#twnovel 四つ葉のクローバーを見つけたのだが、特にいいことは何も起こらなかった。おかしいなと思ってよく見てみると、1つは使用済みで、1つは消費期限切れで、残りは全部予約済みだった。世の中はやっぱりそう簡単に幸せにはなれなかった。
2015-03-10 23:17:54@23novel 四つ葉のクローバーが好きなのでとことん推してみることに。四つ葉アイス、クッキー、ストラップ等々。四つ葉を使った商品を次々と出しこれが大ヒット!四つ葉専門店が全国展開。四つ葉で俺は億万長者の幸福に!…という夢を見た。幸せは所詮夢でしか叶わんのか…。#twremix
2015-03-10 23:32:46四つ葉のクローバーを探しているけど、どこにもみつからない。だけど、とある工場の裏手で五つ葉のクローバーと六つ葉のクローバーを手に入れた。これなら四つ葉よりもっと幸せになれるかも! @23novel #twremix 「某工場で放射能漏れの危険があり、近隣住民の方は非難をーーー」
2015-03-11 22:07:51#twnovel うっとりするくらい良い夢を見ていると、うっかり視界の隅に獏ちゃんが目に涙をいっぱいためているのを見つけてしまった。あまりに哀れだったので、たっぷりホラーもののDVDをあげておいた。背後でわっと泣き伏す気配がしたが振り返らなかった。
2015-03-10 23:34:34今日は素晴らしい夢を見た。幸せで平和で素敵な夢。気分よく起きると部屋の隅で獏ちゃんがお腹を空かせてしょげていた。仕方ないので悪夢を見るべく二度寝した。 @23novel #twremix 「やべっ、もうこんな時間!?獏ちゃん、起こしてよ!」「だってそれじゃ悪夢にならないじゃない」
2015-03-11 22:10:17#twnovel 春を運ぶ妖精がまた冬将軍にさらわれてしまいました。ただ今勇者が救出に向かっておりますのでご安心ください。しばらく天候は不安定になりますが、今年もハッピーエンドになる予定ですので、それまでは波乱万丈の展開をお楽しみください。
2015-03-10 23:57:04春を運ぶ妖精がまた冬将軍にさらわれてしまいました。ぼくはさっそく救出に向かいます。雪の中、暴風の中、妖精を求めてどこまでも旅を続けます。 @23novel #twremix 「春?もうとっくに過ぎちゃったよ」「春が遅いから先に梅雨にしちゃった」「春はまた来年運んでね」
2015-03-11 22:12:36#twnovel 不安で胸がいっぱいなので、獏ちゃんをふとんの中に招き入れて、ぎゅーっと抱きしめた。ほんのりあたたかいぷにぷにもふもふの体を抱きしめていると、少しずつ心が軽くなってきた。ほっとして、眠りに落ちる寸前に見た獏ちゃんも口元をもぐもぐさせて、うっとり幸せそうだった。
2015-03-11 23:33:06@23novel 最近自覚が持てない。自分がいる気がしない。気がつけば時間が過ぎてる。自分がなくなるようで怖くなり布団の中で丸くなった。…漠ちゃんが寝室に入ってきた。「寒いし、それに今の君からはご馳走の匂いがするから」布団の中にもぐこんできた漠ちゃんを抱き締める。#twremix
2015-03-11 23:46:14@23novel #twremix あれで頭がいっぱいなので、獏ちゃんをふとんの中に招き入れて、むにゅーっと抱きしめた。ほんのりあたたかいぷにぷにもふもふの体を抱きしめていると、どんどん妄想が膨らんでーー。ゴツン!と頭に衝撃が走る。流石の獏ちゃんも怒っていた。あぁ人肌が恋しい…。
2015-03-11 23:52:52人類は人工知能によって滅ぼされた。彼らの高度に発達した頭脳は夢さえも見る事が出来た。だが悪夢を見る事はない。彼らは不安を感じないのだ。獏たちは生きる為に彼らの非悪夢を食べ続けた。すると蓄積する獏の排泄物が不安定要素となり彼らも悪夢を見始めたのだ。@23novel #twremix
2015-03-11 23:57:31泣いている私を見て獏ちゃんが心配そうに駆け寄ってきた。人の悪夢は蜜の味。でも心痛に基づく悪夢は、食べてもいい思いはしない。でも獏ちゃんたちは、私の悲しみを消すように悪夢を食べてくれた。苦い顔をしながら全部食べてくれた。今日は久しぶりに一緒に寝た。@23novel #twremix
2015-03-12 00:05:13不安で胸がいっぱいなので、羊さんをふとんの中に招き入れて、ぎゅーっと抱きしめた。もこもこであたたかい体を抱きしめていると、少しずつ心が軽くなってきた。羊さんの子守唄に瞼が重くなってくる。眠りに落ちる直前に見た羊さんは柔らかく微笑んでいた。 @23novel #twremix
2015-03-12 20:08:05怪物を鎮める生贄に選ばれた村娘を哀れんで、旅の男が身代わりをかって出た。山へ向かった男が戻ることはなく、怪物が暴れることもなくなって、村人たちは後世まで男に感謝を忘れなかった。#twnovel 怪物の生態を研究したい男と、男に一目惚れした怪物は、人知れず幸せに暮らしたとさ。
2015-03-11 23:47:29#twremix @23novel 怪物を鎮める生贄に選ばれた村娘を哀れんで、旅の男が身代わりをかって出てくれ、村人たちは後世まで男に感謝を忘れなかった。という物語がこの村には伝えられていますが、実際には男は村人に強引に生け贄にされ、罪悪感から村人はこんな物語を作ったそうです。
2015-03-12 00:04:36赤ずきんは毎日お婆さんの家にお届け物を持って行くのが嫌になったので、オオカミに頼む事にしました。お婆さんを食べないことを約束させ、誓約書を書かせました。お使いのバスケットにはオオカミの食べる生肉を一緒に入れてやりました。その肉は猟師から買います。@23novel #twremix
2015-03-12 00:06:51怪物を鎮める生贄に選ばれた。怖いよう、寂しいよう、嫌だよう。---という演技をしつつ山へと入る。山の奥では怪物が今か今かとわたしを待っていた。「ようこそいらっしゃい、ひさしぶりだね」「おひさしぶり。これでわたしはもうあなたのものよ」 @23novel #twremix
2015-03-12 20:10:01