2015年3月6日SENSORS IGNITION2015セッション「コミュニケーションが変える、コンテンツビジネスの未来」実況まとめ(ゆるい)
「自分のビジネスにとってテクノロジーとは?」 篠田:テクノロジーがあってもなくても人が喜ぶものってなんだろうというところに軸足を置いてテクノロジーを使っている
2015-03-06 16:15:13加藤:出版業界はテクノロジーに縁遠い業界。100年前に出版社が出てきたとき、盛り上がっていたのは投稿。ネットに近い。テクノロジーはクリエイティブをビジネスに変える道具のひとつ
2015-03-06 16:16:47青木:テクノロジーはクリエイティブを支える。圧倒的な生産性の上にしかクリエイティブは成り立たない。モビルスーツ的なシステムを作ることが必要。コアシステムに人間がいて、人間を拡張するようなシステム
2015-03-06 16:18:30片桐:成功しているインターネット企業はすべてテクノロジーカンパニー。膨大なトラフィックを超安価にさばくしかない。テクノロジーは不可欠なもの
2015-03-06 16:25:30森永:対抗軸を作ってセッションを回していきたい。「別の経験を経てインターネットビジネス」⇔「はじめからインターネットビジネス」。
2015-03-06 16:26:02森永:歴史が繰り返すようなことはあるか? 加藤:編集者の仕事のひとつは本を作ること、もうひとつは売ること。売る一環でやむにやまれずやり始めた。編集のスキルが生きるかは…前よりコミュニケーションの粒度が細かくなっているので仕事を変えながらキャッチアップする必要がある。
2015-03-06 16:29:10森永:ほぼ日はどういった仕組みで回っているのか 篠田:糸井重里がなぜほぼ日を始めたのか。90年代に入って糸井が広告の役割が変わったと思った。一般の生活者に自分がおもしろいと思ったことを直接届けられるのをおもしろいと思い、97年に初めてネットを触った1年後にサイトを立ち上げた
2015-03-06 16:31:23森永:ずっとネットをやっているからこそのコンテンツ作りやなぜnanapiを立ち上げたのか 古川:自分のようにインターネットという手段が目的化している人は、インターネットはすごいと思っていて、そのひとつの形がnanapi。
2015-03-06 16:34:37森永:pixivを作る前の話なども含めて 片桐:一番生きてく上で仕事をするならインターネットが一番楽。超人気があるサービスを作れば勝手にビジネスになると思った。だからビジネスを考えずに人気サイトを作った。pixivはそのうちのひとつ。
2015-03-06 16:36:27古川:とにかく反応があればうれしいということがわかってきた。コミュニケーションはパケット型とグルーミング型がある。求められているのはグルーミング型。猿の毛繕いは敵意がないという現れなので生存本能に直結する。だからどれだけ早く反応できるかということを考えている
2015-03-06 16:38:27「時間軸のある育てるクリエイティブ」⇔「完成品納品のクリエイティブ」 篠田:インターンの大学生が何人かいるが、インターンのことを知ったのがほぼ全員先生かお父さんかお母さんから。ファミリーメディアになったのかなと思う。 森永:反応を見ながら手帳や読み物を作るのは意識しているのか?
2015-03-06 16:41:14篠田:意識はしているが、インターネットだからということではなく、B2Cのビジネスをやっている人なら理解してもらえる感覚だと思う。信頼というほどでもない、「嫌じゃない」(という感覚)。
2015-03-06 16:43:22青木:自分はほぼ日ストーカー。糸井さんがほぼ日の前に通販生活で連載をしていたのを知り、通販生活の研究を始めた。(同じ商品をずっと出しているのは)リライト。ひとつの商品の情報を手を変え品を変えしている。在庫を増やさずに新商品を出すのと同じくらいのリテンションを与えられるのがリライト
2015-03-06 16:47:14「欲しい人材」 古川:最近はコミュニティマネージャーみたいなことをよく考える。Facebookが何をやっているかというとユーザーと毎日飲んでいる。コミュニティサイトはユーザーといっしょに育っていくことが大事で、最初からちゃんとしていたらダメ
2015-03-06 16:48:39片桐:pixivに入ってくるような人はもともとユーザー。会社でお絵かき大会やったりユーザーとのコミュニケーションはめちゃくちゃやっている。水曜日のランチも7年やっているがユーザーを呼んでいる。
2015-03-06 16:50:20加藤:ネットはコンテンツを作るコストが安いので時間軸が短くなっている。粒度が小さくなってコンテンツをつくりながらコミュニケーションをし、クリエイターの小間使いもするというような総務的な人が必要
2015-03-06 16:52:22