グランクレスト大戦×天下繚乱RPG『“勇者同心”獅子王丸アトラタン旅立ちの巻』解説なし版
- shieldother
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【パ/内政/調査点7】“勇者同心”獅子王丸@連合は闇魔法師のアジトを発見。惜しくも逃げられたが謎めいた計画書が残されていた。HP-4、SP+4。支援を得られれば調査点+1。支援した者はHP-6、調査点… appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦
2015-04-07 00:01:06≪事前のお知らせ1≫ フォロワーの皆様にご連絡いたします。暫くの後“勇者同心”獅子王丸の最終診断結果を受けてのGC大戦エンディングのツィートを開始します。 多少連続して投下することもあるかと思いますので、お目障りの方は明朝までミュート設定をお願いいたします。
2015-04-11 23:46:02≪事前のお知らせ3≫ またセリフの多い賀茂刀子さん@kodamareika の人となりを事前にチェックしておかれると話が早くなります。 そして本文中で刀子さん側の描写が少ない部分はそちらにて補完をお願いします。
2015-04-11 23:48:17≪事前のお知らせ4≫ しばらくの後、ツィートを始めますのでミュート設定されるかたはお願いします。 (※なお後日Toggeter等にまとめ直す予定) それでは… グランクレスト大戦&天下繚乱RPG 『勇者同心 旅立の巻』 百花繚乱綾錦、いざ開幕!
2015-04-11 23:58:12【勇者同心旅立の巻1】 獅子王丸が闇魔法師のアジトで見つけた計画書には パンドラを支援している者たちの名前があった。 キクラヴォス デスクローム将軍 ウィリアム・ガル博士 共にアジトに踏み込んだ勇者たちも聞き覚えがない名前に暗号ではという意見が挙がる。
2015-04-12 00:14:24【勇者同心旅立の巻2】 「こうなったら拙者の造り主である波多利郎様に通信できいてみるでござるロボ」 波多利郎(ぱたりろ)…賀茂波多利郎度摩利音羅(かものぱたりろどまりねら)。北町奉行所に協力する陰陽師・賀茂家の現当主にして獅子王丸を作った天才少年陰陽師である。
2015-04-12 00:30:31【勇者同心旅立の巻3】 「獅子王丸よ、おぬし江戸にいる波多利郎と連絡がつくのか?」 獅子王丸と同じく江戸よりアトラタンに渡って来た賀茂刀子@kodamareika が不審そうに尋ねる。 ちなみに本来平安時代の人間だった刀子の遠い子孫が、江戸における賀茂家当主・波多利郎にあたる。
2015-04-12 00:31:55【勇者同心旅立の巻4】 「つくでござるロボ。そもそもこ地に拙者を送り込んだのは波多利郎様でござるロボ」 「なんじゃと?!」 「その証に拙者は投影体ではないでござるロボ。拙者は獅子王丸本人(?)でござるロボ」 聞けばアトラタンの人々を苦難から救うべく獅子王丸を送り込んだのだそうだ。
2015-04-12 00:33:39【勇者同心旅立の巻5】 「我が子孫ながら嘘くさいのう」 刀子が疑うのも無理もない。波多利郎は小銭集めが趣味の守銭奴なのだ。 間違っても赤の他人のために慈善事業などするわけがない。 さっそく獅子王丸が波多利郎に通信を繋ぐと波多利郎が刀子の呼び掛けに答えた 「なんでしょう、ご先祖?」
2015-04-12 00:38:58【勇者同心旅立の巻6】 「波多利郎、おぬし この地に獅子王丸を送り込んで何を企んでおる?」 「企むなんて人聞きの悪い! この僕は御先祖から受け継いだ正義の心で異界に住む無辜の民を…」(※御先祖=刀子のこと) 「正直に言えば今度会ったとき殴らないでおいてやる」 刀子の声に殺気が籠る
2015-04-12 00:45:34【勇者同心旅立の巻7】 「……投影体の仕組みを解明して金品を無限に増やしての一儲けを企んでました」 「よし、今度会ったときにぶん殴る」 賀茂家の子孫と先祖の心温まる会話はさておいて話題は計画書にあった三人の名前に移る。 キクラヴォス デスクローム将軍 ウィリアム・ガル博士
2015-04-12 00:48:06【勇者同心旅立の巻8】 キクラヴォス。 七年後の滅亡が定められた地球に君臨する巨大企業ヘリオス社のCEO。 全身を機械化しポストヒューマン・カラテという自ら考案した武術の達人。 人間全てを機械化しカラテで鍛えることで滅亡も乗り越えることを夢見る狂人。
