アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、「物や自然はキャラ」、および高屋敷氏的テーマからジョー2最終回を探る

まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏特徴の一つ、流れるように言いやすい早口長セリフやリズム感は、同氏大好き明白、寅さんの早口口上（見上げたもんだよ屋根屋のふんどし…など）から来ていると思う。一回測ってみたが200字以上を37秒内。 ピーチと王子の幸せを願い旅立つマリオ劇場版も、失恋し旅立つ寅さんに似てる

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モノには命がある…は、同氏めぞん一刻脚本にも相当出ている。木の葉や風の間が相当長くドラマ性がある。五代が落としていった、保育園の子供用の積み木を、五代の象徴として響子が優しくなでるシーンとかにも出ている。保育園で働く五代は原作通りだけど、これも同氏の好きな擬似家族でもある

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高屋敷氏脚本（元夫人の金春氏と共同）うる星やつら劇場版「いつだってマイダーリン」、色々踏まえると、もうあらすじからして高屋敷氏特徴ある。さらわれたあたるを仲間と共にラムが救出に行く、洗脳されたあたるが連呼、ゲストカップルの幸せを願う…等。ラブコメで博愛をやったので賛否両論なのかも

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高屋敷氏脚本らんま13話、実況アナの超早口だが流れるような長セリフ、測ったら51秒内400文字…1分内かw しかも、外のメガホンから聞こえる、場内が想像できるシーンで、げんまパンダが場内に入ると本当にその状態のシーン。凄い上手い演技と思ったら声がセイラさん、ランちゃんの井上遥さん

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高屋敷氏脚本らんま13話、試合シーンが複雑なリボンやフープ回転、全身回転など超作画の連続だが、作画が息切れ起こしそうな点でげんまの控え室の間、出崎鳥、外の様子に切り替わる。しかも原作を補完する、げんまが何故やかんを持ってきたかわる場面。演出コンテ時代の効率主義と脚本テクが合体

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劇場版マリオ脚本で判明した高屋敷氏の「もの・自然はキャラ」ポリシー、をふまえてチエ・カイジ・一歩の同氏脚本を所々見返したら凄かった。チエではJrが「どっかでお天道様が見てる」と言い、カイジはランプアップの後、親を受ける決意。一歩は、手を見つめ、見えないもの(愛)を握り締める

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高屋敷氏の「物・自然はキャラ」ポリシーを踏まえ見返した川尻善昭氏コンテ、高屋敷氏脚本のカイジ2期3話、ランプの支柱シルエットが手前に来る出崎式多層美術が出るが、単なる出崎式でなく、ランプが見守っている。勝ったカイジの顔が邪悪なのは、皆(弱者)の金だから。だから手前にペリカが来てる

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高屋敷氏の「物・自然はキャラ」ポリシーを踏まえた川尻善昭氏コンテ、高屋敷氏脚本のカイジ2期3話b 前も思ったが卒倒するカイジ→ランプアップ→心配する三好の顔が入るのは、仲間がいるという、ランプのサイン。三好の心配声も、ランプも言ってるように見える。現に三好メモがカイジ大逆転の起点

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高屋敷氏の「物・自然はキャラ」ポリシーを踏まえた川尻善昭氏コンテ、高屋敷氏脚本のカイジ2期3話b 7話までのランプ大活躍は、沼編の銀球と同じく、今まで班長に地獄送りにされた人達の魂も入ってるかも。まさに、お天道様が見てる。コンテの川尻氏が長い馴染みだから脚本の主張をコンテに出せる

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カイジ2期3話高屋敷氏脚本・川尻善昭氏コンテは、互いに長い馴染み・脚本やコンテ執筆時に出崎統氏が亡くなる直前だから出崎統式オマージュを使っただけでなく、何故それを使うのかの意図・ドラマ性が明確に出ている。前、出崎氏と身近な人ほど完コピをしないと感じたのもこれか

