Droonga 1.1.0での「hot add」の仕組みの説明

2015年4月29日付けでリリースしたDroonga 1.1.0 http://droonga.org/news/2015/04/29/release.ja.html ではreplicaノードのhot addが可能になったという事が最大のトピックでしたが、それがどのように実現されているのかについての説明です。
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そうしてA,Bの書き込みバッファから送られたメッセージをCが処理しきると、A,B,Cのデータベースが同期された状態になります。これで、Cのreplicaとしてのhot addは無事完了です。

2015-05-03 12:09:04
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このような仕組みなので、書き込みバッファの処理速度を上回る激烈な速度でレコード追加のリクエストが流入していると、残念ながらhot addの仕組みは期待通りに完了してくれません。この点にはくれぐれも注意が必要です。

2015-05-03 12:11:00
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BからCへのデータコピーは、ネットワークの負荷を考えて今のところは100レコード毎秒のペースで少しずつコピーするようにもなっていて、これも気をつけないといけない点です。毎秒100レコードを超える速度でレコード追加のリクエストが流入していると、やはりhot addはできません。

2015-05-03 12:13:27