2015-04-12 00:49:48【勇者同心旅立の巻9】 デスクローム将軍。 機甲歴と呼ばれる世界の地球に侵略をしかける異次元生命体メタガイストの首領。 人間を超える知能、冷静沈着な指揮能力、そして清濁併せ吞む器量を持ち合わせた鋼鉄の武人。 地球を守護する巨大ロボ「ガーディアン」たちとの戦いを繰り広げている
2015-04-12 00:54:12【勇者同心旅立の巻10】 ウィリアム・ガル博士。 通称・地獄博士(フロム・ヘル)。アルビオン王国の典医を務めるブルドックの獣相を持つ医師だが、その正体は三千世界制服を企む秘密結社VF団の最高幹部・八部衆の一人。獣化兵とバンダーラ、二つの改造人間作成技術を修得した恐るべき天才
2015-04-12 00:56:26【勇者同心旅立の巻11】 この三人が異世界からパンドラを支援しているのだと計画書は示していた。 そして近々この三人がアトラタンに大規模な兵力を送り込もうとしていることも。 つまり現有する戦力を失おうともパンドラは以前を遙かに凌ぐ規模で復活する
2015-04-12 01:01:07【勇者同心旅立の巻12】 このことを理解した刀子と獅子王丸は決意した。 「これは誰かが奴らの世界に行き、元を断たねばならぬのう」 「そしてそれが出来るのは拙者たち界渡り…蘭学でいうフォーリナーまたはオーヴァーランダーのみでござるロボ」
2015-04-12 01:02:46【勇者同心旅立の巻13】 「しかし三人もおったのでは、我ら二人では一人足らぬのう」 例え二つの異界からの増援を喰い止めても、残る一つから強大な増援が来ては脅威なことに変わりない。 「そのことですがご先祖…三人のうちのウィリアム・ガル博士は江戸に来ております」
2015-04-12 01:04:19【勇者同心旅立の巻14】 「なんじゃとーッ(でござるロボーッ)?!」 しれっと重要情報を言う波多利郎に声を揃えて驚く刀子と獅子王丸。 聴けば問題のウィリアム・ガル博士は英国の外交使節付きの医者として江戸に来ているという。 「…いやいや、さすがに犬の顔した奴は怪しまれるじゃろ!?」
2015-04-12 01:06:24【勇者同心旅立の巻15】 「異人ということで『犬っぽいけど異人だし』で済んでます」 「……。」 「ちなみにルール的にはご先祖と同じ“異邦人”の自動取得特技《異貌の仮面》による効果の拡大解釈ですな」 「いやいや、我のは『平安の世の人間だと判らぬように』だから一緒にするでない!」
2015-04-12 01:07:51【勇者同心旅立の巻16】 超時空時代劇TRPG『天下繚乱RPG』を知らない人を考えないメタな会話はともかく、問題の一つは解決した。 江戸にいるウィリアム・ガル博士は波多利郎率いる賀茂家と、獅子王丸が所属する北町奉行所が対処するだろう。
2015-04-12 01:09:20【勇者同心旅立の巻17】 例え博士が如何に恐るべき敵であっても、江戸には多くの英傑がいる。 彼らがいる限り江戸は守られ、アトラタンに増援が来ることはないことは明白だ。 こうなれば残り二人の黒幕をどうするかだけ。 「刀子殿はどちらに参られたいでござるロボ?」
2015-04-12 01:10:14【勇者同心旅立の巻18】 「大物相手の立ち回りも捨てがたいが、この山も砕こうという“ぽすとひゅーまん・からて”とやらとの力比べをしてみたいのう」 「拙者も将軍に対抗している“めたるらいぶ族”の頭領・スターブレイズ殿にお会いしたいでござるロボ」 こうして行く先も決まった。
2015-04-12 01:11:03【勇者同心旅立の巻19】 アトラタンの地を救うため、アトラタンの民では倒せぬ悪を倒しに行くことに迷いはないしかし、戦乱未だ収まらぬこの地を、一時なりとは世話になった人々をそのままにして旅立つことに迷いはある。 しかも異世界からの増援なくともパンドラの戦力は未知数なのだ。
2015-04-12 01:12:14【勇者同心旅立の巻20】 そんな二人の迷いを払ったのは、二人がこの地で出会った人々だった。 ≪ここでお知らせ~≫ 本来なら皆様のPCお一人ずつと別れの場面を描きたいのですが時間が足りません。 書きたくないわけではないで、希望する方はお知らせください。 後で書かせていただきます。
2015-04-12 01:14:53【勇者同心旅立の巻21】 「勇者よ、行きたまえ。…いや、違うな」 事の顛末の報告を受けた連合の盟主、アレクシス・ドゥーセは言った。 この地の民ではない君達がこの地のために戦いに向かおうとしているのを、どうして止められようか。 「この地も住まう者すべてに代わり礼を言わせてほしい」
2015-04-12 01:18:08