エルフリーデ

エルフリーデ @Elfriede7777

これから頑張る。今日は作成して終了。

エルフリーデ @Elfriede7777

@Elfriede7777 （名乗り・・・上げなきゃいけないんだろうなあ、ここで名乗り上げないとおこるよねえ。怖い怖いけどいかないと！ああ戦うのも怖いけど、逃げてお母様に怒られるはもっと怖い！！） 「我こそはエルフリーデ！貴殿との一騎打ちを所望する者なり！！」#グランクレスト大戦

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@Elfriede7777 （ひぃいいいいい、強い！この人強いぃいいなんで私戦ってるのぉ） 「貴殿の強さは本物だ。我は嬉しく思うぞ！」 名乗りを上げた。ＨＰ－９、ＳＰ＋４。#グランクレスト戦記

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3/15 名前:エルフリーデ HP:91(-9) SP:4(+4) 戦功:2(+2) 調査点:0(0) OP:なし #大工房同盟 #グランクレスト大戦

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（怖い戦場怖い、すこし、いったん、ちょっと、後方へいこうそうしよう・・・あれ、ここ、激戦区・・・？） 「・・・戦いに導かれたか・・・」 #大工房同盟 #グランクレスト大戦

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脳内で『礼儀正しくかつフレンドリーなお礼の言葉』をシュミレーションする。しかし、男兄弟（皆真面目属性）で育ったためか、フレンドリーな会話の引き出しがまったく無い。これ違うとわかるが正解が一向に浮かばない。どうしよう。折角支援してもらったのに帰ってしまう。#グランクレスト大戦

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見た目は無駄に玲瓏たる美女。氷の美女である。しかし、何の恩恵も得られない。悩んでいると睨んでいるといわれ、感謝の眼差しは侮蔑の眼差しと取られて、好意的に見られることが少ない。端的に言って顔が怖いのだ。口調も堅苦しい。リボンの世界に生きたかった。#グランクレスト大戦

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思えば女の子の友達は皆無だった。兄達と共に戦闘訓練ばかりしていたらそうだろう。リボンは好きだが、何に使っていいのかわからなかった。こっそり手に入れても机に飾って眺めるばかりだった。鎧にリボンつけて血で汚れたらいやだった。返り血なんて以ての外だ。#グランクレスト大戦

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リボンを眺める時も注意を払った。ニコニコしているつもりでもうっかり人に見られて（恥ずかしい・・・内緒にしてね）と言おうとすると「いいません、いいませんひぃいいいいい」と怯えて人は逃げていってしまうのだ。顔の造詣が整っている分迫力があるらしい。嬉しくない。#グランクレスト大戦

エルフリーデ @Elfriede7777

「可愛いよ」と言ってくれるのは兄弟だけだった。戦闘訓練だけは一人でもできるのでひたすら腕を磨いた。きっと将来嫁にもいけず、婿ももらえないだろうから、功績立てて、身を立てようとしたのだった。ああ、でも、せめて友達ほしい・・・。#グランクレスト大戦

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お礼を言うシュミレーションを開始する。睨まない。目をそらして言う。（睨んでいると思われ大抵逃げられるから）「貴殿の心遣い、心より感謝する（・・・あああああ、ほんとーに、ありがとうっ！！うれしいっ！！ってなんで言えないのおおおお）」#グランクレスト大戦

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顔は無駄に綺麗。でも表情筋が全く動かないのだ。口の端をあげてにっこり。なんて難しいのだろう。感情と表情が連動しない。自分を変えるよりそのままの自分を受け入れてくれる人を探すのが早いと思わないでもなかったが、変わる努力は放棄したくなかった。#グランクレスト大戦

エルフリーデ @Elfriede7777

（どどどどうしよう、目を逸らさない人、話しかけてくれる人、今までの人生の半分数を今日一日で超えてしまったわ・・・ドキドキがとまらない。鼓動よおさまれ・・・・あああ、お兄様達、私、頑張ります！見守っていてくださいませね！＜兄達死んでません）#グランクレスト大戦

