CSIIユーザーズミーティングまとめ#iddm

能勢謙介氏による第6回CSIIユーザーズミーティング医療講演から。
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能勢謙介 @nose_kensuke

第6回CSIIユーザーズミーティングの医療者講演は、大阪市立大学小児科・川村智行先生から。テーマは「1型糖尿病におけるSAPからクローズドロールプシステムへの道筋 620Gがはじまり」。 #CSII USRS MTG 01 #type1 #iddm

2015-04-19 14:15:21
能勢謙介 @nose_kensuke

1型糖尿病の基礎追加インスリン療法の考え方。超速効型インスリンと時効型インスリン、そしてインスリンポンプ療法の登場によって、基礎インスリンと追加インスリンの役割分担が明確になった。 #CSII USRS MTG 02 #type1 #iddm

2015-04-19 14:15:33
能勢謙介 @nose_kensuke

基礎インスリンは、「血糖がどんどん下がっていく」ような量ではダメ。それは「合っていない」ということ。1型糖尿病の場合、血糖値が「水平移行」するように注入量を決めるのが鉄則。 #CSII USRS MTG 03 #type1 #iddm

2015-04-19 14:15:39
能勢謙介 @nose_kensuke

カーボカウントの実際。インスリン/カーボ比やインスリン効果値は、同じ人であっても、時間帯によって異なる場合が多い。なので、それぞれ別々に調整する必要がある。 #CSII USRS MTG 06 #type1 #iddm

2015-04-19 14:16:00
能勢謙介 @nose_kensuke

例えば、眠前の血糖値が120で、翌朝が195だとすると、夕食後から眠前まで十分な時間が空いているか、高脂肪食、高タンパク食ではなかったか、などを考える。 #CSII USRS MTG 07 #type1 #iddm

2015-04-19 14:16:07
能勢謙介 @nose_kensuke

また、夕食前に220、205などのように高いとすれば、間食を食べていないか、基礎切れを起こしていないか、昼食のインスリン不足がないか…などを考える。 #CSII USRS MTG 08 #type1 #iddm

2015-04-19 14:16:13
能勢謙介 @nose_kensuke

夕食後が高い時には、尿中に排出される(漏出する)分などがあるので、インスリンカーボ比はあまり考えなくてよい。 #CSII USRS MTG 09 #type1 #iddm

2015-04-19 14:16:20
能勢謙介 @nose_kensuke

ベースが合っていることを前提とした場合、高血糖状態の時に1単位だけ打てば、1単位でどのくらい下がるか、すなわち時間帯毎のインスリン効果値が把握できる #CSII USRS MTG 10 #type1 #iddm

2015-04-19 14:16:32
能勢謙介 @nose_kensuke

残存インスリンについて。超速効型インスリンは、注入を止めると3〜4時間で全て吸収される。1時間で30%、2時間で60%、3時間で90%が吸収される。「3・6・9」で覚えると覚えやすい。 #CSII USRS MTG 15 #type1 #iddm

2015-04-19 14:17:19
能勢謙介 @nose_kensuke

CGMでデータを見る場合、必ず食事内容や運動などのエピソードを必ず記録すること。それらも突き合わせた上で、基礎や追加が適切かどうか、総合的に検証していく。 #CSII USRS MTG 21 #type1 #iddm

2015-04-19 14:18:12
能勢謙介 @nose_kensuke

CGMは、血液そのものではなく、間質液の電気・化学的反応から、血糖値を「推定」して“血糖値”として表示している。よって、これらは「実測値」ではない。 #CSII USRS MTG 23 #type1 #iddm

2015-04-19 14:18:25
能勢謙介 @nose_kensuke

620Gは、日本語化されていたり、防水であったり、非常に詳細なレポートが上がってきたりと、従来のポンプと比べてもかなり使い勝手がよい。 #CSII USRS MTG 25 #type1 #iddm

2015-04-19 14:18:36
能勢謙介 @nose_kensuke

ただし、血糖測定のセンサーは1個が6000円するので、「失敗しないように」「無駄にするな」といつも患者さんを脅している(会場笑)。 #CSII USRS MTG 26 #type1 #iddm

2015-04-19 14:18:50
能勢謙介 @nose_kensuke

低血糖の時は、すぐにブドウ糖を入れること。そしてその一方で、一旦ブドウ糖を入れたら、慌てて追加してブドウ糖を入れるのではなく、10〜20g入れた上で、しばらく我慢する。慌ててどんどん食べてしまわないこと。 #CSII USRS MTG 30 #type1 #iddm

2015-04-19 14:19:19
能勢謙介 @nose_kensuke

CGMから分かってきた問題点。食後のボーラス投与、ボーラス忘れ、低血糖への過剰対応、カーボカウントミス、ボーラス不足、過剰な基礎レート、高血糖の過剰補正など。 #CSII USRS MTG 32 #type1 #iddm

2015-04-19 14:19:34
能勢謙介 @nose_kensuke

これからのインスリン。時効型としては、3倍濃度のランタス、PEGリスプロ(肝臓で効くインスリン)、スマートインスリン(ある値よりも高い場合だけ効果が発揮されるインスリン)など。 #CSII USRS MTG 35 #type1 #iddm

2015-04-19 14:19:54
能勢謙介 @nose_kensuke

1型糖尿病医療の問題点は?→1型糖尿病の血糖コントロールの問題は、手技や知識の問題よりも、まず心の問題であることが少なくない。これを医療者が理解していないことが多いので、「動機付け面接」の考え方を普及させたい。 #CSII USRS MTG 43 #type1 #iddm

2015-04-19 14:20:45
能勢謙介 @nose_kensuke

1型糖尿病医療の問題点は?→1型糖尿病の血糖コントロールの問題は、手技や知識の問題よりも、まず心の問題であることが少なくない。これを医療者が理解していないことが多いので、「動機付け面接」の考え方を普及させたい。 #CSII USRS MTG 43 #type1 #iddm

2015-04-19 14:20:45
能勢謙介 @nose_kensuke

1型糖尿病医療の問題点は?→1型糖尿病の血糖コントロールの問題は、手技や知識の問題よりも、まず心の問題であることが少なくない。これを医療者が理解していないことが多いので、「動機付け面接」の考え方を普及させたい。 #CSII USRS MTG 43 #type1 #iddm

2015-04-19 14:20:45