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カイジ破戒録は川尻善昭氏が8本もコンテ切ってるが、どれも酔いそうなくらいカメラの継ぎ目が見えない。これの元は出崎統氏や自身が原画した、ど根性ガエルの際の桂木氏のコンテなどに見られる。これに川尻氏は恐ろしいくらい精密な360度の視点や継ぎ目の無いズームイン・アウトを加算。

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継ぎ目の見えない360度カメラワークを川尻善昭氏が掴んだ一方、高屋敷氏は脚本から画が想像しやすく、物や自然のアップにドラマ性を持たせ、継ぎ目のない、流れるような台詞運び、話の圧縮・展開、台詞による3パンなどを掴んだと言える。また、馴染みだから互いの意図が手に取るように解るのかも

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高屋敷氏の脚本はコンテ演出補助どころか、新ど根性ガエル脚本あたりの、作画からコンテ演出にシフトした若手演出コンテと組む場合、まるで脚本からコンテ師を操って「描かせてる」ような恐ろしさが出て、Rideback1話すらそれ。そんなつもりないだろうしありえないが、そう見えるから怖い

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らんま13話脚本の楽屋ネタ会話に出てくるユッコが須田裕美子氏と目星をつけたのも、らんま望月監督と須田氏が参加作が共通するほか、高屋敷氏が脚本コンテ演出・バンクコンセプトまでやった、新ど根性ガエルで須田氏が作画から演出にシフトする初期段階だったこともある。コンテ修正か助言したかも？

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ところで、らんま13高屋敷氏脚本の楽屋ネタ会話のユッコは、顔の下から懐中電灯をあてて皆を怖がらせるイタズラをする、ひょうきんな子。須田裕美子氏がそうだった…？大体、ちびまるこちゃん演出・監督陣だし。 残り不明の「リコ」、新ど根性演出に清水玲子という人がいるが、はたして…？

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非常に勝手な推測だが、出崎哲氏特徴高速攻撃・超高低視点・正確な高速回転がバレーボール経験からで、高屋敷氏の特徴、自然や物はキャラ、博愛、疑似家族、お年寄りに優しい、は、優しいお年寄り(またはいてほしかった)に「お天道様が見てるよ」と子供の頃教えられた可能性すら考えられる

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高屋敷氏脚本・シリ構の蒼天航路1話、原作で幼少曹操のエピは色々あったと思うが(うろ覚え)、その中から、大好きなお爺ちゃんから預かった書物を賊に奪われ、その賊を「天も許さじ！」と鬼の形相で殺す(特徴・豹変)話を選び、許チョが「お月様は15個ある」と主張するのが同氏特徴がよく表れてる

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高屋敷氏の自然や物=キャラのポリシー、演出時もよく出てる。家なき子最終回、食卓にて「この席はビタリスさんのもの」とミリガン夫人が空席の意味を言い、椅子のアップが意味深。クライマックス、レミが男の顔になる場面は雪山、太陽が意味深。山にビタリスがオーバーラップ。ラスボス臭でじわるがw

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マリオ劇場版で明白になった、高屋敷氏のテーマ「物や自然はキャラ」、「勇気とは真の愛から生まれ、それが最強の物」年代順。エースをねらえ・家なき子演出、ジョー2、キートン、アカギ、カイジ、一歩3脚本。一歩になると目に見えない物を見つめ握る pic.twitter.com/vfaFnl4ufv

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高屋敷氏テーマ、「物や自然=キャラ」、見返して一番度肝を抜いたのはアカギ。1話、二筒の、もの言えぬ声を聞きアカギが南郷にアドバイスして南郷は一筒で助かる→終盤、アカギの生死を分けたのは一筒、つまり一筒に始まり一筒に終わるという構成。まさかアカギがここまで計算されてたとは今更驚き

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もともと、私はベタベタの恋愛ものより、老若男女全て出てきて、人の繋がり、つまり博愛が表れる作品が好き。恋愛感も友達の延長上が好み。つまり、子供の頃から大人になるまで、大好きな作品で何故高屋敷氏の名前をよく見るのかと言えば、無意識に自分の好みに合っているのを感じていたということか