忍殺二次創作【バイオテック・アゲインスト・ブルタル・ネイチャー】♯2（実況付き）

鹿奈しかな a.k.a SS @RiverInWestern

ここにきてクローンヤクザ軍団はほぼ壊滅！残るはそれぞれのイクサを続ける三組のニンジャのみ……否。「おお、ゴウランガ」地面から顔を覗かせたマイコロジストが、感心したように呟いた。まさか偶然遭遇したニンジャたちがあそこまで強いとは。サイオー・ホースだ。56 #4215tk

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この好機を逃す理由はない。マイコロジストはこっそりとその場を離脱「イヤーッ！」「アイエッ！？」その時、振り向いた彼女の眼前に細長い影が落下！「イヤーッ！」「い、イヤーッ！」掴みかかってきたそれを、マイコロジストはバイオ筋力を活用し突き飛ばそうとする！57 #4215tk

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だが、ナムサン。その一撃は空を切った。細身の影はわずかに体を傾かせただけでそれを回避し、枯れ枝めいた細い両腕でマイコロジストをホールド！「ンアーッ！？」「イヤーッ！」さらにその脇から二対の枯れ枝めいた腕が展開し、マイコロジストを締め付ける！58 #4215tk

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「ンアーッ！ま、待ちなさいファスミドス=サン！助けた恩を忘れたので！？」「ビョーキトシヨリヨロシサン」喚くマイコロジスト。枝で作られた人形めいた異形のニンジャ、ファスミドスは首を傾げる。「彼は優秀なバイオニンジャへ生まれ変わりました。私の手によって」59 #4215tk

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ファスミドスの後方から聞こえた声に、マイコロジストは身を強張らせた。「服従(サブジュゲイト)。それが私のジツです」接近するニンジャの装束は濃緑。それに金の渦巻き模様があしらわれている。「ドーモ、ツキヨ・タイラ=サン。サブジュゲイターです。貴女を確保します」60 #4215tk

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【バイオテック・アゲインスト・ブルタル・ネイチャー】♯2終わり。（おそらく）最終セクションの♯３に続く #4215tk