- WhiteGameMaster
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初ヶ瀬マキナTRPG用
@ironyfateTRPG
「……」 顔に水を浴びせ、それを拭ったあと、時雨は一旦自室に戻る。 ここまで、実は深呼吸すらままならなかった時雨だったが、鏡台の前に置かれた、結び目の切れたお守りを見て……深く、溜息を吐く。
2015-04-20 22:00:00
初ヶ瀬マキナTRPG用
@ironyfateTRPG
それは、先の戦いで握り締めた、曙からのお守り。潮風と爆風を浴びて少しばかり煤けたそれに、時雨は微笑みかける。 「……また、助けられちゃったね……」 その瞳に映るのは、お守りと、それを渡した――。
2015-04-20 22:02:34
初ヶ瀬マキナTRPG用
@ironyfateTRPG
「……」 今一度、深呼吸をして、時雨は鏡を見直す。 まだ元気一杯、とは言えないが……戦いに、任務に臨むには十分だ。 『周りに相談するんだな』 ル級の声に押されるように、時雨は再び、ドアを開いた。
2015-04-20 22:04:34
WhiteGM
@WhiteGameMaster
時雨が部屋を退出したのをみて、叢雲は時雨の心の傷の深さを見誤っていた事を心の中で悔いていましたが、再び執務室に現れて「任務を受ける」と言った事に目を丸くするでしょう。 何度も念を押しますが、それでも叢雲の眼を真っ直ぐ見て応える時雨に叢雲は「任せるわ」と短く告げるでしょう。
2015-04-20 22:29:11
ひろ
@Al2O3ba
「ええ。改めて、作戦遂行、がんばりましょうね。」 その言葉に頷くと、先程よりもしっかりとした表情や受け答えにすこし表情をゆるめ、時雨の肩に手を置きます。 「……私と電がいつも側に居ること、わすれちゃだめよ。」
2015-04-20 22:46:54