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決意を新たにしていると、見かけた使用人に「エルフリーデさまが怖い顔をしていらっしゃった。きっと誰かを処刑する算段を考えていたんだ、そんな残酷な冷徹な顔を」とまた言いふらされていた。通常運転 #グランクレスト大戦

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「………」 「………」 ミットモナイヤー卿@mittomonayerより《邪紋使いの元暗殺者》を譲り受けた。人間の譲り渡し、という点に関して、考えることも無かったが、来た以上は大切にしなくては、と考えていた。 （怖がられないようにしなくちゃ…どきどき） #グランクレスト大戦

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折角頂いたのに、「顔が怖くて逃げられました」では申し訳が立たない。話をして交流を深めるは高難易度ミッションだった。 かれこれ無言で見つめること７分。名前すら聞けていない。 「…（ねぇ、これやっぱり怖がられてない？こんにちはっ、よろしく☆とか言いたい）」 #グランクレスト大戦

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「…（ああああ、口動け動け動いて、にっこり笑ってよろしくねっ。よーろーしーくーねーって、ほら口動け表情筋しごとしてええええええええ）」 「…」 「そなた…名はなんと言う（あああなんでフレンドリーに貴方のお名前は？とか聞けないのぉおおおお）」 なんとか笑いたい #グランクレスト大戦

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「…」 「…名は無い、と申すか（あれれ、やっぱり黙ってる私怖くないよーこわくないよーうわああん、また逃げられちゃうのかなーあって１０分はやだよー。名前ないのー教えたくないのぉ、うわん）」 元暗殺者の顎をくいとあげ、その顔を見つめる。 元暗殺者はまだ何も語らない#グランクレスト大戦

エルフリーデ @Elfriede7777

「…では、そなたには新しい名を授けよう。（うう、名前教えてもらえないか…）」 そっと元暗殺者の頬をなでる。元暗殺者がびくと震える。 「そうだな…（えええっと、雰囲気暗くて頼もしそうだから…）玉兎（ぎょくと）にしよう。（うさぎさーん！）」 「…はっ」 #グランクレスト大戦

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「…よい。下がれ」 「はっ」 《邪紋使いの元暗殺者》、いや玉兎は何一つ話すことなく部屋を辞していった。 退出し、ドアが閉まったのち、崩れ落ちる。 （…また、ちゃんと、しゃべれなかった） はたから見たら高慢な女主人が勝手に名づけていた場面だ。 #グランクレスト大戦

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鏡を見る。にっこり笑ってみる。そこに移るのは眼光鋭い女性が不遜な不適な高慢な顔をしている。口の端があがるが、「よろしくっ」より「この下郎が！」と罵っているほうが似合う表情だ。 せめて、ちゃんと心と表情が連動してくれればいいのに。言葉も心どおりの言葉が出ない。 #グランクレスト大戦

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それでも。それでも。頑張ることをやめる理由にはならないから、笑える努力をしよう。脳内でファンファーレと紙ふぶきが舞い、大爆笑していても 「申し訳ございません」と突然土下座する人が後が立たなくても。 そう、私には夢がある。 #グランクレスト大戦

エルフリーデ @Elfriede7777

ドレスでもズボンでもいい。ふんわりとした白い服を着て、今も机にこっそりしまってある真珠色のリボンをつけて、友達と一緒に噴水そばのテーブルでお茶を飲みながら、楽しくおしゃべりするのだ。 友達の性別は問わない。そんな勿体無いことしない。 #グランクレスト大戦

エルフリーデ @Elfriede7777

ドレスは立場上よく着るが、なんていうか、胸元どーんとあいたり、背中がぱっかり空いたりとセクシー系かつ、赤系、黒系のドレスばかりだった。 わかる。やわらかい色が似合わないのだ。鎧は白でも、ドレスは派手だった。もっと可愛いの着たい。リボンつけたい。 #グランクレスト大戦

エルフリーデ @Elfriede7777

「…（へこんでいてもしょうがない。うん、練習あるのみっ）」 夢のために、今日も鏡の前で顔の運動をはじめる。 『エルフリーデ様が今日も蔑みの目で嗤っていらっしゃった』という家人の言葉は平常運転。 「…（ま、まけないっ。いつか庭でお茶を…ゴゴゴゴ）」 #グランクレスト大戦