽を終えました。 さすが、今人気の作曲家さんの多いシリーズで、女性客がわりと目立ったという、POCシリーズでは特異な回が多いのも特徴だったかと思います。そして南聡さんも女性人気がとても高かったのでした! 拝聴して、だなんてスゴいことは私にはとても申し上げられないのは、いつも通りでございます。 「またヘタな感想文だわい」 と思って辛抱して読んで下さるか、 「ふん!」 とせせら笑って下さいませ。 ぼんやり

「おたくらしっく」
kenさんのブログ
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/poc-f2f3.html

...南さんのソナタはどれをとってもある種「バロック的」とも思えるような均整美を持っていますので、それによって醸し出される「情緒もどき」(こんな言い方でごめんなさいっ!!!)に聴き手はころっと騙されます。多分、弾き手もまた然りなんではなかろうか、と思います。...
...だとすると、南さんは東京でのお育ちであるはずなのに、これはなんとまあ京都的なイヂワル!

ピアノソナタ2の第3楽章でいうと、そのショパンの引用を、バリバリの京都育ちでコリコリの京都人格な大井さんは、情感あふれるようには弾かなかったのでした。これは、真摯に耳を傾けていたかたにとっては、どうも肩すかしだったようです(いや、こんな明快な一部分で、では決してなく、もっと繊細な全体像の中で、だったと拝察しておりますが)。
他のピアノソナタ、またしかり。

事後、作曲者と演奏者のお二人は仲良く笑顔で談笑なさっていたのですけれど、なんといいますか、東北育ちのノンキな野次馬としては、
「え〜? ほんとは京風のあっさり味な火花を散らしあってるんぢゃないんですか〜?」
とツッコミを入れてみたいところであります
・・・でも突っ込んだら鼻であしらわれると思いますので、突っ込みません。 (>_<)

ただ、大井さんの肩すかしが南さんにとっても「してやったり」だったんではなかろうか、と、何も分からんながら、わたくしの最大の下衆の勘繰りはそこに落ち着いている次第です。...

...個人的には後半のピアノソナタ4とピアノソナタ5に、ころっと騙されました。だって、とくに2楽章構成のピアノソナタ5は南さんが「ベートーヴェンの一番最後のソナタが意識されることになった」なんてお書きになっているんですもの。お〜、ベートーヴェンや〜、この透き通った響きに涙ぼろぼろや〜、とならざるをえません。とはいえ第2楽章は南さんも本音で「この”彼方へ”もしくは”彼方から”の単旋律は近年亡くなった親しい人たちへのたむけの歌でもある」と仰っているのです。
・・・まさかこれも騙しではないでしょうね〜?

XupoakuOu @XupoakuOu

南聡「父方の実家が京都です」わし「あっ」南聡「朱雀二条」わし「謎は全て解けた」

2015-02-23 08:50:41
小森輝彦 Teruhiko Komori @TeruhikoKomori

昨日の栗山先生語録。「往々にして日本人の歌手は感情のみで歌いすぎる。もっと音楽を記号として捉えるべきだ。」「その呼びかけが一拍目にあるのか、裏拍にあるのか。感嘆符が付いているのか、読点なのか、句読点なのか。それによって意味が違ってくるはずだ」

2014-02-02 10:17:03
XupoakuOu @XupoakuOu

カニーノに師事した4年間で、「感情」表現について言及されたのはゼロ。RT>栗山先生語録。「往々にして日本人の歌手は感情のみで歌いすぎる。もっと音楽を記号として捉えるべきだ」「その呼びかけが一拍目にあるのか、裏拍にあるのか。感嘆符が付いているのか、読点なのか、句読点なのか」

2015-03-01 19:31:59
XupoakuOu @XupoakuOu

南聡氏とのリハーサル、やや19世紀的なパッセージで、「もっとあっさりで結構です」と言われたので、そのように演奏しました。 多分、あっさり弾くかどうかは重要ではなく、その手のパッセージが出て来るやいなや(安心感の余り)欣喜雀躍し、そこだけ「生き生き」と響くケースが問題なんだろうと。

2015-03-01 19:38:12
XupoakuOu @XupoakuOu

なお、南聡ピアノソナタ第2番《昼の注解 /鳥籠の中の変貌2》冒頭のハ長調和音連打は、「《エレクトラ》UK初演に衝撃を受けた客が、帰宅後ピアノで何度もハ長調和音を弾いて正気を取り戻した」という逸話(出処不詳)に基づくそうです。では南聡ソナタ集に衝撃を受けた場合、我々はどの和音を・・

2015-03-01 20:57:26
XupoakuOu @XupoakuOu

当初アンコール予定だった杉山洋一《君が微笑めば、それはより一層澄んでゆく》(1995)の後半のつかの間の凪部で引用されるのは、この南聡ソナタ第2番冒頭です ooipiano.exblog.jp/15549738/ 杉山作品最難曲かつ本プロがえぐ過ぎたのでやむなく割愛しました。

2015-03-01 20:59:56
XupoakuOu @XupoakuOu

「愛するものだけが飛ぶ。でも誰が何よりも軽く、はなかい鳥のように、愛せるのだろうか」 と、 「さびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて、胸を締めつけるから、せめて周りには聞こえないように、私はプリントを指で千切る」

2015-03-01 21:11:15
XupoakuOu @XupoakuOu

全音から出ている現代ピアノ曲の譜面(邦人・外人)を眺めるに、誤植疑惑は格段に少ないので、やはり南聡ピアノソナタ集は異常でした。誤植一覧を拙ブログに掲載しようとしましたが(作曲者許諾済み)、余りに多く細かく表記に手間取るので当座棚上げ(リハーサルでも倍量発覚)。

2015-03-01 22:49:58
XupoakuOu @XupoakuOu

南聡氏のピアノソナタ、といえば、1990年代に平尾はるな門下の女性ピアニスト達に弾かれたレパートリー、というのが当方の印象でした(それが敬遠の一因でもある)。確認したところ、第2ソナタの演奏者は「9人女、1人男」という割合で、今世紀の再演はさほど多く無いとの事でした。

2015-03-01 23:24:57
auto_bunseki @auto_bunseki

大井浩明 @2/22南聡ピアノソナタ全曲(XupoakuOu)さんは平和主義者な「ハト」タイプです。 bunsekikun.com/a/60/u/Xupoaku…

2015-02-27 18:30:13