【GUNNER】- Equipment of "Fleet Girls" -

AKITO @MASKEDGUNNER

「-イクイップメント・オブ・フリートガールズ-」

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……ある日のこと。「乱れ舞う剣の世界」にて、刀剣の意思を具現化する力を駆使し、その刀剣の付喪神、「刀剣男子」らと共に、襲い来る敵と戦い続けていた仮面ガンナー。その戦いは激しさを増すが、仮面ガンナー自身の欲望が満たされていたのは言うまでもない。 1

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この世界にたどり着いたのには理由がある。それは、とある別の世界に干渉しようとしたが、その世界に拒絶され、はじき飛ばされた先がたまたまこの世界だったから、というものである。 2

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しかし、仮面ガンナーはライザーを通じてとあることを知る。それは、「拒絶されたはずの世界の入口が少しだけ開いた」というものだった。仮面ガンナーがこれに興味を示さないはずがない。 3

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仮面ガンナーはとある刀剣男子を本丸の自室へ呼び出した。…「陸奥守吉行」……かの坂本龍馬が所持していたとされる打刀で、「乱れ舞う剣の世界」における、最初の仲間であった。 4

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「……すまない…突然だが…俺には行かねばならない場所がある…前々から…少し興味を持っていたところでな…」仮面ガンナーがそう告げると、陸奥守吉行は軽くうなずいて、仮面ガンナーの肩を軽く叩く。 5

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「お前に…俺が不在の間…部隊の指揮を頼みたい……できるか……？」仮面ガンナーがそう続けると、陸奥守吉行は大声で「がははは！大丈夫じゃ！まーかせちょけ！」と、自信満々に言った。 6

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この「乱れ舞う剣の世界」では最近、大阪城の地下に財宝が眠るという噂が流れており、その調査を中心に彼に任務を託し、仮面ガンナーは開いた世界の入口へと飛び込んだ。 7

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………降り立った場所は海の上だった。座標を割り出そうにも情報が少なすぎる。仮面ガンナーは龍玉の力で海上を滑走しながら、辺りの調査をすることにした。 8

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しばらく進んでいると、遠くの方から爆発音が。気になって近くまで寄ってみると、どうやら戦闘が起こっているようだった。仮面ガンナーはその様子をうかがうことに。 9

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一方は武装した少女が一人。あれが話に聞いた「艦娘」だろうか。「繋がりし世界」でリカルド・ベレンゲル提督が言ってた通り、装備している武装はまるで戦艦のような見た目をしていた。 10

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もう一方は異形の形をした怪物だった。あれについてはデータが無い。仮面ガンナーはますます興味がわいた。幸い、パワードスーツが展開可能である。仮面ガンナーはライザーを取り出し、敵に向かって突進した！ 11

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「Rise up…！」突進しながら叫ぶ。すると仮面ガンナーの身体が瑠璃色の光に包まれ、光が消える頃には、仮面ガンナーはパワードスーツに身を包んでいた！「仮面ガンナー…ヴァリアブルスタイル…！」 12

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仮面ガンナーは艦娘と敵勢力の間に割り込んだ。「さあ…蜂の巣にしてやる…！」艦娘も敵勢力も驚いたようだったが、新たな敵の出現に戸惑いながらも、異形の敵勢力は仮面ガンナーに襲いかかった！ 13

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「グオォォォォァァァ！！！！」ドォン！ドォン！敵勢力の３機のうちの２機が突進しながら砲撃する！ だがそれを全て避け、仮面ガンナーは突進してきたうちの一機に肉薄する！そして！ 14

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「爆砕…！ スプレッドォォォ……バーストッッッッ…！！！」ドガァァァァァン！！！至近距離で炸裂した敵が、頭部を大きく破損させた状態で仰け反る！武装も全て破壊され、戦闘の続行は不可能だ！しかしそれを見たもう一機が、仮面ガンナーの側面から襲いかかる！ 15

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「甘い…！！」すぐさま別の弾薬を装填し、そのもう一機に振り向き、装填した弾薬を撃つ！バン！バン！バン！敵の頭部に弾頭が着弾したが、何も起こらない！そんなことも構わず、敵はその拳で仮面ガンナーを攻撃しようとした！その瞬間！ 16

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ドガァァァァン！！敵の頭部に着弾した弾頭が、突然として爆発を起こした！！「……フォトンアーツ…『グレネードシェル』……」そう仮面ガンナーがつぶやくと、突進してきた敵機は先ほどの個体と同じく頭部を大きく破損させ、先ほどの個体と共に後退した！ 17

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「すっごい…イ級を一瞬で二隻も…」その光景を眺めていた艦娘は驚いていた。それもそのはず、自分一人では到底敵わないであろう敵勢力が、一瞬にして壊滅寸前にまで追い込まれているからである。 18

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仮面ガンナーは自ら撃ち込んだグレネードシェルの爆風のエネルギーで後方に空中バック転で移動し、残った敵一機と距離を取る。そして、呆然と立っていた艦娘に近づき質問した。 19

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「あの敵…イ級とか言ったか…ではあいつは何と呼ぶ…？」仮面ガンナーは残る敵を指さした。「あれは軽巡ホ級ですよ。さっきの二機のボスって感じなのです。」艦娘は答えた。 20

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「そうか……じゃあ倒せそうだな……」そう言って仮面ガンナーはホ級に向かって通常弾を撃つ！バン！バン！しかし、通常弾はその装甲に弾かれてしまった！「何だと………！？」弱そうな部分を狙ったつもりだが、それすらも通用しなかったことに驚く仮面ガンナー。 21

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そして、ホ級の反撃！その主砲から砲弾が仮面ガンナーに向けて放たれる！ズドォン！ズドォン！避けきれず、まともに受けてしまう仮面ガンナー！ドォォォォォン！！「ぐぁぁっ…！！」 22

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その衝撃でパワードスーツが解除される！龍玉の力で形成された装甲から、全身緑の特殊部隊のような装備、そしてガスマスク。生身の姿でも仮面は装着していた。 23

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まともに動けない仮面ガンナーを殺そうと、敵はさらに砲撃する！ズドォン！ズドォン！絶体絶命のこの瞬間、その攻撃から仮面ガンナーを庇う者がいた！艦娘だ！ 24